「関西・大阪のこれからを担うユニーク企業特集」
2025年の「大阪・関西万博」の開催が迫る中、今後ますます発展していくであろう”大阪”
大阪らしいユニークな発想や、楽しい仕掛けで関西を盛り上げようと奮闘する企業にスポットを当てた企画です。
第5弾は、卒業アルバム制作の国内トップメーカー「株式会社ダイコロ」をご紹介します。
ついに卒アルもデジタル化!!
卒業アルバム制作の国内トップメーカーである株式会社ダイコロが発表した「卒アルモバイル」の発表会がグランキューブ大阪にて行われました!
コロナ禍で変わる卒業アルバムの在り方
卒業アルバム制作の国内トップメーカーであるダイコロ株式会社は、デジタル時代に対応した卒業アルバムのプラットフォーム「卒アルモバイル」を開発しました。
デジタル卒業アルバムのプラットフォームが誕生するのは、世界初。
2022年4月1日からこのサービスをスタートし、全国の学校向けに販売します。
卒業アルバムの制作にあたっては、コロナ禍で「学校行事が中止や規模縮小になった」、「マスク姿の写真ばかり」とアルバム制作に苦労する教員の声が聞かれるほか、例年制作に携わる教員の精神的負担や労働時間の増加も指摘されています。
一方で、コロナ禍をきっかけとしてGIGAスクール構想など学校のデジタル化が進展し、一人一台に端末を支給などで児童・生徒のITリテラシーも向上しました。
「卒アルモバイル」は、そんな時代にフィットする卒業アルバムです。
スマートフォンやタブレット等のデバイスに対応しており、紙のアルバムではできない動画や音による表現も可能で、学校行事の少なさをカバーするリッチなコンテンツを掲載できます。
データはクラウド上に保管され、在学中や卒業後に写真や動画を自由に追加することができます。
さらに生徒自身が撮影した写真を活用してオリジナルアルバムに編集しなおすことも可能な仕様となっており、デジタルで広がる新しい思い出のカタチを提案します。
卒アルといえば大きくて重厚で特別感はばっちりですが、ふと見たいなと思った時には手元にないことが多いですよね。
私も実家に置いてきているので、しばらく開けていません。
そんな卒アルがいつでもスマホで見れるというだけでも嬉しいのに、写真を追加したり差し替えたりできるなんて!!
一体どんな感じなのかワクワク♡
特徴を詳しくご紹介していきます。
「卒アルモバイル」の特長
卒業アルバムは、在学中の思い出を収めた生徒や保護者にとって大切な宝物。
スマートフォンやタブレットの保有率が高まった今、いつも携帯して気軽に見返すことのできるものとして「卒アルモバイル」は誕生しました。
【特長1】SNS世代にマッチ!写真だけでなく、動画や音声も掲載OK!
体育祭や文化祭、部活動の臨場感ある動画を掲載したり、生徒や教員の個人写真と音声をリンクさせてメッセージにしたり、また、校歌をBGMに流したりといったことができるのも、デジタルならではの魅力です。
体育祭の応援団が有名な学校であれば、写真よりも動画の方があの時の熱い気持ちがよみがえりますよね!
お世話になった先生からのお言葉も、動画で再生可能♡
久しぶりに卒アルを開いた時に、「そうそうこの先生こういう話し方だったよね!」と盛り上がることができます♩
【特長2】紙アルバムより多くの写真を掲載できる!
ページ数に限りのある紙のアルバムとは異なり、デジタルの「卒アルモバイル」では、より多くの写真を掲載・追加可能です。
紙アルバムでは一つの枠には1枚の写真、載せられる写真の数に限りがありますが、卒アルモバイルでは一つの枠に複数枚の写真を登録し数秒ごとに切り替わるようにしたりタップして次の写真を見られるようにできるため、より多くの写真を掲載することが可能なんです(´ー`)♡
【特長3】アルバム公開後は、生徒自身で写真の入れ替えが可能!
アルバムを購入した後は、そのアルバムをもとに表情が気に入らない写真の入れ替えや、自分を主役にするなど写真を自由に追加・削除して新規別名保存のオリジナルアルバムづくりが可能です。
写真館が撮影した写真のほか自身がアプリに登録した、保護者や友だち、自身が撮影した写真も使用でき、何度も見返したくなるお気に入りの卒業アルバムをつくれちゃうんです♩
【特長4】コロナ禍でなかなか会えない遠方の祖父母にもアルバムを共有!
「卒アルモバイル」は5アカウントまで共有OK。
遠方に住む祖父母とアルバムを共有したり、オリジナルのアルバムを友だち同士で共有するなど、多様な楽しみ方ができます。
【特長5】写真・動画の入替可能〜教員の精神的負担を軽減〜
掲載している原稿に問題が起きた時、例えば、卒業間際に転校生が出た時、ブック(従来の印刷アルバム)では刷り替え、別料金、納期の延長など問題が起こります。
「卒アルモバイル」ではデータの差し替えにも柔軟に対応可能で、教員の方々の精神的負担を軽減できます。
【特長6】ネット決済〜教員の長時間労働を軽減〜
期日までに入金のない生徒・保護者には、教員が入金の催促をしている現状。
これらの業務は、教員の長時間労働や精神的な負担につながると指摘されています。
「卒アルモバイル」はット決済により、従来のブックアルバムの様な教員の方々の代金集金作業も必要ありません。
対応のネット決済は、電子マネー(Amazon Pay・LINE Pay・Pay Pay)やコンビニ決済、クレジット決済など多数。
スムーズな決済が可能です(^^)
「卒アルモバイル」の仕様
「卒アルモバイル」はデジタルの卒業アルバム
「卒アルモバイル」は、スマートフォンやタブレットで閲覧するデジタル卒業アルバムです。希望に応じて紙のアルバム「卒アルブック」も製作でき、「卒アルモバイルのみ」「卒アルブック(従来の印刷アルバム)のみ」その「両方」の購入を選択できます。
横スクロールのみで、コンテンツを次々と閲覧可能!
「卒アルモバイル」は横スクロールですべてのコンテンツを閲覧可能。
気になる写真は、ピンチアウトで拡大もできます。
まだスクロールしなくても動画のように自動で横にスクロールされていく、「自動再生機能」を使えば同窓会でスクリーンに卒アルを流すことも可能なんです♡
「卒アルモバイル」閲覧アプリ「Touch&」
「卒アルモバイル」をみるには専用のアプリ「Touch&」のダウンロードが必要です。
「Touch&」アプリは、幼稚園から大学までの「卒アルモバイル」を格納できるプラットフォーム。
トップページには本棚が設けられており、幼稚園から大学まで各年代のアルバムをいつでも閲覧できます。
「Touch&」アプリは在学中からダウンロードでき、学校生活の写真・動画の購入や写真集作成、写真・動画保存などのサービスも楽しめます。
修学旅行や遠足のたびに、廊下に大量に貼られた写真の中から欲しいものの番号を控えて集金袋にお金を入れて提出する……
そんな手間も、このアプリ内で全て完結させることができるんです!
一覧の中から欲しい写真を選択し、ネット決済することでその写真データがダウンロード可能に。
卒業後も利用0Kなので、「Touch&」アプリ内で写真や動画を友だちとシェアできます。
発表会の様子
発表会ではダイコロ株式会社の社長松本秀作氏より卒アル市場の現在の課題から「卒アルモバイル」が生まれた背景などのお話がありました。
これまで、各地域の写真館から写真を受け取りアルバムを制作する業務を担っていたダイコロ株式会社。
スマホが普及し始めてから、今回のような紙ではないデータ展開の卒アル案は幾度となく上がっていたそうですが、「ネット上に生徒たちの写真が上がるのはプライバシー管理の面で不安…。」「全く関係のない第三者がセキュリティを抜けて閲覧するのでは。」などの、セキュリティー面の不安から教育現場ではなかなか実現に至らなかったそう。
それが、昨今のコロナ禍におけるリモート授業などの急速な拡大により教育現場においてもネットへの理解が高まり、やっと2022年4月1日受注開始までたどり着くことができたそうです。
また、ゲストとしてイメージキャラクターの愛媛出身ガールズバンド「たけやま3.5」が登場。
卒アルについてトークセッションを行いました。
今回の卒アルモバイルについて聞かれると、
脇田さん:「カスタマイズすることができて、今までになかった自分だけのオリジナルの卒業アルバムを作ることができてとても素敵だなぁと思いました。」
武田さん:「愛媛の島の端のほうに親戚がいてなかなか会いにも行けないので、この卒アルモバイルができたらぜひ見てもらいたいな。これから卒アルモバイルの時代が来ると思うんですけど、それがちょっと羨ましくもありとてもワクワクするようなそんな気持ちになりました。」
星川さん:「実際に使ってみて、使いやすいしなんといっても写真のほかに動画が見れることに驚きました。(写真を差し替えてオリジナルアルバムにすると、)まるで自分が主人公の映画を見ている気持ちになれる素敵なものだなと思いました。」
とコメントしていました。
実際に体験してみました!
私も実際にデモ機を使って体験してみました♩
まずアルバムを見始めると、まるでスライドショーのようにBGMが流れて驚き!!
校歌のページではBGMが自動で校歌に切り替わり、とっても懐かしい気持ちに浸ることができます。
意外と、校歌って思い出そうとするとなかなか思い出せないものですよね。
見ていて一番驚いたのは、やはり動画が入っていること。
クラスの集合写真も整列した写真が王道ですが、この卒アルではみんなが賑やかに集まりカメラに向けてピースをするところまでが動画で収まっていました。
ふとした日常の廊下の様子や、休み時間に盛り上がっている様子、部活に励んでいる様子も動画となるとまた懐かしさが増しますね。
一人一人の顔写真と名前が載るクラスページでは、それぞれが一言ずつ喋る様子が動画で入っていました。
「みんなと出会えてよかった!」「絶対栄養士になる!」など、数年後に見返した時にも話題になるような内容が盛り沢山でした(´ー`)
また、その動画をタップすると裏動画としてその生徒の個性あふれる短めの動画が。
器用にボールを操る様子など「この子そういえばこういうの得意だったよね!」と思い出に浸れる要素ばかりでした。
まとめ
いかがでしたか?
王道の卒アルももちろん素敵ですが、生徒一人一人の個性を生かせる動画での生徒紹介や、購入後にそれぞれでカスタム可能なカスタムアルバムなど、より生徒目線に寄り添ったデジタルの卒アルは羨ましい限り…!!
私の時にもあったらよかったなぁ……
大阪の企業がこんな画期的な開発をしたなんて、なんだかとっても誇らしい気持ちですね!
気になる方はぜひ一度サイトを覗いてみてください♩
「卒アルモバイル」:https://www.daicolo.co.jp