1969年、大阪屈指の高級住宅街「帝塚山」で営業をスタートさせたポアール。
洋菓子が高級趣向品であったころからレシピをほぼ変えずに販売をしているチーズケーキやモンブランは今も根強いファンがいるほどの人気の同店。
目にもあでやかなケーキのほか、チョコレート、フィナンシェなど手土産にぴったりの洋菓子も販売しています。
目でも舌でも味わえる洋菓子が揃う中、「大人の女性が密やかに愉しむお菓子」をコンセプトにしたブランド「shecret」を立ち上げました。
彼女=Sheと秘密=Secretの造語から生まれた「shecret」のお菓子とはいかに?!
酒粕とあっと驚く素材とのペアリングが斬新!
「shecret」から2021年7月22日に発売されたマカロンならぬ「酒カロンYAU(やう)」

酒カロンYAU(やう)のパッケージ
やうとは酔うの古語で、だんだん、しだいに、少しずつという意味。
食べるほどに酔い、お酒に酔い、そしてスイーツに陶酔するスイーツです。
酒粕を使用したマカロンなので、酒カロンと名付けられたYAU。
お酒を使ったマカロンね、お酒苦手の私には無理!という人ほど注目を!
お酒に苦手意識がある人であれば、日本酒飲んでみようかなと思ってしまうほどの酒粕の芳醇な香り、なめらかな味わいの虜になるはず。
しかも、酒粕に合わせた素材が斬新すぎてどんな味わいになっているのか気になりすぎるペアリングなんです。
5種類の斬新な味わい、デザインの酒カロンを早速ご紹介♪
5種類すべて真っ白ですが、トップの絵柄で味がわかるようになっています。

酒粕×いぶりがっこ×ビターチョコレート
秋田出身の筆者が一番気になったのが、酒粕×いぶりがっこ×ビターチョコレート
マカロンにデザインされた燻製の煙。
いぶりがっこが燻して作られていることからインスパイアされています。
いぶりがっこ独特の香ばしい香りや味わいがチョコや酒粕に負けてしまうのではと思いきや、チョコレートの甘い味わいを引き締め、酒粕の香りをマイルドにし、漬物の食感も感じられる斬新すぎる仕上がり。
食べ終わった後の鼻に抜ける酒粕の香りはたまりません。

酒粕×トマト×トリュフ
トリュフとトマトのTをロゴのようにデザインされた、酒粕×トマト×トリュフ。
イタリアンと日本が融合したような組み合わせはどんな味か。
トリュフソルト独特の濃厚な香りと酒粕の芳醇さが見事にマッチ。
少し甘さが強くなったころ、ドライトマトが現れ、味を引き締めてくれます。
スイーツというより前菜のような味わいです。

酒粕×ブルーチーズ×オレンジ
CheeseとOrengeの頭文字を輪のように並べた遊び心あるデザイン。
ブルーチーズの濃厚なわいが口の中いっぱいに広がったと思ったら、柑橘の酸味で後味爽やか。
食べた後、酒粕の芳醇な香りとオレンジのフレッシュな香りが鼻を抜け清々しい気分に!

酒粕×クリームチーズ×パッションフルーツ
CremCheeseの頭文字Cをパッションフルーツの弾ける味わいを表現したロゴのようなデザイン。
クリームチーズを使用しているだけあり、滑らかさはピカ一!
パッションフルーツの酸味で後味さっぱりと。

酒粕×苺×苺チョコ
いちごの花をイメージしたデザインはシンプルながらもキュートさ満載。
味も5種類の中では一番甘くいちごミルクのような味わいながらも酒粕が味をきゅっと引き締めるいい仕事をしてくれてます。
5種類のマカロンに共通しているのは外はさっくり中はなめらかな舌触りの食感。
とても柔らかいので、半分にカットするとほろほろと崩れるはかなさ。
最後に鼻からす~っと抜けるお酒の芳醇な香りはすべての酒カロンから感じられます。
酒好きはもちろん、苦手な人でも一度食べたら忘れられない斬新な味わいに驚きますよ!
チョコレートヌガーバー「holiccc」
紹介したYAUは「shecret」から発売された第二弾。
となると第一弾の彼女の秘密が気になりますよね。
第一弾は「holiccc」です。

チョコレートヌガーバー「holiccc」
中毒という意味のholicに、
Chocolate
Caramel
Cookie
の3つのCを付け加えた「holiccc」。
名前の通りチョコレート、キャラメル、クッキーが三位一体となったチョコレートヌガーバーなんです。
「shecret」ラインでしかも第一弾ときたら大人の女性を狂わすスイーツに違いないと期待に胸を膨らませて実食。
上部のチョコレート部分には唐草模様のようなおしゃれなアートを施してあり高級感たっぷり。
横を見るとおいしそうな三層がお目見え。
ヌガーバー特有の歯にくっつくようなもったり感は一切なく、逆に噛むごとにチョコレートの苦み、キャラメルの濃厚な甘み、バターの香り、そしてナッツの食感が口の中でとろけあい、口福のひととき。
ヌガーほど歯にくっつかずほどよい弾力が特徴で、噛んでいるといつのまにかとけてなくなっています。
甘くとろけるチョコレートヌガーバーはまさに淑女のためのスイーツ!
男女問わず、すべての大人を虜にする「shecret」のスイーツは、
夜長のお酒のお供に!
酒好きのお父さんへ!
彼氏へのスペシャルプレゼント
ワンランク上の手土産など、いろんなシーンで喜ばれること間違いなし!
堂島店限定スイーツ「苺の気持ち」
ポアールは本店がある帝塚山と堂島店にカフェスペースがあり、ポアールのスイーツ職人が丹精込めて作った至福のケーキを味わうことができます。

店内のようす
カフェスペースのかわいらしいイス。なんか見たことがある感じですよね。
ポアールで人気のシャルロットケーキを模したものなんだそう。
「かわいいイスに座って、キュートすぎるシャルロットケーキを食べれば夢見心地気分になるはず♪」との思いから、作られたのが堂島店イートイン限定の「苺の気持ち」です。

苺の気持ち
横から見るとイスにそっくりですね!
円柱のシャルロット型にスポンジケーキと生クリーム、いちごを詰め込み、ビスケット食感のムラングで覆った手間暇かかったスイーツ。
上部には薄くスライスしたいちごをたっぷりトッピング。
このままずっと眺めていたくなるような美しいルックスにうっとり。
早速、食べてみるとサクッとしているのに口の中にいれるとす~っととけていくムラング。
コクはあるのにはかなく消えゆく生クリームやスポンジ生地の軽やかさはくせになりそう。
美しいルックスを崩すのはもったいないと思いつつもスプーンが止まらなくなるおいしさです。
こだわりブレンドのロンネフェルト紅茶
ケーキのお供には、1823年創業のドイツの老舗紅茶ブランド「ロンネフェルト」がぴったり。
セイロンティーやアールグレイといった飲みなれたはずの紅茶でも深いコクを感じる紅茶は一口含むごとに味が少しずつ変化するのが不思議。
珍しい紅茶を飲みたい人におすすめなのが、「Pfirsich Garden」

ピーチガーデン
完熟の柔らかい桃とバーボンバニラをブレンドした香り高い紅茶で、ほんのり酸味を感じるので暑い夏にぴったり。
ガムシロップを少し多めにいれると甘味が増し、桃っぽい味わいがアップしますよ。
コーヒー、カフェラテ、エスプレッソのほか、ビワミンソーダといった果実酢の健康ドリンクもあります。
手土産を買ったついでに、ちょっと一息つきたいなというときにぴったりなおしゃれドリンクがそろってます。
常連さん一押しはプチシュークリーム
入口にあるショーケースには宝石のように輝くケーキがずらり。

ショーケース
ショートケーキにモンブラン、いちごのミルフィーユのほか、おめでたいときに送りたい鯛型のアップルパイといったものまであります。
そんなきらびやかなショーケースの一角に昭和のにおいがするプチシューがちらり。

プチシュー
小さいころ駄菓子屋で食べたような素朴な見た目のプチシュー。
常連さんに愛されるベストセラーなのだそう。
一見ごくシンプルなものの、食べてみるとくちどけのよさに驚くはず。
皮は薄く、カスタードクリームがぎっしり入り、見た目以上の食べ応え。
食べ応えも甘味もしっかり感じるのに、くちどけがいいので、あっという間に1個食べられちゃいます。
ちょっとおやつが食べたいなといったときにぴったりのサイズ感は自分へのお土産、ちょっとした手土産にどうぞ。
ただし、一口サイズでぱっくり食べられちゃうので、あっという間になくなっちゃいます(笑)
日持ちする洋菓子も充実のラインナップ
フィナンシェや焼き菓子などどれを選んだらいいかわからないほど店内には食べた過ぎる洋菓子が盛りだくさん。
ウィスキーとカカオを融合したお酒まであります。

店舗外観
手土産購入のみであれば、近くの北新地店も利用可能。
お土産を購入しがてら、カフェスペースで一休みしたい人はぜひ堂島店をご利用ください。
万人うけする定番スイーツから酒カロンといった大人の女性が心揺さぶられるスイーツまでおいしい喜びに出会えるお店です。