「日々のストレスを感じるなぁ...」という時は、あれこれ考えずとりあえずパン屋へ。
まだ行ったことがなくて、店名がシンプルで、こぢんまりした店構えで、ライ麦入ったパンもちゃんと売ってて、店員さんがおすすめのパンとかすぐ答えてくれて、駅から歩いて行けるような…。
ということで、JR福島駅より徒歩約3分、2021年年2月にオープンしたばかりの「The Mill(ザ・ミル)」へ行ってきました。
ベーカリー「The Mill(ザ・ミル)」のご紹介!
NY
長さ約28㎝。30㎝未満のバゲット(ってことはフィセルかな?)。
クープは4本。
なぜかクープの裂け目から膨らんだ生地の色が濃い…!
よくよく見ると生地が層になってる?油脂を織り込んだ生地??
カットしてみると、生地の違いがよく見えます。
長時間発酵のオーソドックスなバゲット生地に、軽めのデニッシュ生地が重ねてありました。
ふつうのバゲットだと思って食べると、不意打ち感というかサプライズ感があります。
モチっとジューシーなハイブリットブレッド。
塩味も思ったよりあるので、何も加えずに食べるのが一番おいしいかも。
クロワッサン
生地の層がくっきり、明快。
巻きの端が直線にもどろうとしてピンとはね返りそう。
空に向かってまっすぐ伸びる葦の葉を、クルリと巻いてクロワッサンにしました、という感じ。
生地の厚み、焼きの色、菱形の膨らみ、それぞれに整ったグラデーションがあって、見ていて飽きないです。
内側はしなやか。
バターの香りに覆われてしまうことなく、小麦の香りがちゃんとしてきます。
外側がパリッパリになるので、テイクアウト後は断然リベイクがオススメです。
青森県産りんごとくるみ
パンを手の上にのせると、生地が手の中に沈んでいこうとします。
外見に反して意外なほど柔らか。
炊かれて透明な黄色になったりんごがキラキラしています。
安易だけどほんとに宝石のよう。
シャジュ・シャヂュッとりんごの歯ざわりが心地よいです。
広がる甘み、後を追ってくるクルミのコク。
2日目もしっとりもちもち。
クリームパン
訪問したのはちょうどお昼時の12時。
焼き上がったクリームパンを、店員さんが天板からすくって持ってきてくれました。
手に持っていられないほどアツアツ。
薄いブリオッシュ生地の内側で、クリームがユラユラと揺れます。
真ん中から割ると、オレンジ色に近い濃厚カスタードがトロリ。
香るバニラビーンズ。
焼き立てだったこともあって、ポタージュスープを飲むかのごとく、ほぼ噛まないで完食。
「飲むクリームパン」って言っても嘘にならないと思います。
画像が無いのは、撮る前に歩きながら食べてしまったから♪笑
コロナ禍で元気の出ない日常でも、いつの間にかフフッとなれる「The Mill(ザ・ミル)」のパン。
他にもいろんな種類があります♪