皆さんこんにちは!
最近めっきりお酒が弱くなってきた「さき」です。
でも、美味しいご飯には美味しいお酒を合わせたい!
そんな私が今回取材したのは、老舗のホテルレストランが始めたフレンチと中国料理を楽しめるバル。
本格的な料理の数々と美味しいお酒を楽しんできました~!
大阪新阪急ホテル フレンチ&チャイニーズレストラン「モンスレー」
やってきたのは、阪急「大阪梅田駅」直結の大阪新阪急ホテル地下1階にあるフレンチ&チャイニーズレストラン「モンスレー」です。
フランス料理と中国料理という全くジャンルの違う料理を同時に楽しむことができる珍しいレストラン!
クラシックで重厚感のある店内はとても居心地がいい。
席の間隔も広々としているので、ゆったりと過ごすことができます。
オール700円!「モンスレーバル」
モンスレーでは、これまでコース料理の提供が中心でしたが、2021年の10月1日からディナータイム限定で、全37種類のフランス料理と中国料理のアラカルトメニューがオール700円でいただける「モンスレーバル」が始まりました。
前菜から魚料理、肉料理とデザートまで美味しそうなメニューが目白押し!
今回はそんなメニューの中から、特におすすめの6品をいただきます。
また、モンスレー”バル”の名前が付くように料理と一緒に合わせるドリンクにも力を入れています。
モンスレーにはソムリエの資格を持つスタッフがいて、それぞれの料理に合うワインやお客様の好みに合わせたワインを教えてくれます。
お店で唯一の女性のソムリエール、冨田さんに今回注文した6品のお料理に合うワインを教えていただきます。
また、ソムリエが本日のおすすめのワインを白・赤・泡より選んでくれる”ソムリエセレクション”(900円)もあります。
ワイン初心者さんも気軽に相談できるので安心ですよ。
それでは、料理と一緒にどんなワインが運ばれてくるのか楽しみに待ちましょう!
フォアグラ大根~シャンピニョンソース~
まず運ばれてきたのは、このモンスレーバル一押しのメニュー「フォアグラ大根~シャンピニョンソース~」です。
一緒に合わせるのは、チリ産のシャルドネを使った白ワインです。
コンソメで炊き上げたおでん風の大根の上にフォアグラのポアレが乗っています。
マッシュルームをじっくりソテーし旨味を引き出したシャンピニョンソースと一緒にいただきます。
じっくりと煮込まれた大根は中までしっかりと味が染みています。
フォアグラの濃厚なうまみととろけるような食感もたまりません。
合わせた白ワインは香りが豊かですっきりとした味わい。
濃厚なお料理を食べた後の口の中を、さっぱりリセットさせてくれます。
サーモンのミキュイ 瞬間燻製仕立て
続いて運ばれてきたのは、何やらドーム状の蓋がかぶさったお料理。
「一瞬なので見逃さないでくださいね」というスタッフさんの言葉に、一体何が起こるのかとワクワク。
蓋を開けたとたんに薄い煙のようなものが立ち上りました!
それと同時に、燻製の香ばしい香りが広がります。
これはなんとも楽しい演出。
この料理と合わせるのは、ソムリエセレクションの中から、こちらもチリ産のソーヴィニヨンブランという品種のブドウを使って造られた白ワインです。
表面だけさっと軽く火を入れたサーモン。
燻製の独特な香りがサーモンの甘みとよく合います。
爽やかな白ワインと合わせて、軽やかにいただける一品です。
焼き雲丹とトリュフ香る小籠包
続いては中国料理のメニューの中から「焼き雲丹とトリュフ香る小籠包」です。
こちらの料理と合わせるのは、第4のワインとして近年人気のオレンジワインです。
せいろの蓋を取ると、湯気がふわ~っと立ち上ります。
出来立て熱々を提供してくれるのも嬉しいですよね。
一口サイズの小籠包の上には、焼き雲丹がトッピングされ、トリュフオイルがかかっています。
コスパ最強の一品として、非常に人気の高いメニューなんだそう。
口の中にあふれる肉汁が幸せ。
焼き雲丹とトリュフの香ばしさが加わって、とっても贅沢な味わいに。
合わせるオレンジワインもコクがあるので、お料理に負けません。
北京ダック
中国料理の王道「北京ダック」も700円!
合わせるのは、ポルトガル産のロゼワインです。
ふわふわもちもちの蒸しパンに北京ダックと野菜、甜麺醤を挟んでいただきます。
ほんのり甘くてもちもちの蒸しパン、シャキシャキの野菜、香ばしい北京ダック、コク深い甜麺醤。
全てのバランスがいい!
ボリューム感もあってお得な気持ちになれる一品です。
ロゼは微発泡で非常に飲みやすく、どんな料理にも合わせやすい万能選手です。
2つのワインを比べてみると色が全く違うことが分かりますね。
オレンジワインは、白ワインを作る白ブドウを材料に、赤ワインと同じ製法で作られているワイン。
皮ごと付け込んで醸造しているため、皮の色が移ってこのようなオレンジ色になるんだそうです。
作り方によって色はもちろん風味もガラッと変わるワイン。
奥深くて面白いです。
豚バラ肉のコンフィ 黒酢ソース
がっつりお肉料理から「豚バラ肉のコンフィ 黒酢ソース」です。
合わせるのは、ソムリエセレクションからスペイン産テンプラニーリョというブドウを使った赤ワインです。
フランス料理の技法、低温調理でじっくりと旨味を凝縮した豚肉に、焼き目をつけて香ばしさをプラス。
中国料理の黒酢のソースと一緒にいただきます。
まさに、フランス料理と中国料理の融合メニューです。
お肉はしっとり柔らかで、ほろほろとほぐれる食感です。
黒酢の少し酸味のあるソースが豚肉特有の脂っぽさをカバーしてくれます。
これまで赤ワインというと少し渋みがあってなんとなく飲みづらい…というイメージがあったのですが、、、
今回の料理と合わせて出てきたワインは渋みが少なくチャーミングな口あたり!
喉に残るざらざら感もなく、あっさりしてとっても飲みやすいです。
牛ロース肉のグリエ
最後はほどよく脂がのった牛ロースを網焼きにした「牛ロース肉のグリエ」
こちらの料理に合わせるのも、同じくソムリエセレクションの中からカリフォルニア産のピノ・ノワールというブドウを使った赤ワインです。
ほんのりレア感の残る牛ロースの上に載っているのは赤ワインバター。
バターと赤ワインのコクが、肉の旨味を際立たせます。
ナイフですっと切れるほど柔らかい肉質。
しっかりと濃いけれど渋みの少ない赤ワインが、この料理をさらに引き立たせてくれます。
まとめ
フランス料理と中国料理の両方を楽しむことができる「モンスレーバル」は、いかがでしたでしょうか?
ホテルの本格的な料理やソムリエの選んだワインをこれだけ手ごろな値段で楽しむことができるのはとってもお得!
皆さんもぜひ、レストラン自慢のお料理とワインのペアリングを楽しんでみてください!
大阪新阪急ホテル フレンチ&チャイニーズレストラン「モンスレー」【モンスレーバル】
大阪市北区芝田1-1-35 大阪新阪急ホテル地下1階
阪急「大阪梅田駅」茶屋町口すぐ
17:30~22:00(バル L.O.21:30)
月・火定休日(祝日除く)
問い合わせ 06-6374-4466(直通)
公式サイト
※状況により営業時間を変更する場合がございます。詳しくは公式Webサイトをご確認ください。
※仕入れ状況によりメニュー内容が変更になる場合がございます。