UR都市機構とサイクルシェア連携でUR賃貸住宅にハブチャリポートが誕生!
認定NPO法人Homedoorは、独立行政法人都市再生機構と提携を結び、2020年3月よりサイクルシェアHUBchari(ハブチャリ)のポートを大阪市内にあるUR賃貸住宅17団地(140台分)にポートを新たに設置します。
HUBchariとは
自転車問題×ホームレス問題。大阪の二大社会問題を同時に解決
大阪府下219カ所(※)にあるポートであれば、どこでも電動自転車を借りたり返したりできるサイクルシェア事業です。
大阪市は、ホームレスの人や生活保護受給者が多く生活しています。
そこで、「ホームレス経験者の約7割が得意とする、自転車修理を活かした仕事づくりをしたい」という思いから、ハブチャリは2012年に始まりました。
自転車のメンテナンスや台数調整業務、バッテリー交換をホームレス経験者などのスタッフが行うことにより、雇用機会を創出し、路上生活からの脱出をサポートすることができます。
また、サイクルシェアの効果により違法駐輪や駐輪場不足などの自転車問題も解決し、さらにインバウンドの促進や市民の利便性の向上にも寄与します。
(※相互乗り入れを行う株式会社ドコモ・バイクシェアのポートも含む)
今回の連携について
関西圏100団地への設置を目指して
UR都市機構では、団地にお住いの方のさらなる利便性向上を目指し、これまで様々な取り組みをされてきました。
その中で、サイクルシェアにより交通手段の選択肢を増やし、さらに、地域にお住まいの方の利便性も向上することから、大阪エリアではハブチャリの導入を決定されました。
2020年3月より17団地に140台分のラックを設置し、運用を開始しています。
今後も、導入効果を検証しながら、UR都市機構では令和7年(2025年)度までに関西圏100団地へのサイクルシェア導入を目指しています。
今回の設置団地
大阪市北区(リバーサイドながら、さざなみプラザ、リバーサイドほんじょう)
大阪市都島区(アーベイン桜ノ宮駅前、都島リバーシティ、リバーサイドしろきた、リバーサイドともぶち第二)
大阪市阿倍野区(サンヴァリエあべの阪南、サンヴァリエ西田辺)
大阪市城東区(森ノ宮第2)
大阪市東成区(アーベイン緑橋)
大阪市中央区(船場淡路町)
大阪市大正区(千島、シティコート千島3丁目)
大阪市住吉区(サンヴァリエ東長居)
大阪市東住吉区(サンヴァリ針中野)
大阪市住之江区(住吉)
運営団体・認定NPO法人Homedoorについて
「ホームレス状態を生み出さない日本」を目指し、ホームレスの人や生活困窮者を対象に、仕事や宿泊施設の提供、相談事業などを行っています。
サイクルシェア・ハブチャリ事業を中心に、当事者の特技を生かした仕事づくりに力を入れ、年間750名の新規相談があります。