そろそろ梅雨も終了で本格的なかき氷のシーズン到来ですね!
今回、食べ歩きライター「くみょん」がご紹介するお店は、「BAR 華」さん。
BAR華のかき氷は、インスタ映えのみを狙ったかき氷とは一線を画したバーで体験するある種、不思議な「大人のかき氷」を提供されているお店です。
全国カキゴーラーの間ですでにその名の知れたお店ではありますが、ちょっと隠れていますので道順から説明させていただきます。
昼間に訪問したので人が少ない状態ですが、夜は賑わう梅田の阪急東通り商店街のその北の終点まで上がり、アーケードの切れたところを左に曲がります。
すると網敷天神社が現れます!
その前のビルの2階に上がるとBAR華さんです。
BAR華さんは、「大阪キタの料理人」でも紹介した岡本耕一マスターが営む、ミクソロジーバーという珍しいジャンルのバーです。
ミクソロジーとは何?
ミックスと科学を合わせた造語で、こちらのお店ではフルーツやお菓子、香辛料などを使った独創的なカクテルを提供されています。
「くみょん」は、以前その不思議なカクテルに惹かれて伺ったことがあります。
果物は、天満市場の神谷商店さんからデパートにも入っている果物です。
カウンターのみ12席のお店です。
BAR華さんの「大人のかき氷」
今回は、そんなミクソロジーから発展したかき氷を実食させて頂きました!!
カウンターにどかんと置かれた昭和なかき氷機が素敵です。
こちらのかき氷は通年提供、3種類のみ!
・イチゴアマレット
・フランボアーズ
・安納芋のティラミス
かき氷を始められてから6年間いっさいブレずに3種のみ!
かき氷が百花繚乱なこの時代にその潔さに拍手~(^^♪
安納芋ティラミスの出来るまで!
1番人気は安納芋ティラミスだそうで、そちらの製造工程をくわしーくご紹介!
①まずは大きめのブランデーグラスにかき氷を入れていきます。
普通のかき氷と同じなのは、この工程までです( ´艸`)
②安納芋・マスカルポーネチーズ・ラム酒・バニラアイス・生クリームで作ったソースをかき氷にタラ~っと投入。
③あんなに沢山だったかき氷が一瞬でシナ~っと下にたまりました。
目の前の展開に目がぱちくりんです。
④そして何気にマスターは綿あめマシーンに移動。
涼しいお顔で綿あめを作り始める。
➄わ~でっかいです!(^^;
夜店の綿あめ級の大きさです。
そして③のグラスにソ~っと綿あめ乗せて。
⑥ココアパウダーを振りかけます。
シュッとしたマスターのお身体が隠れるほどでかい綿あめ!
安納芋ティラミスの出来上がりでございます!
大きさがわかりやすいように、お酒のボトルを横に置きました。
その食べ方に再び驚く!!
出来上がりを目の前にして、きっと全員が思う事。
「これ、どうやって食べ始めたらいいの?」
マスターに、これまた詳しくご伝授いただきました。
撮影の為、マスターをこき使うクミョン(^^;
これから先は秒速ですので、撮影をされる方はこの前に素早くね!
2本の長めのスプーンで頂点からプニュ~っと押し込みます!
ええええ!わた飴を押し込むのかい!!!!
底のかき氷の部分がスプーンに付いても気にせず、どんどん綿あめをグラスに押し込み続けます。
まだまだ、押し込みます。
段々見ていて快感に変わってきました。
そしてこれが遂に実食スタートのお姿!!
最初からは想像もできないですよね?!
かき氷と綿あめの部分はあまり混ぜないようご注意!
食べると安納芋を感じます!
そしてそれを追うようにマスカルポーネとクリームの円やかな風味が溶け合って~、至極の美味しさ!
最初にかき氷にかけるソースがかなり低温に冷やしてあるので、最期まで氷が解けてしまうことなくシャリっと感が残ります。
大きなグラスを両手でもってグイっと飲み干します。
グラスに口を付けて飲むのが躊躇されたのですが、マスターによると最期まで楽しめるのがこちらのかき氷の特徴なのでOKということです。
かき氷を食べにいって最後に残ったびしょびしょと格闘、なんて心配はご無用です。
そして「大人のかき氷」なのでラム酒が入っています。
完食後は少しほろ酔い気分。
まとめ
桃のマティーニ・安納芋と響のカクテル・酢橘と黒胡椒のギムレットなどなど不思議なカクテルが提供されています。
BARで楽しむ「大人のかき氷」、如何でしたでしょうか?
夜にカクテルとかき氷をダブルで楽しんじゃうのも良いですね!
けど、かき氷はお昼に食べたいのよねーって方に朗報です。
土日祝のみですが12時~16時、かき氷を提供されています。
是非、目の前で実物をご覧になってくださいね♪