皆さんこんにちは!
アニメ映画大好き「さき」です(#^.^#)
昔は声優さんになりたい!という夢を持っていたほど、幼いころからディズニー映画やジブリ映画などのアニメ映画に親しんでいた私。
今回は、そんな私の心をがっしり鷲掴みにされた、展覧会の話題についてご紹介していきます!
メディア内覧会の様子から展覧会の一部分を一挙にお見せします!
「アニメージュとジブリ展」
2021年12月9日から2022年1月10日までの期間、阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリー・阪急うめだホールで「『アニメージュとジブリ展』一冊の雑誌からジブリは始まった」が開催されています。
1978年に創刊された日本初のアニメ雑誌、「アニメージュ」。
アニメ雑誌のパイオニアとして、それまで作品の裏方として脚光を浴びることのなかった作家や制作の舞台裏などにクローズアップした記事を掲載するなど、ファンと作り手の架け橋となってきました。
今年で創刊43周年を迎えます。
この展覧会では、「アニメージュ」の創刊やスタジオジブリの設立にも携わった、スタジオジブリの代表取締役プロデューサー鈴木敏夫さんが編集した1989年11月号までのアニメージュをもとに、アニメの歴史を振り返るセル画やジオラマなど200点以上を展示。
アニメファン、ジブリファンにはたまらない、内容盛りだくさんの展覧会となっています。
メディア向け内覧会にナウシカ登場!
この日は、展覧会の開催に先立ってメディア向けの内覧会が開かれました。
内覧会では、展覧会を自由に内覧ができるほか、スペシャルゲストによるギャラリートークも行われたのですが…
登場したのは、なんと「風の谷のナウシカ」で主人公”ナウシカ”役を演じた島本須美さん!!
ナウシカのほかにも、「ルパン三世 カリオストロの城」のヒロイン”クラリス”や、「となりのトトロ」の姉妹サツキとメイの母親役など多くの作品に出演してきたベテラン声優さんです。
トーク中、スタッフから会場限定販売の”テト”のぬいぐるみを受け取った島本さん。
なんと、テトとナウシカが出会う、映画のワンシーンを再現してくれました!
鈴の鳴るような美しい大人の女性の声から、一瞬でナウシカになってしまった島本さんの素晴らしい演技力に大きな拍手が上がります。
「これぞプロの力だ!」と私も感激しました!
内覧会に出席したメディアから島本さんに、たくさんの質問が飛びます。
今回の展覧会への思いを聞かれた島本さんは、「アニメージュ」創刊の約1年後、1979年に声優デビューしたという自身の思いを重ねて「私の声優としての歴史が、すべてアニメージュに入っているので、とても親近感を感じます」と語ってくれました。
また、島本さんにとってのナウシカとは?という質問に対しては、「自分の声優としての原点に立ち戻る作品です」と話し、ナウシカへの並々ならぬ愛情も感させてくれました!
島本さんのギャラリートーク終了後、続いては展覧会関係者によるセレモニーが行われました。
関係者を代表して、スタジオジブリの代表取締役社長、星野康二さんが挨拶。
「東京・石巻会場と続いて、今回大阪での展覧会開催が実現したのは、日本のアニメーションを支えてきた人々の温かい思いがあったからこそ。一人でも多くの人に展覧会に足を運んでもらい、楽しんでほしい」と話しました。
展覧会の様子をちょっとだけお見せします!
さて、ここまで記事を読んでくださった皆さんにだけ特別に、今回の展覧会の様子を少しご紹介したいと思います!
今回の展覧会では、展示物をより魅力的に見せてくれる音声ガイドを用意しています。
ギャラリートークにも登場した、「風の谷のナウシカ」主人公”ナウシカ”役の島本さんが担当!
当時のアニメにまつわるエピソードや裏話、ナウシカの名セリフも収録しています。
1978年に創刊されて以来、12年間分の「アニメージュ」を集めた展示コーナー。
その時代を象徴するようなアニメ作品のキャラクターが表紙を飾り、アニメ界の歴史の流れを一気見することができます。
1982年2月号からアニメージュで連載を開始した、漫画「風の谷のナウシカ」。
展覧会では、スタジオジブリ誕生につながったナウシカの貴重な資料も多数展示されています。
劇場版のセル画は今回の展覧会で初公開!
皆さん、このシーン覚えていますか?
腐海の森の植物たちが放つ"瘴気”という毒に侵された世界で、人々を苦しめる腐海の森の謎を解くべく、ナウシカが腐海の森から植物の胞子を集めて育てていた秘密の地下室のシーンです。
細部まで書き込まれた美しいセル画をじぃっと眺めていると、まるで自分が物語の世界の中に迷い込んでしまったかのような錯覚を覚えます。
「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」「魔女の宅急便」といった初期のジブリ作品の映画公開時のポスターも展示されています。
今回のメディア内覧会で実は私、島本さんにインタビューすることができました!
「この展覧会で島本さんのお気に入りは?」と尋ねた質問に対して答えてくれたのが、この「風使いの腐海装束」の展示コーナーです。
映画「シンゴジラ」など数々の作品でキャラクターデザインなどを務めた造形師の竹谷隆之さんが監修。
等身大の大きさで再現されており、まるでそこにナウシカが存在しているかのような錯覚を覚えます!
こちらも同じく竹谷さんが手掛けた「巨神兵」のジオラマです。
迫力満点!
ナウシカ以外にも、「天空の城ラピュタ」に出てくる”空飛ぶ巨大な船”など様々なジオラマも展示。
とにかくいろいろなものを展示しているので見ごたえがあります!
会場内のショップには、展示会限定オリジナルグッズも多数取り揃えています。
ジブリ作品で登場した可愛いキャラクターのぬいぐるみやキーホルダーなど様々。
展覧会鑑賞のお土産にいかがでしょうか。
まとめ
このほかにも、まだまだ紹介しきれなかった展示物が盛りだくさんの「アニメージュとジブリ展」
多くの人々に愛されてきたアニメの所以が分かる、そんな魅力の詰まった展覧会となっています。
アニメ、ジブリファンの皆さんは、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
「アニメージュとジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった
会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー、阪急うめだホール
開催期間:2021年12月9日~2022年1月10日 ※2022年1月1日は休業
開催時間:10:00~20:00 ※12月31日、および催し最終日は18:00まで
入場料:【日時指定券】一般・大学生1500円、中高生1000円、小学生600円
公式HP