平成最後のクリスマスに関する意識調査200人を対象に実施。クリスマスを一緒に過ごす相手はパートナーが約半数の結果に。プレゼント、ディナーには1万円未満が半数以上の回答。
日本マーケティングリサーチは、『クリスマスに関する意識調査』を実施しました。
今回の調査は平成最後のクリスマスについて、大坂府を中心に10代から70代の男女200名に、街頭インタビュー形式で行いました。
●パートナーと過ごすは半数以上、1人で過ごすは10人に1人
2018年のクリスマスは誰と過ごすかと聞いたところ、「パートナー(彼氏・彼女・家族)」が半数以上の111人(52.11%)と最も多く、続いて「同性の友達」と過ごすが44人(21.05%)となっています。
また、「1人で過ごす」は10人(4.78%)と10人に1人の割合になりました。
日本のクリスマスは彼氏・彼女と過ごす日という意識が強く、また、欧米同様に家族と過ごすという意識も強くなっています。
●クリスマスディナーとプレゼントは各1万円未満が主流
日本でもビッグイベントとなっているハロウィンが終わると、11月からは一気にクリスマスムードになっていきます。日本人はクリスマスシーズンにどのくらいの金額を使っているのでしょうか。
クリスマスディナーとプレゼントにかける予算を聞いたところ、ディナーに関しては1万円未満が半数以上の160人(78.05%)、プレゼント購入も半数以上の106人(54.08%)という結果が出ました。
クリスマスに伴う支出は、1万円未満程度が安すぎず高すぎないちょうどよい価格帯となっている傾向が判明しました。
大切な人の希望や好みをリサーチして、無理のない範囲でプレゼントを贈るのが「日本のクリスマスの主流」になっているのではないでしょうか。
●プレゼント購入方法は店頭が多い
クリスマスプレゼントを購入する場所は、「店頭」が156人(80%)最も多く、WEBでの購入も29人(14.87%)と次に多いことがわかりました。
また、購入するものを選ぶときに参考にしているのも店頭が101人(46.98%)と最も多く、次いでSNSで検索をして参考にしているが54人(25.12%)と分かりました。
SNSなどのハッシュタグやユーザーの投稿を閲覧して、商品を知るきっかけや比較検討の材料とするケースが多いという結果になりました。
アンケートを回答したのが、10代から20代が半数以上いるということもあってか、各設問の回答の背景に「クリスマスはパートナーと過ごす」、予算は1万円未満という回答が多く見受けられる結果となりました。
震災以降「絆」が見直される中、今回のアンケート結果から伺えることは、今年のクリスマスは、「パートナーと過ごす」方が多いと予想されます。
●調査概要
調査テーマ:クリスマスに関するインタビュー
調査エリア:大阪府
調査対象:10代から70代までの男女211人
調査期間:2018年11月
調査方法:街頭アンケート方式