お久しぶりです!
大阪キタじゃーなるライターの「マッハ」です!!
ここ数年、バーバーブーム、つまりイケてる床屋さんが増えていることをご存知でしょうか?
そんなバーバーブームを牽引すると言っても過言では無いのが「MR.BROTHERS CUT CLUB」。
東京に3店舗、大阪は南堀江と展開している同店舗が2020年12月20日に中崎町にも新店舗をオープンされました!
さらにこちらの店舗では、渋谷のレコードバー「BLOODY ANGLE(ブラッディ・アングル)」との共同出店ということで、日本初のバーバーとバーが併設された「スピークイージースタイル」での営業。
※「スピークイージースタイル」については後ほどご説明いたします!
ということで、早速「MR.BROTHERS CUT CLUB 中崎町店/BLOODY ANGLE OSAKA TONG」へ潜入取材をしてきました!!
MR.BROTHERS CUT CLUB 中崎町店/BLOODY ANGLE OSAKA TONG
大阪駅と中崎町駅の真ん中、共に徒歩4分の好立地。
「大東洋ビル」のネオンに負けないインパクトのある外観が目印です。
店内に入るとタトゥーがバッチバチに入った強面なスタイリストさんがお出迎え。
(ちょっとビビりながら入店したのは秘密)
そして・・とにかくお洒落な店内に驚き!!
まるでアメリカのバーバーショップ!!
あたかも本場アメリカバーバーショップに来たような抜群の雰囲気!
建具や什器はビンテージを惜しげも無く使い、その上で別注したモノも織り交ぜ、細部にまでこだわり抜いてます。
革に店名刺繍のチェアもイケてます!
セットミラーの上部の金の文字はガラス面を削って金を埋め込む、ブリンブリンでゴージャス仕様。
ちなみにチェアは5つあって、全て英語で違う髪型が描かれています。
写真は「ポンパドール」ですね。
トイレはビンテージの扉の建具にペイント。
贅沢です。
トイレもカッコいい!
手洗いがシャンプー台になってる。遊び心あるー。
飾っている額にもセンスと遊び心。
是非ご覧ください。
ちょっとしたキャビネットさえオリジナル。
間違いなく、すごいお金がかかっている!!
お店曰く、「日本のバーバーで、ここまで内装にこだわっているお店はない」とのこと。
僕もそう思います!
スピークイージスタイルとは?
ここで冒頭でも触れた「スピークイージースタイル」について。
禁酒法時代のアメリカで、取り入れられた、「別のお店だと見せかけて、奥に進めば実はバー」というシステム。
例えるなら、映画の中で「中華料理屋の秘密の扉を開いたらマフィアのアジトだった」みたいなやつです。
それがスピークイージースタイル!
お酒が飲めるバーバー
バーバーの鏡が隠し扉になっていて、横にスライドさせると・・
なんとそこにはピンク色のエロチックな光に包まれたレコードバーが出現!
こちらが併設しているBLOODY ANGLE OSAKA TONGさん。
つまり、髪の毛を切ってから飲みに行くことも出来ますし、お酒を飲みに行くだけでもいいのです。もちろんお酒だけでなくコーヒーも飲めます。
さらに、バーバーで髪の毛を切ってもらっている時にバーのお酒を注文することも可能!!
(MR.BROTHERS CUT CLUBの他店舗では、バーの併設はしていないため瓶ビールの提供をされているとのこと)
これは斬新です!!お酒飲みながら散髪・・!オツですな。
ちなみにこの2店舗はそれぞれ別のオーナーが運営されていますが、オーナー同士が仲が良く、今回共同で出店することになったとのこと。
BGMはDJによるチョイスで新旧、ジャンル、洋楽邦楽問わずオールジャンルな曲が流れます。
気に入ったレコードは購入することも可能です。
ピンク色のライトの中で飲むお酒は幻想的です。
ウォッカベースのカクテル・ブルーハワイ・メロン・ベリーの3種類
オリジナルのグラスも可愛いですね。
メニュー表はこちら。
デートにもオススメなオシャレなお店なので、女性のお客さんにも人気。
バーバーで髪の毛を切っている時に、バーで女性が飲んでいたら、切ってすぐに飲みに行って声かけられます。
だって「切ってすぐ」って1番イケてる瞬間ですもん。自信満々で声かけちゃいそうです。なんつって。
スタイリストは個性派且つ実力者ぞろい
(スタイリストの方には写真撮影時のみマスクを外していただいております)
スタイリストさんは現在4名体制。
個性的でトークも楽しい方ばかり(怖くて言わされているのではありません)
もちろん技術面についても間違いなし、既に指名されるお客さんもおられるそう。
さらに、クラブでカットのショーをしたり、音楽に合わせてカット動画を作成したり、スタッフの方それぞれが新しいバーバーを追求されております!!
どのスタイリストさんにお願いするのかも楽しいポイントです!
今回は、店長の川口さんにお願いしました!
カットは6000円~です。
この「人間臭さ」が今の時代に求められている。
カットをしてもらいながら、色々お話しを聞かせていただきました。
スタイリストと喋るのが苦手という方のために、「喋らなくてもいい」美容室もある中で、同店舗は完全に逆光して、「ガンガン喋っていく」スタイル。
それは同グループがアメリカンバーバーカルチャーのあるべき姿として「大人の社交場」を創り出すことをコンセプトにしているから。特に中崎町店に関してはバーが併設されていることも相まって、よりコンセプトを体現するお店となっています。
スタイリストの皆さんは、喋りやすい空気感を創り、恋の相談や仕事の話で盛り上がる。
話が盛り上がりすぎて、カットが終わってからそのまま一緒にお酒やコーヒーを飲むこともあるそう。
その結果、髪を切らなくても飲みにくるだけの方や、バーを併設していない店舗だとスタイリストさんと喋りにくるだけの方もいらっしゃるとのこと。
お客さんとより深くコミュニケーションをとることが、お客さん一人一人のライフスタイルにあったスタイルの提案にもつながるのです。
さらに、お客さんとスタイリストだけでなくお客さん同士で仲良くなるケースも多く、バーで合コンを開催、ということもあるそうです!(いいな・・)
その結果、広告をかけなくても「このバーバーまじで良かったよ!」と口コミで来店する方が圧倒的に多いのだとか。
こんなバーバー他にないから、誰かに言いたくなる気持ちが凄く分かります!
ちなみに、お客さんの層は、二十代後半から三十代の男性がメインでスポーツ選手・ドクター・ラッパー・アパレル関係などなど幅広く学生さんもこられるそうです。
仕上がりはこんな感じ。
サイドパートでフェード(刈り上げ)をいれてカッコよく仕上げてもらいました!
(モデルが残念なのはノーコメントでお願いします)
スーツを着たり、ユルい私服を着たりする僕にぴったり。
どの服装にもあうフェードスタイル。
スタイリング剤は、フルジャパンメイドで世界的にも有名なポマードブランド「ブロッシュ」を使用。
しかも、一般で購入出来るものではなく、同店舗とバーバー界のレジェンド「BARBER SHOP APACHE」がコラボしてオリジナルで作っているとのこと。
一人一人にあったスタイルを提案してくれる。
仕上がり大満足です!
一発でファンになってしまいました!!!
今度は飲みに行ってみようと思います!
人と人との繋がりが希薄になってしまったこのご時世。
時代に逆行する、「イケてる」ローカルビジネス。
大人の社交場で髪を切るという選択肢はいかがでしょうか?
MR.BROTHERS CUT CLUB -中崎町店-
大阪市北区中崎西2-1-9
「梅田駅」「中崎町駅」徒歩4分
11:00~22:00/月〜土 11:00~20:00
無し
公式HP