こんにちは!ライターPanconoです(^O^)
記念すべく第一回目は、「桃山学院大学」の学食レポートをお届けします!
自由と愛の精神が学びの源にある「桃大」
1959年、キリスト教新教100周年を記して開学した桃山学院大学。
教育のルーツは古く、明治時代に来日したイギリス人宣教師たちが始めた英語の授業にまでさかのぼります。
1890年に創設した高等英学校が、桃の名所であった現在の天王寺区筆ヶ崎町に校舎を置いていたため、大学名も「桃山」の名がつけられました。
校舎を和泉市に移転した今も、「桃大」や「桃山」の愛称で親しまれています。
世界に通じる優れた知性と自由な気風を育むため、現在は英語だけでなく、さまざまな留学プログラムやキャンパス内での国際体験プログラムが用意されています。
語学教育に対する宣教師たちの情熱が、脈々と受け継がれているようです(^^
愛にあふれるキャンパスには、ハートのモニュメントも♡
和泉中央駅から徒歩約12分のところにある広大なキャンパス。
運動も活発な桃大のキャンパスには、思いっきり動ける体育館やグラウンドがあります。
キャンパス奥に教室、研究室、図書館などが集まっていて、その中心に「聖アンデレ広場」があり、そこでパッと目を引くのがハートのモニュメント。
キリスト教精神に基づく博愛の形が表現されています。
カフェテリア(バルナバ館2階)
聖アンデレ広場に隣接する「聖バルナバ館」。
1階は、書籍や文具などを販売する購買部。
そして、卒業衣装、各種資格学校を取り扱うサービスカウンター。
上階には、2階と3階を連続させた、吹き抜けのカフェテリアがあります。
ガラス張りの窓から、気持ちの良い日差しが入り込み開放的な雰囲気♪
天井には、学院章「アンデレクロス(十字架)」をモチーフにしたスタイリッシュな照明があり、活気あふれる食堂の学生さんたちを明るく照らしています。
ダントツNo.1人気の絶品「天津マーボー丼」
バルナバ館カフェテリアでダントツ人気なのが「天津マーボー丼」。
たっぷり白飯の上に、フワフワ玉子とトロトロマーボーがのります。
透明なあんが、丼のふちに溜まりキラキラとしています☆
上から見るとこんな感じ。
ハーフ&ハーフというより、天津飯とマーボー丼を一皿ずつ注文して、一緒のお皿に盛りなおした感じのボリューム感!
マーボー用のお豆腐は、しっかりめの木綿豆腐。
味がほどよくしみ込んでいます。
こまかく刻まれた野菜とひき肉があんの中にたくさん入り込んでいます。
注文が入ってから焼き仕上げる、できたてアツアツの玉子。
アクセントの刻みネギも多め。
あんとご飯、玉子とマーボーをスプーンで全部一緒にすくいひと口で!
お豆腐と玉子の優しい食感、パンチのあるマーボーの辛み、かみしめてひろがるご飯の甘み、あんかけのまろやかな口当たり、バランス加減が絶妙すぎてスプーンが止まらなくなります。
「天津マーボー丼だけは列を作ってでも注文したい」という学生さんの気持ちに大共感。
野菜もしっかりとれる☆栄養満点の日替わり定食
日替わりで提供される定食はAとBの2バージョン。
メイン、ご飯、お味噌汁の3点で390円(Aセット)もしくは440円(Bセット)。
野菜いっぱいの小鉢や、1g1.3円で提供しているサラダのグラムバイキングは、より健康な食生活を身につけてほしいというキッチンの皆さんの想いがこもっています。
日替わり定食A(チキン南蛮)
香ばしく揚げられたキチンにテリッとした南蛮ダレがかかっていて、見るからにおいしそう♪
タルタルソースとたっぷりキャベツが添えられます。
日替わり定食Bセット(ネギ塩豚炒め)
豚バラ肉を塩味でシンプルに仕上げた一皿。
一緒に炒めてある玉ねぎの甘みが、あらびき黒コショウの辛みで引き立ちます。
小鉢1
トマトとキャベツをさっぱり味で仕上げた小鉢。
見た目以上に、たっぷりと野菜が詰め込まれています。
トマトの酸味が、心地よい箸休めになります。
小鉢2
ナスの形が崩れないよう、丁寧に煮付けてあります。
甘辛しみしみな味わいは、白いご飯の横に思わず置きたくなります。
小鉢3
カリッと揚げて、ジューシーに仕上げてあるチキンササミゴマかつ。
ササミ肉はたんぱくで食べにくいという方にもオススメの一品。
ゴマのこうばしさも抜群◎
桃大カフェ(聖バルナバ館3階)
カフェテリア3階はカフェスペース。
なんと学生さんの意見をもとに空間作りをしたのだそう(^^♪
リラックスできるよう観葉植物をおいたり、ホッと一息つける自分だけの時間を楽しめるよう、広めのカウンター席をつくったり。Wi-Fiや電源も完備してあります。
たしかに、広くて開放的で人でにぎわっていても、なんだかゆっくりしてしまえる雰囲気。
学食LOVERS熱を上げるメニューつくりの仕掛け人♡
2階と3階のメニュー考案をするのは、キッチンで実際に調理にも関わるスタッフの皆さん。
「栄養価やカロリー計算など、バランスを見ながらメニューを考えています。
定食を注文する学生さんが増えているのがうれしい!
定食を食べる時、栄養たっぷりのお味噌汁や、お野菜の詰まった小鉢を、自然と食事の中に取り込んでもらえるので(^^♪」と皆木さん。
「今年4月からは、無農薬の地元野菜“いずみの菜菜ファーム”さんの野菜を学食に使うんですよ。おいしいのはもちろん、食の安全にも気を遣いたいです。」と藤本さん。
ことばの端々から、学生さんへの愛情がひしひしと伝わってきます。
パンは全部手づくり!人気のコロッケバーガーは冷めても美味☆
「焼きたてをランチで食べられるよう、お昼時間に合わせてピザを焼くんです♪」と製パン担当政田さん。
直径15センチ程度の円型焼きたてミニピザが、なんと180円で食べられるそう。
その他、カフェで提供されるパンは全部手作り☆
桃大の学生さんがうらやましくなります。
もちろん、バーガーに使用するパンも手作り。
かみ切りやすく程よい弾力のあるバンズに、冷めてもサクサク感の残るコロッケ、シャキシャキ食感の野菜をはさんだ人気のコロッケバーガー。
ウスターソースとマヨネーズが次のひと口を誘い、ボリュームがあるにも関わらず、ペロッと1つ食べられてしまいます。
香る♪いちごメロンパン
食べる前からイチゴの甘酸っぱい香りがフワンとただよう「いちごメロンパン」。
粉糖で少し化粧した表面が上品(*^^*)
その日に焼いたパンを提供してくれるので、生地にパサつき感がなく、ソフトな口当たりとしっとりした食感で、心もお腹も満たされます。
「半分だけ」と思いつつ、気づいたら全部食べていた!となる美味しさ☆
クロワッサンサンド(イチゴ&生クリーム&カスタード)
イチゴ、クロワッサン、生クリーム、カスタード。
「この組み合わせで、こうやって食べたかった!」というクロワッサンスイーツの理想をカタチにしてくれています。
季節によって、サンドするフルーツが変わるのも楽しみのひとつ。
魅惑のフォンダンショコラパン
シックなダークブラウン色のパン生地の中には、トロンと濃厚なチョコレートクリームが隠されています。
コーヒーともベストマッチ◎
「グリーンビュー」(聖バルナバ館3階)
3階奥には、教職員だけのスペースも。
色調も変わり、大人な雰囲気の空間。
ちょっとした集まりやパーティ―使いもできるそう。
鶏MOMO愛あふれるカフェテリア(マーガレット館2階)
体育館やグラウンド寄りにあるマーガレット館。
100円で提供する朝食など、部活の朝練後の学生さんの活用も多いよう。
男子学生さんも満腹になれる、ボリュームたっぷりのメニューが多くあります。
必食は鶏MOMOタレカツ丼!
マーガレット館の一番人気は特製「鶏MOMOタレカツ丼」。
白ご飯にキャベツの千切り、その上に甘辛ダレにつけた鶏ももカツがドンッとのります。
仕上げはマヨネーズで細く線引き☆
広報山本さんも、鶏MOMOタレカツ丼のファンのひとり。
「今まで、鶏肉を使ったカツはあまり美味しいと思ったことがなくて。
あえて自分から注文して食べようとはしなかったんですが、ココのを食べたらそれが変わりました。」と鶏MOMOカツを絶賛。
鶏MOMOカツ丼とろろがけ
4月からの新メニュー。
鶏ももカツとご飯のコンビネーションをより強力にするとろろ。
鶏ももカツLOVERSが熱狂するおいしさ☆
定食も鶏MOMO!
「鶏MOMOを心置きなく単品で食べたい!」という声にも応える鶏MOMO使用の定食メニュー。
「なぜこんなにおいしいんだろう…」とじっくりもぐもぐ鶏MOMOを単独で味わえます。
激盛り!鶏MOMOカツマウンテンカレー
単品画像だと伝わりにくい鶏MOMOカツマウンテンカレーのボリューム。
じつは直径35㎝ほどのお皿に、鶏MOMOが2枚のっています。
このボリュームで780円!というから価格にも驚き!
アメリカンフットボール部のみなさんと鶏MOMOカツマウンテンカレー。
お皿が明らかに大きい…というかデカイ!!!!
部活を終えた学生さんからは、この鶏MOMOカツマウンテンカレーのご飯をさらに大盛りにしてほしいという注文もあるそう。
「もうお皿に乗りきらないんで、ごはんとギュッギュッて固めてのせるんですよ 笑」と店長。
「おいしいものでお腹いっぱいふくらましてあげたい♪」と言葉を続ける店長の笑顔が、愛に溢れていてまぶしいっ。
スプーンと並べるとこんな感じ。
「みんな軽く完食しますよ~」と店長。
珈琲館(聖ヨハネ館)
大学開学50周年を記念して建てられた聖ヨハネ館。
珈琲館の他、1階にはキャリアセンター、2階には国際センター・外国語教育センター・ボランティア活動支援室、3階には語学教室があります。
サンドイッチなどの軽食のほか、こちらでもご飯ものを注文できます◎
桃山学院大学の教育ビジョンは「地域で、世界で、人を支える」。
そのビジョンを体現する取り組みのひとつに、レジデント・アシスタント制度があります。
4〜5名の学生が、留学生の住むマンションに一緒に住み、国際センターと協力し合いながら留学生の生活全般を支援する、という制度。
さまざまな国から年間約250人の留学生を受け入れる桃大ならではの取り組み。
カフェでは、留学生とランチを楽しむ学生の姿も♪
また、新しい視野を持った人材育成の取り組みとしては、昨年度より“ビジネスデザイン学科”を本町に新設。
年間60以上の企業・行政・団体を交えて学習を進めるカリキュラムになっているそう。
経営的なスキルだけでなく、将棋・華道・茶道・イラスト・演劇など感性を磨くための科目も充実しているのがユニーク。
桃大の自由な学風が感じられます。
聖救主礼拝堂(チャペル)
学校のシンボル的建物でもあるチャペル。
館内には礼拝のための空間が広がり、本格的なパイプオルガンも設置されています。
キリスト教精神に基づいた教育を進める桃大では、ボランティア活動も活発☆
学生さんの海外体験先として、インドにあるマザー・テレサ設立の養護施設(マザーハウス)でのボランティア活動などもあるそう。
現地では「生きることの意義や意味」を他大学の学生さんとディスカッションしたり、施設で療養する方のお世話をしたりと、かなり濃密な内容。
「ボランティア=(イコール)“自分の成長のためにする行為”っていう枠を超えたところにあるもの、もっと本質的なところにあるものを掴んで帰ってくるようです。」と、担当山本さん。
クリスマス時期のチャペル入口風景。
色とりどりの光に包まれます☆
チャペルでは、卒業生や教職員といった学校に関わりのある人に限り、結婚式を挙げることもできるそう。
まとめ
「自由と愛の精神」を、すべての人に共通する普遍的な理念とし、その理念を学ぶ場としての役割を果たしながら伝統を重ねる桃山学院大学。
学食にも、作り手の皆さんの持つ「自由と愛の精神」が、あふれてこぼれおちる勢いで込められていました♡