2020年9月16日から10月5日まで、大丸梅田店 15階の大丸ミュージアム<梅田>にて、「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」が開催中!
ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんの創る120点の写真作品と、実物のミニチュア作品50点が展示されています。
田中さんの作品には海外ファンも多く、写真作品を掲載しているSNSのフォロワー数はなんと260万人以上!
会場に展示されている作品を撮影することもできるので、自分のSNSアカウントに画像をアップすることもOK♪
田中達也さんの創作活動
会場入り口すぐにあるブロッコリーを木に見立てた作品。
よく見ると、作家田中達也さんがカメラを構えて木の下にいます☆。
田中さんが、ミニチュア作品を創り始めたのは2011年。
ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を開始し、以後毎日SNSで作品を発表し続けています。
2017年には、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当。
多くの人に田中さんの作品が知れ渡る機会に。
展示会ならではの実物の大作品も!
ミニチュア作品を実物大に拡大した作品を観ることができるのは会場ならでは。
ボタンの花が咲く木と一緒に写真を撮ることもできます。
海苔巻きが…!
場にはレーンを走る海苔巻き列車が!
駐車場に見立てたゲタの上に寿司自動車が並んでいます。
すし皿を何十枚も重ねた都心のビル群が中央に連なっています。
こちらも撮影OKです◎
台所スポンジが…!
ヤシの木の生えた芝生。
黄色い砂浜。
海の緩やかな波。
休暇を過ごすリゾート地を、全て台所のスポンジで表現!
「疲れを洗い流しにきました」というタイトルに、思わずクスっと笑ってしまいます。
プラスチックチェーンが…!
プラスチックチェーンがボートに!
海に境界をつくるチェーンを切り、遊泳禁止エリアへとボートをこぎ進めていく二人。
二人の行く先は…?!
ジーンズが…!
史上最大のビッグウエーブ到来!
XXXXXLサイズの波に乗ってサーファーが海原を渡ります。
リンゴが…!
青リンゴの皮がヒラリと落ち、一筋の道になっています。
頂上には地図を確認する人が。
急斜面なんで降りるのが大変そう 笑
オクラが…!
オクラの咲く木の下をご婦人がふたり。
季節の移り変わりを愛でるような会話が聞こえてきます。
イチゴが…!
焚火に薪をくべる人と幼い子。
イチゴの断面が明々と燃える炎になっています。
甘酸っぱい香りも一緒に立ち上っています。
キウイフルーツが…!
段々畑で忙しく農作業をする人。
よくよく見ると、全部キウイフルーツ!粒粒の種を収穫しています。
お米が…!
作品タイトルは「Have a rice trip!(ハブ ア ライス トリップ)」。
ツヤツヤに炊かれた白米の雲の間を、飛行機が進んでいきます。
こうしたアイデアは、100均やスーパーなどの買い物を通じて思いつくことが多いのだそう。
たくさんの商品が並ぶ棚を前にすると、田中さの想像力が一気に触発されるんですね(^^
会場には、田中さんが会場の壁に描いた直筆のイラストも!
こちらはココでしか見られません♪
からあげが…!
カラッと揚がったからあげの木。
今日の夕食に食べる分を収穫してかごの中へ。
もぎたてのアツアツを持って帰って、そのままテーブルへ♪
ラーメンスープが…!
ラーメンスープの上をレンゲ船が旋回。
なめらかな水面に促されて、船がスイスイ進んでいきそうです。
チョコスプレーが…!
数えきれないオーディエンスの前で、パフォーマンスを繰り広げる人気バンド。
会場をウエーブして反響するような歓声が聞こえてきます。
タイトルは「約1万粒規模のコンサート」!
実は、スプレーチョコを敷き詰めてつくったオーディエンスと、調理用バットをひっくり返して作ったステージで作られているんです!
トイレが…!
トイレのフタが雪山に!
山頂を目指して冒険家一行が列をなしています。
となりにあるのはトイレットペーパーの滝。
淀みない一直線の滝が豪快に流れ落ちています。
USBが…!
USBの略は、実は「ウルトラスモールベーカリー」?!
電力オーブンでいそがしくパンを焼き上げています。
お札が…!
お札がテニスコートに!
「ここは私が払います」
「そんないけません、私が払います」
「いえいえいえ、やはりここは私が」
「いえいえいえいえ、ここは私が」
「いえいえいえいえいえい(以下略)」
そんな会話をそのままタイトルにしてあります。
金平糖が…!
金平糖をキュートに振りながら応援するチアガール。まさに甘い声援!
ブラシが…!
微妙に幅の長いブラシを、最適な長さにカット。
かゆい所に手が届く仕事をこなしています。
磁石のカウンターにお客さんがズラッと席についています。
タイトルは「すごい集客力」!
バームクーヘンが…!
バームクーヘンのラインに沿って自転車を走らせる選手たち。タイトルは「バイシクーヘン」。
指輪が…!
ペアリングで作った永遠に溶けない雪だるま。
鑑賞する人がミニチュアサイズフィギュアになりきって、指輪の前で写真を撮影することも出来ます◎
ミニチュア作品はこちら。
銀婚式を迎えた二人がほほえましく「永遠の雪だるま」を眺めています。
化粧品が…!
香水、リップ、マニキュア、アイシャドウがビル群に。
大都会の景色を背に、一人の女性が歩いています。
一瞬振り返り、街にさよならを告げているようなシーン。ドラマチックです。
制作風景を再現したコーナーも
会場には、田中さんが作品を撮影する制作室を再現したコーナーも。
壁面には、作品に使用するミニチュア素材を収納するための引き出しがみっちり。
ライティングの設置の仕方やカメラの距離感なども見ることができます。
「見立て」が広げる日常の世界
田中さんのミニチュアワールドの中にいると、幼いころ、身近にあるものに「見立て」を加えてままごとをしたときのワクワクした気持ちがよみがえってきます。
大人はもちろん、子どもも楽しめる展示会になっていますよ◎
まとめ
会場限定の物販もあり、作品を楽しんだあとはお買い物も楽しまマス。
今回ご紹介したのは展示作品の一部。
会場には、細部まで緻密に作り込んだ作品が所せましと並んでいるので、一日いても楽しめそうです!
ユーモラスなタイトルも必見☆
ぜひ足を運んでみてくださいね(^^♪
会期:2020年9月16日(水)→10月5日(月)
入場時間:午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)
最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)
会場:大丸梅田店15階 大丸ミュージアム
入場料:一般800円・中高生600円、小学生400円、未就学児は無料
展覧会場限定グッズの販売もお楽しみに!
クリアファイル、トートバッグ、トランプ、スマホケースなど。