こんにちは!
元気ハツラツ「じょにー」です!
大阪市立科学館のプラネタリウムがリニューアルしたので、実際に取材に行ってきました!
大阪市立科学館
オフィスビルが林立する大阪・中之島エリアにある、日本を代表する科学のミュージアムです。
子どもから大人まで、どの年齢層の方にも支持を得ている同ミュージアムは、「宇宙とエネルギー」をテーマとしています。
科学を楽しむ文化を発信しています♪
200点の展示物で楽しむ科学
4階建てで、3000m²の展示場には、実験装置や資料がいっぱい!!
科学の不思議や、美しさ、楽しさを見て触って体験することができます。
私のように物理や化学が苦手な人も、ここでは興奮すること間違いなし(*^-^*)
科学が体験できるコーナーがあったり、様々なホンモノの資料も展示されています。
信号機ってこんなに大きかったんですね!!
1つ1つのマルが私の頭と同じくらいのサイズでした(゚Д゚)
展示場4階には、化学でならった「周期表」の元素がズラリ。
これまで文字でしか知らなかった元素たちを、目で見ることができます。
他にも、大阪大学や東京大学で使われた実験装置や江戸時代の星の図、天然の美しい宝石、金や銀、カラフルな染料や顔料なども見て楽しむことができます。
東洋初のプラネタリウム 日本初の科学館
大阪市立科学館は、昭和12(1937)年3月に開館した日本初の科学館「大阪市立電気科学館」を継承しています。
電気科学館には、東洋で初めて導入されたプラネタリウムが設置されていました。
昼でも星の見える「星の劇場」は多くの人に衝撃と感動を与え、中でも漫画家の故手塚治虫博士は、少年時代に開館直後の電気科学館に何度も通ったといい、後の作品にもプラネタリウムが登場するほどです。
そんな歴史あるプラネタリウムが、2022年2月2日にリニューアルしました!
生まれ変わるホールと映像システムで、もっと快適&リアルな宇宙体験へ
2019年春のリニューアル第1弾では、「プラネタリウム投影機」を一新しました。
その時の様子を大阪キタじゃーなるでご紹介しています♡
続く、今回の第2弾では、「全天周映像システム」を全面リニューアル♩
全天周映像システム
ドーム全体に明るい映像を映し出す全天周映像システムとして、コニカミノルタプラネタリウム株式会社製の「Media Globe Σ SE」を使用。
地球を離れた視点から、自由自在に宇宙の構造を描き出したりリアルタイムCG映像をドーム全体に展開したり、臨場感を高めた映像演出が可能になっています☆
プロジェクターは6K×6Kの高解像度で、地球や惑星の景色から、ブラックホールや銀河の果てまで、リアルなグラフィックスで宇宙のあらゆる光景をリアルタイムに美しく再現。
また、最新の4Kプロジェクターを6台使うことで、解像度もコントラストもこれまでの数倍向上しています♡
明るい星を表現するのと、暗い闇の部分をくっきり表現するのはなかなか両立が難しいそうですが、今回のリニューアルにより宇宙の光と闇の世界をよりリアルに体感できる空間に生まれ変わっています!
投影機
星空を映し出すプラネタリウムの投影機は、コニカミノルタプラネタリウム株式会社製の「インフィニウムΣ(シグマ)-OSAKA」。
理想的な環境で人間が肉眼で見ることができるとされる、6.5等級より明るい星約9000個を正しくドームに映し出します。
明るい星の鋭い輝きや色合いも再現されています(*^-^*)
また、天の川は肉眼で見ることができない暗い星のデータをもとに表現し、美しさと見えやすさを追求。
星座の絵や惑星の軌道、宇宙の緯度経度を示すような線など、星空の中に描かれる映像は、暗い星が見えにくくならないような映像プロジェクターを装備しているそうで、星と映像が美しく重なり合っていました!
座席
さらにプラネタリウムの座席もリニューアルし、座席の前後左右にゆとりを持たせることで、ゆったり観覧できるように改良されました!
快適さを追求したシートに身をまかせ、さらに宇宙空間に没入できるプラネタリウムになっています。
1つ1つの席自体もゆったりと作られており、リラックスして星空の旅を楽しむことができました!
専門スタッフによる生解説
大阪市立科学館のプラネタリウムは、専門スタッフが生解説で星空をご案内♩
その日その日の星空の見どころや、天文現象や宇宙に関する話題だけでなく、新しい発見やホットな話題もお届けできるのが特徴です。
また担当者ごとの個性あふれる解説も大阪市立科学館ならでは♡
私が行った日は今夜の星空の解説から始まったので、プラネタリウムが終わった後、早く星を探したくて夜が来るのが楽しみでした(´ー`)
こだわりの音響・照明
10台のパワードスピーカからは非常にクリアな音響を送り出します。
さらに自在に音響をコントロールできるサラウンドシステムも導入し、迫力と聞きやすさを両立させました。
また、ドーム全体の照明として、全周LEDライトを採用して、目にやさしく鮮やかな光の演出が可能になったそうです。
まとめ
いかがでしたか??
2021年8月から半年かけた大幅リニューアルの末、パワーアップしたプラネタリウム。
昔観たプラネタリウムとは違い、星空や宇宙を"体験する"ような感覚でした!
気になる方はぜひ足を運んでみてください♩
大阪市立科学館(Osaka Science Museum)
開館時間:9時30分~17時(プラネタリウム最終投影は16時から/展示場の入場は16時まで)
投影スケジュールはこちらでご確認ください。
プラネタリウム
大阪市北区中之島4-2-1
Tel:06-6444-5656 (代表)