皆さんこんにちは。
お酒をこよなく愛する食いしん坊「まりりん」です(^▽^)/
今回はハロウィン直前ということで、ハロウィンにちなんだ恐怖の体験を取材してきました。
その名も「ゾンビ新幹線」!走行中の新幹線がホラーアトラクションに変身する、世界初のユニークなイベントです。
それでは、早速紹介していきます♪
走行中の新幹線を使ったお化け屋敷『ゾンビ新幹線』
2024年10月19日(土)、株式会社怖がらせ隊は、JR東海道新幹線「のぞみ」号を使用した世界初の走行中新幹線内ホラーイベント『ゾンビ新幹線』を開催しました。
そんな恐怖の企画を開催した株式会社怖がらせ隊ですが、新型コロナ対策から⽣まれた「ドライブインお化け屋敷」「絶叫棺桶」をはじめとし、バンダイナムコアミューズメント「ナンジャ怨霊フェス」シリーズ、ラグーナテンボス様「withコロナ ホラーフェス」など、全国で数々のユニークなホラーイベントを手掛けているプロ集団。
そして今回は、新たな試みとして、走行中の新幹線を舞台にしたお化け屋敷「ゾンビ新幹線」を世界で初めて実現しました。
イベント概要は、限定60名の参加者が、東京駅から新大阪駅までの「のぞみ」号の車内で、10種類以上のゾンビによる恐怖体験を楽しむというもの。
ただ怖がらせるだけでなく、エンターテインメント性にも富んだ2時間20分の体感型お化け屋敷イベントです。
体験レポ♪
なんと今回は特別に、ゾンビ新幹線乗車前のゾンビメイクが施されているシーンやリハーサルの様子から取材させていただきました!
メイクシーン
メイク担当者が手早くリアルな傷や血の表現を仕上げていきます。
肌のくすみまでリアルに再現していく技術力の高さに驚きました。
多種多様なメイク道具を駆使して、徐々に恐怖のゾンビへと変化していきます。
見た目がかなりリアルに再現されており、人間と分かっていても恐怖を感じました。
リハーサル
こちらは、リハーサルの様子です。
本番さながらの緊張感の中、キャストの真剣な眼差しには心を打たれました。
彼らはそれぞれの役割に全力を注ぎ、リアルなゾンビの表現を追求しています。
そして、最も驚いたのが、キャスト同士が顔を合わせるのはこの日(本番当日)が初めてということでした。
事前に課題が渡され、それぞれが個別に練習を重ねてきた中で、初めての共同作業が本番当日。
そんな中でも彼らはすぐに息を合わせ、見事なパフォーマンスを作り上げていきます。
リハーサルの合間、快くインタビューにも応じてくださり、今回「世界初」という特別なイベントに参加することへの意気込みを伺いました。
「安心と安全を提供しながらも、お客様にドキドキを感じてもらいたい。とにかく怖がってください。ドキドキして、笑って、声を出してください。感情を自由に表現してくれれば幸いです。」とコメントいただき、観客との一体感を大切にする姿勢が印象的でした。
ちなみにキャストの多くは、普段は事務所に所属している方、フリーで活動している方、劇団員やダンサーなど経歴はそれぞれ異なるそうです。
各々の専門的なスキルや経験を持ち寄り、短い時間で見事な形に仕上げていきます。
本番では、演出が加わり、どのような展開になるのでしょうか?
間もなく迎える乗車体験が待ち遠しいです♪
乗車
私たちが乗車するのは、「17時18分発 のぞみ435号 新大阪行き」。
時間は刻一刻と迫っていき、乗車する新幹線が到着しました。
黒いマントを覆ったキャストがゾロゾロと乗車していきます。
不気味な雰囲気が漂っています。
発車前の16号車車内。
これから恐怖の体験が始まるとは予想も出来ません。
この後、お客様が乗車され東京駅を定刻通り発車。
最初の感染者
発車後すぐに、体調が悪そうな様子がおかしい女性が倒れこみます。
…と、倒れこんだ次の瞬間、激しい音楽とともに立ち上がり人々を襲って車内はパニック!
あっという間にゾンビまみれの新幹線に。
暴動アナウンス
車内アナウンスによると近くで暴動が起きたそう。
どうみても人間が暴動を起こしているとは思えません。
プリズンゾンビ
そうこうしているうちに、次のゾンビ「プリズンゾンビ」が出現。
いわゆる囚人ゾンビですが、こちらは掲載不可なので、皆さんのご想像にお任せします。
ハイスクールゾンビ
先程からの恐怖とは打って変わって一見可愛らしいゾンビ。
部活中に襲われたのでしょうか?(;^ω^)
笑顔で踊りながら、乗客たちを驚かせます。
このゾンビは、野球少年ですね。
甲子園の土を持ち帰る仕草が、印象的でクスっとしました。
恐怖と楽しさが交錯しています(笑)
ホストゾンビ
これまた斬新なゾンビ。
まさかのゾンビが大きな声でコールを行い、車内は笑い声で溢れていました。
それでいて、顔や見た目ははしっかりと怖いのが面白い。
暗闇ミッション
特殊部隊のような方からライトが配布されました。
これから暗闇になるということで、その瞬間に何が起こるのか予測できない不安と期待が入り混じります。
完全に目が合い、ロックオンです。
叫びました(笑)すでに汗がびっしょりです。
バトルゾンビ
バトルゾンビでは、その名の通り、突如現れた人間がゾンビと格闘します。
投げ技や締め技を披露し、車内はどよめきや声援が響き渡りました。
マジシャンゾンビ
ピエロの格好をしたゾンビが次々とマジックを行います。
花束が出てくるマジックに、車内は拍手や歓声に包まれ大盛り上がりでした♪
現代女子ゾンビ
自撮り棒を片手にゾンビが徘徊します。
乗客との写真に笑顔で応じてくれるサービス精神溢れるゾンビですが、一緒に撮るのが怖いですね(笑)
こちらも渋谷にいそうな雰囲気が。
細かい設定で見ていて飽きません。
既にお気づきの方もいるかもしれませんが、ゾンビ役のキャストは1人で3~4ほどの役を行っており、都度、髪形や衣装が変化しています。
関西ゾンビ
お次は関西ゾンビ。
「ほんわか、ほんわか~♪」の吉本新喜劇テーマ曲に合わせて登場します。
ヒョウ柄の衣装で、関西のおばちゃん、乗客大爆笑でした。
関西のおばちゃんなら皆持っているといっても過言ではない"飴ちゃん"をくれました。
忠実に表現しすぎです(笑)
ゾンビ×関西人という斬新な組み合わせは最高ですね♪
ヴィレッジゾンビ
またもや暗闇です。
腰の低い老婆のような村人ゾンビが走っていました。
うめき声と僅かな光が、より一層恐怖を高めました。
シルエットが怖いんです(´;ω;`)
ダンサーゾンビ
音楽に合わせて次々とゾンビが行進してきます。
なんとも異様な光景です。
そして、キレのあるダンスをパフォーマンスを披露。
聞き覚えのある曲が流れることで、乗客も座席でリズムに乗っている様子が見受けられ、ゾンビと一緒に盛り上がりました♪
記念撮影
気付けば京都駅付近。
最後はプレミアム席を予約の方の記念撮影です。
こんなに沢山のゾンビに囲まれて撮影ができるのは幸せなのか、恐怖なのか(笑)
思い出の写真になること間違いなしですね♪
エンディング
特殊部隊が現れました。
どうやら「間もなくゾンビの大群が押し寄せてくるので、今から配布する拳銃で倒してくれ」とのこと。
今から何が起こるのだろうという緊張の中、すぐにゾンビが登場しました。
多すぎる( ゚Д゚)
最後が一番怖い、とにかく怖い。
とんでもない勢いで迫ってきます。
写真だけでも恐怖が伝わりますよね。
果たして私たちは無事に新大阪駅まで辿り着けるのでしょうか!?
乗客全員で無我夢中に攻撃!無事やっつけました!
その場に倒れこみ、一件落着。
ゾンビはゆっくりと退場し、無事に新大阪駅まで到着。
車内は拍手が響き渡り、無事終演しました。
あっという間の恐怖の約140分間。
思いのまま叫んだので、乗車後はなんだかすっきりとした清々しい気持ちでした♪
ゾンビだけでなく、ダンス、マジックなど様々なパフォーマンスを楽しむことでき、非常に満足感のあるイベントです。(来年の開催にも期待しています…!)
まとめ
世界初の試み"ゾンビ新幹線"、いかがでしたでしょうか?
非日常なスリルとユーモアが融合した恐怖の体験が、読者の皆様に少しでも伝われば幸いです。
余談ですが、自分がどんな顔をしているのかも忘れるほど、心から楽しんでいました。
後で写真を見返してビックリです(笑)
それくらい楽しかったので、もし来年も開催されるなら、皆様も体験してみてくださいね♪
「ゾンビ新幹線~怖がらせ隊Presents~世界初!!新幹線型お化け屋敷」
制作:株式会社怖がらせ隊
旅行企画・実施:株式会社ジェイアール東海ツアーズ
値段:通常席は3万3000円、プレミアム席(通路側)は5万円