こんにちは!ライターのPanconoです(^O^)
今回は、日本屈指のマンモス校である「近畿大学」の学食レポートをお届けします♪
創立100年目間近!在籍学生数3万人越えのマンモス大学
近畿大学は、1925年に創立の大阪専門学校と1943年創立の大阪理工科大学を統合し、1949年に新制近畿大学として発足した歴史の長い大学です。
現在、キャンパスを大阪・奈良・和歌山・広島・福岡に持つ、在籍学生総数3万人越えの、日本でも屈指のマンモス校。
2019年総志願者数は一般・推薦合計20万人を超え、近畿大学史上最高となりました。
今後さらに大きな学校へと進化していく予感!
略称「近大」、愛称「マグロ大学」
2002年、クロマグロの完全養殖に世界で初めて成功したことで、「マグロ大学」としても有名になった近畿大学。
その後、「マグロ大学って言うてるヤツ、誰や?」「固定概念をぶっ壊す。」「早慶近」など、ユニークでインパクトのあるキャッチコピーを世に送り続け、今や社会的にも常に注目を浴びる学校になっています。
その他、ライブ会場さながらの、「KINDAI GIRLS」のパフォーマンスがある入学式も話題に。
新入生を、学校全体のパワーを注いで全力で歓迎する入学式は、「マグロ大学」に次ぐ近大代名詞の1つになりつつ(?!)あります。
ずば抜けてアツく勢いのあるこの学校は、じつはもうすぐ創立100周年!
100周年の節目に向けて、現在”超近大プロジェクト”(東大阪キャンパスの大規模整備)が進められていて、その一環として食堂も大きく変わりました。
DNS POWER CAFE
東大阪キャンパス7号館。入ってすぐにあるのが「DNS POWER CAFÉ」。
スポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」の、スポーツニュートリション事業を担う株式会社ドームと大学のコラボで実現したカフェ。
コンセプトは、「学生の心と身体を活力に満ち溢れた最高のコンディションにするための食堂」。
プロテイン入りメニューや、自分のほしい栄養素を組み合わせてカスタマイズできるシェイク「MRS」などを注文できます。
キャッシュレス推し!のタッチパネルレジ
入口に並ぶのはタッチパネル式のレジ。
合計8台のうち6台はキャッシュレス専用。
世界規模で急速にキャッシュレス化が進んでいる時代の流れを踏まえて、キャッシュレスレジの台数を多く配置。
食堂のささいな行動へも、グローバルに活躍できる人材を育てようとする大学の想いが込められているよう。
学生証のVisaプリペイド機能でかんたん決済♫
近大学生は、学生証にVisaプリペイド機能を付帯させることができます。
その他、Visa/Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブ、交通系電子マネー、楽天Edy、iD、WAON、nanaco、QUICPay、LINE Pay、※Pay Pay、※メルペイ、アリペイ、We Chat Pay(※今後導入)にも対応しているので、一般の方でも簡単にキャッシュレスで支払いを済ませることができます。
スマホアプリで事前にカスタマイズメニューを注文
スマホ専用アプリをダウンロードすれば、その日の体調に合わせてメニューをカスタマイズしたり、事前決済で受け取りのための待ち時間も省くことができます◎
さらに、食堂側は無駄に食材を使用することを防げるので、フードロス対策にもつながります。
合理的で快適な食システムに、“次世代型食堂“の在り方を実感!
美容にも心強い☆高たんぱく&低脂質のパワープレート
パワープレートは、メインのお肉、サラダ、ご飯、スープのセット。
お肉は、ビーフ、ポーク、チキンの3種から選べ、事前に注文すれば50g単位での指定ができます◎
高たんぱく・低脂質のメニューは、トップアスリートを目指す学生さんはもちろん、女子学生にも好評だそう。
スマホアプリを使えば、食事のトータルカロリーや、ビタミン量なども数字で見ることができるので、美容意識の高い学生さんにウケがいいのにも納得♪
こんにゃく米入りモチモチご飯
こんにゃく米入りのご飯は、同量の白米と比べ、カロリー&糖質が約40%OFFなのでとてもヘルシー。
パッとみても「こんにゃく米」と「白米」の見分けが付かず、味わいも、「モチモチおいしい白米を食べている」という感覚。
「こんにゃく米」の他、雑穀のミネラルたっぷりの「十六穀米」を選ぶこともできるので、その日の気分や体調によって違った味わいを楽しめるます♫
プロテイン入りのパワーパスタ
プロテインを練り込んだDNSオリジナルパスタを使用。
1食でたんぱく質を17gと通常の約3倍も摂れるそう!
「パスタは炭水化物」という固定概念をくつがえしてしまう驚きのパスタです。
「パワーヌードル」の名前で、プロテイン入りラーメンの提供もあります(^^)
家でもDNSで体のコンディションを整える
カフェ壁面には、DNS商品をズラッと並べたディスプレイコーナー。
サプリやドリンク、プロテインホエイなどを気軽に購入し、家でもDNSフードで体のコンディションを整えることができます◎
「THE CHARGING PIT&DINER」
約90種類のメニューの用意がある「THE CHARGING PIT&DINER」。
近大発の食材を使ったメニューや、本格的な炭火グリルの肉料理なども味わえます。
炭火でグリル!サーロインステーキ
ボリュームたっぷりの200gサーロインステーキは1,500円。
学食メニューとしては高価格ですが、一般店舗と比較するとリーズナブル。
炭火グリルでジューシーに仕上げてくれます。
こだわりの手作りハンバーグ
こだわりのハンバーグは、タネからキッチンで手作りする手間のかけよう。
オープンキッチンで、炎を上げて焼き上げる光景を見ることができ、ジュージューと音を立てた状態で鉄板皿へ。
アツアツの焼きたて手作りハンバーグが、学食で食べられるなんて!
絶品☆「近の鶏卵ふわとろオムライス」
食堂で一番人気の「近の鶏卵ふわとろオムライス」。
薬学部多賀教授が開発に協力した「近の鶏卵」を使用して作っています。
通常の卵と比べ、コレステロールの低い卵なのでとてもヘルシー◎
口当たりの優しいデミグラスソースがたっぷりかけられます。
去年のオープンキャンパスでは、オムライスだけでも2,000食の注文があったそう。
その2,000食のオムライスを作ったのが、総料理長を含む厨房スタッフの3人だというから驚き。
「フライパンをひたすら振り続けるので、途中から手の皮がむけて 笑。ただ、せっかく足を運んでくれた皆さんにはやはり食べてほしくて、最後まで作りました。」と当日のことを思い出し、笑顔を見せる総料理長鎗山さん。
近大ブリの炙り丼
水産経済学の教授が開発した“匂わないブリ”を使ったブリの炙り丼も人気のメニュー。
ボリューム満点◎かつ丼
たっぷり盛られたホカホカご飯に、たまごでとじたカツがのります。
午前中に清掃を終えて、ランチを楽しむパートスタッフさんのオススメです。
ダシのきいた親子丼
旨みたっぷりの鶏モモ肉を、ダシの効いた溶き卵でとじます。
だしの味わいがしみ込んだ白米をかきこむのは丼ものの醍醐味。
麺はこだわり讃岐うどん!
つるつるっとしたのど越しの良さと、もちっと腰のある食感が特長の讃岐うどん。
えび天をドンとのせると一気に華やかになります。
アクセントには薬味の刻みねぎ。
透明感のある関西だしは、最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさ。
おあげが丸ごと1枚!豪快なたぬきそば
豪快におあげが1枚入ったたぬきそば。
かまぼこが小さく見えますが通常サイズです(^^♪
こだわりの麺は、コシの強い二八そばを使用。
トリプルチーズにときめくチーズカレー
カレールーの上に、スライスチーズ、チェダーチーズ、パルメザンチーズの3種がのせられています。
カレーの熱でチーズがちょうどよく溶け、カレーの味わいにコクとまろやかさをプラスします。
常連学生さんおススメの一品( ^^
先生にも人気☆バランス抜群の定食
メイン料理、雑穀米、お味噌汁、小鉢のセット。
エネルギー、栄養バランス共に安定した内容は、先生方からの注文も多いよう。
ご飯は、雑穀米と白米、どちらかを選べます。
「SELF KITCHEN」
ランチ終了後、14時から使用できるセルフスペースが食堂内にあります。
テーブルに内蔵されたIHクッキングヒーターの上にたこ焼きプレートをのせ、たこ焼き作りを楽しんだりするスペース。
友達同士でワイワイたこ焼きパーティーをしたり、留学生に大阪文化を体験してもらう機会にしたり。
一般の方も楽しむことができます。
「食べ手側だけでなく、作り手側に立つ経験をすることで、ものの見方を広げることができます。作り手や相手の想い察することのできる、感受性豊かな学生であってほしい。」と鎗山総料理長。
また、時期によっては、創部94年の伝統を持つ近畿大学体育会相撲部が監修した「近大ちゃんこ鍋」も味わうことができます。
どこまでもサービス精神旺盛な近大の学食。
心斎橋人気店!聖庵の天然酵母使用パンが並ぶベーカリー
心斎橋に本店のあるベーカリー「聖庵」が、食堂内に併設されています。
人気商品は、種おこしから焼き上げまで50時間以上かけ、四つ葉バターの豊潤な旨みを生地に練り込んでつくる「50時間トースト」。
近大ショップでも購入することができます。
大学内初出店のサーティワンアイスクリーム!
「聖庵」のショップに隣接しているのがサーティワンのアイスクリームカウンター。
購入後は、イートインスペースがあるので、そのまま席に座って、ゆっくりアイスを堪能できます。
授業の合間や、ホッと一息つきたい時にもおすすめ◎
休みでも来たくなるリラックススペース♫
ガラス張りの壁と高く突き抜けた天井。
食堂内イートインコーナーには、ソファ席の設置もされています。
休日も、「ホッと一息、リラックスしに学校へ行こう」と思えてしまうような空間です。
ALL DAY COFFEE
校舎変わって4号館。
1階入り口を入ると、すぐに「ALL DAY COFFEE」があります。
豆の個性を最大限に引き出す淹れ方を追求したハンドドリップコーヒーやカフェラテや、コーヒーにぴったりのマフィンなども一緒に楽しめます。
フロアには、淹れ立てのコーヒーの香りが柔らかく漂っていて、心地いい雰囲気(*^^*)
(大阪では、グランフロント内にも店舗があります。)
CNN CAFE
2階に上がると、「CNN CAFÉ」があります。
フロア内のモニターにはCNN放送が映し出され、コーヒーや軽食と一緒に、英語で海外ニュースを見ることができます。
グローバルな人材育成の一環として、英語教育に力を入れている近大。
キャンパス内18号館にある国際学部は、少人数語学教育のための最新の設備を備えた新校舎として、超近大プロジェクトにより生まれ変わり、ソフト面だけでなくハード面の強化も進められています。
国際学部の場合、授業はほぼ英語で行われるそう。
入学してから半年後には、学部の全員が1年間の留学(゜o゜)!
KINDAI DOG
近大特製の「KINDAI DOG」の販売もされています(^^♪
具材をカスタマイズできるサービスもあるそう。
The Lounge
同じ4号館にある「The Lounge」は、高級ホテルのラウンジのよう。
各テーブルの間隔は広く、ゆっくりとくつろぐことができます。
学生さんだけでは、入室できないフロアだそう。
学びも食も「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」のために
「マグロ」が学園章化している近大ですが、実は梅の花が創立以来変わらずにある学園章。
「梅花霜雪を経て開く」=自然の厳しさをへて、春いちばんに品格高い花を咲かす、という梅の花に、近大学生の姿を重ねて学園章にしています。
創立者世耕弘一氏が、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を唱えてから、もうすぐ100周年を迎えようとしている近大。
世耕氏の想いを教育目的として根底に持ちつつ、常に変化を求めて変わり続ける近大の動向に目が離せません。
まとめ
「“新しさ”を取り入れていかなければいけないんです。」とご担当今井さん。
単に物珍しいことや話題にあがりそうなことをするというだけではない、本気で「学び」の場を変えていこうとする、切実な使命感のようなものがヒシヒシと伝わってくる一言でした。
パワープレートのトレーに印字されていた、「進化への渇望」。
近大の「今」を、バチっと表現しています。
変わりゆく「学びの場」をおいしく体験できる近大の食堂。
足を運んでみる価値大です☆☆☆