大阪キタ・梅田周辺でも「受験生が訪れる合格祈願のご利益神社」を特集してみた！

受験生が訪れるご利益がある神社特集！

神さまへのお願いの代表格ともいえる合格祈願！

学問の神さまとして知られる菅原道真公は、今日の都から九州太宰府へ流されるまでいろいろな地に立ち寄って行かれたため、ゆかりの神社がたくさんあります。

大阪キタ・梅田周辺でお参りできる天神さまをご紹介しましょう。

大阪駅から徒歩圏内に千年以上おわせられる神様「大阪天満宮（おおさかてんまんぐう）」

道真公を祀る神社は、各地で「天神さま」として慕われています。

大阪駅から東へ進み、南森町にいくと大阪天満宮があります。

南森町のあたりは、奈良時代から都を守る「大将軍の森」として祀られていた鎮守の森で、菅原道真公が道中の安全を祈願されるために立ち寄ったといわれています。

大阪天満宮といえば7月24日、25日に行われる天神祭が有名ですが、本命はなんといっても学業祈願！

かなみん

いにしえの鎮守の森の天神さまは、とてもパワフルです。

（参考）ホトカミ

菅原道真公は、丑年生まれ、それも牛の月丑の日丑の刻だそうで、亡くなったのも丑の日だといわれています。

そして、御遺体を乗せて運んでいた牛が座り込み、押しても引いても動かなくなった地を「道真公がこの地に眠りたいのだろう」と、墓地に定められた（それが今の太宰府天満宮です）など、牛にご縁があります。

天神さまの境内に牛の像が祀られているのは、こうしたご縁があるからなんですね。

牛は、天神さまへお願いごとを伝えてくれるといわれています。

かなみん

牛の頭をなでたあとで自分の頭をなでると頭が良くなそうですよ！

（参考）ホトカミ

菅原道真公が地名の名付け親！「福島天満宮（ふくしまてんまんぐう）」

大阪駅から西に進み、福島駅の近くにも、道真公ゆかりの天神さまがおられます。

福島天満宮では、菅原道真公といっしょに、産業や縁結びなどの福の神として知られる大國主命（おおくにぬしのみこと：大黒さま）・事代主命（ことしとぬしのみこと：恵比寿さま）や、医薬の神として知られる少彦名命（すくなひこなのみこと）が祀られています。

堂島川のほとりで船の風待ちの場所だったのですが、地元の手厚いもてなしを喜んだ道真公が、布に御姿を描いて与えたのが御神体とされています。

道真公は、それまで「鹿飢島」や「葭原島」と呼ばれていたその土地の名前が、「餓鬼」や「悪し」に通じて良くないと、「福島」を名乗るようにいわれたそうです。

かなみん

福島の名付け親が天神さまだったなんて、なんだか素敵ですね！

（参考）ホトカミ

きれいな字も歯痛にも効く！？「綱敷天神社（つなしきてんじんしゃ）」

大阪キタの中心地にある神社です。

御本社が中崎町駅の近くに、御旅社が茶屋町口の近くにあります。

道真公が船で通りかかったとき、太融寺に咲き誇る紅梅のみごとさに、船の綱を円の形にぐるぐるまいて敷物にし、観覧されたところから、「綱敷」と称されるようになりました。

（参考）ホトカミ

綱敷天神社は、いっしょに稲荷神社も祀られていて、商売繁盛や縁結びの神さまとしても有名ですが、道真公ゆかりの神社として、牛の像や筆塚など、いろいろなパワースポットがあります。

（参考）ホトカミ

歯神社

ちょっと変わった神さまをご紹介。

綱敷天神社の末社なんですが、ちょっと離れたエストワンの裏手に、「歯」の神さまが祀られています。

昔、淀川が反乱して水没しそうになったときに水をせき止めてくれた巨大な石を、歯止めしてくださる神様として祀るようになり、転じて歯の神さまになられたそうです。

地元では「はがみさん」として慕われています。

歯の神さまは日本でここだけとか。

かなみん

受験前に歯が痛くなったらここに来てお願いしてみるのもいいかもしれないですよ！

（参考）ホトカミ

困難に挑戦するパワーをもらおう！ 「露天神社（つゆのてんじんしゃ）」

梅田から少し東に入ったところにある露天神社は、通称「お初天神」といって、恋の神さまとして有名な神社ですが、天神さまともご縁があり、牛が祀られています。

（参考）フォートラベル

もうひとつの祈願スポットは「難転石」（なんてんいし）です。

石が水の力で回っていて、触ると難が転じる（なやみがなくなる）といわれています。

しっかり触って、受験の迷いを吹き飛ばしましょう！

（参考）ホトカミ