「関西・大阪のこれからを担うユニーク企業特集」
2025年「大阪・関西万博」がついに開幕☆彡
大盛り上がりの万博会場を発端に、全世界的に注目を浴びているのが“大阪”らしい風土の魅力です。
大阪キタじゃーなるでは、「大阪・関西万博」開催に先駆け、2021年から大阪らしいユニークな発想や楽しい仕掛けで関西を盛り上げようと奮闘する企業にスポットを当てたユニーク企業を特集しています。
第27弾は、「ヴァンパイア株式会社」をご紹介します!
ヴァンパイア株式会社とは?
ヴァンパイア株式会社は「遊んでいたら、褒められた」を社内スローガンに掲げ、ゲーム開発やグラフィックの提供、SNS運用などの事業を手掛ける、今大注目の大阪のスタートアップ企業です。
「オフィスに棺桶」「就業規則をスタッフ1人1人に合わせて捻じ曲げる」など、常識外れの独自カルチャーを持ち、そのユニークな社風と独特の経営理念が多くの求職者を惹きつけ、社員30人規模の企業でありながら、毎月10名もの応募が殺到しています♪
ヴァンパイア株式会社の最終目標は「ヴァンパイアの街をつくること」なのだそう。
ではでは、オフィスをご紹介☆彡
オフィスの中はライブハウスのような空間♪

フォトジェニックなレッドチェア

オリジナルグッズのディスプレイボード
「可愛いイラスト!サインもありますねー」と、写真を撮っていると・・・
「これ、スタッフがテキトーに描いた落書きです。俺のサインも書いとこ」と、代表取締役自ら落書き!
取材開始5分で、ヴァンパイア株式会社の社風を実感しました(笑)
むむっ? これは・・・
詳細はのちほどご紹介します♪
主な4つの事業について
現在、ヴァンパイア株式会社では以下の4つの事業を展開しています。
「グラホリック事業」・・・ゲーム業界向けのイラスト制作を中心に、2Dモーション、サウンド、映像など、多岐にわたるアートの受託制作を行っています。
「スタジオ事業」・・・ゲーム以外のオリジナルコンテンツの企画・制作・販売を手掛け、漫画や音声作品など、特に女性向けコンテンツを中心に展開するBtoCモデルの事業を推進しています。
「ゲーム事業」・・・代表作『狂気より愛をこめて』の開発・ライセンシングを行うとともに、新規ゲームやボードゲームの開発にも取り組んでいます。
「オフライン事業」・・・Café&BAR「ヴァンパイアサイド」の運営をはじめ、レンタルスペースやギャラリー事業などを展開しています。
破天荒で型破りなヴァンパイア株式会社の魅力とは??
人間社会にあるまじき型破りな社風が魅力のヴァンパイア株式会社!
何がどう他の会社と違うのか、その魅力の一部をご紹介☆彡
レベル1:ヴァンパイア株式会社には「遅刻の概念」がない!?
ヴァンパイア株式会社は働き方の自由度がとにかく高く、フルリモートで顔を見たことのない仲間も存在するそう。
定休日も個々の事情に合わせて変更可能で、子育てと両立するために就業規則を捻じ曲げ、平日休みにしているスタッフもいるのだとか。
更に、朝礼や会議は参加したい人だけが参加して、日報を書くか書かないかも自由!
朝礼に代表1人しか参加していないこともあるらしい・・・
なんて羨ましい自由な会社(*'▽')
レベル2:ヴァンパイア株式会社には、社歌がある!?
え、社歌って何??こちらがその社歌です。
いろいろクオリティー高すぎる!!
この社歌を引き下げて、いつの日か武道館ライブを行う計画を目論んでいるらしい・・・
その日までに野良ヴァンパイアの皆さんは歌詞をばっちり覚えておきましょう(笑)
レベル3:会議中に落書きしてても怒られない⁉
以下は、ヴァンパイア株式会社のホームページで見つけてしまった信じられないお話です。
ヴァンパイア社では「遊んでたら、褒められた」を社内スローガンにしていますので絶対に怒ったりしません。
あしながぺんぎんのアイディアが、会議中に会議を聞かずに描かれた落書きだったとしても絶対に怒ったりしていません。
明らかに寝坊した朝も、あしながぺんぎんのLINEスタンプを使って「おきてるよ」と連絡があれば絶対に怒りませんし、そもそも連絡なくても怒りません。
そうは言ってもあしながぺんぎんのLINEスタンプは想像を絶するほどに売れていませんが、それでも絶対に怒りません。
気づけば「あしながぺんぎん」のツイッターで配信もおわっていますが、どれほどの数のあしながぺんぎんが世に放たれたのでしょうか。その数だけ、優しい世界になってほしいと祈るばかりです。だから、あしながぺんぎんが今後も売れなくても決して怒りません。
そんなまさか((+_+))
信じるか信じないかはあなた次第(事実です)
レベルMax:オフィスに棺桶!?
論より証拠!
こちらがその棺桶の証拠写真です。
ででーん!とありましたΣ( ̄□ ̄|||)

慣れた様子で棺桶に収まるスタッフのGaulさん
スタッフの証言「仮眠したいときにみんな使ってます。僕は蓋を全部閉める派です」
蓋を全部閉める派って何??( ;∀;)
意外と寝心地がいいと言うので試させていただくと、底がめっちゃふわふわでした!
てゆーか、業務中に仮眠ってありなんですか??
羨ましすぎる(*'ω'*)
Café&BAR「ヴァンパイアサイド」

ヴァンパイアサイド
ヴァンパイアの街づくりはもう始まっています!
ヴァンパイア株式会社が運営する大阪ミナミのコンセプトカフェ&バー『ヴァンパイアサイド』はヴァンパイアがテーマ☆
ゲーム会社が作ったダークファンタジーなこのお店では、夜な夜なあやしい儀式が…。
繁華街の片隅に、ひっそりと佇む不思議な店「ヴァンパイアサイド」。そこを訪れるのは、誰にも言えない秘密を抱えた人々。成功者でありながら孤独を感じる男、完璧を求めすぎて疲れ果てた女、過去の失敗を引きずり続ける青年、家族との関係に苦しみながらも居場所を求める少女、そして、なぜか毎回服が破ける謎の男――。原作はヴァンパイア株式会社 代表の加藤、漫画はフリーランスイラストレーターとして活躍中の「蒼鷹」が手掛ける。あなたは呪われる準備はできていますか?
こちらはヴァンパイアサイドで人気の輸血パックドリンク『エクスタシー』
血液型によって異なる味は、クランベリージュース、ブルーキュラソー、カシスローズ、トマトジュースの4種類♪
アルコールとノンアルコールタイプから選べます。
その他、魅惑のメニューがいっぱい☆
美しくも奇しい"氏族ちゃん"たちが次の"生贄ちゃん"をお待ちしております♪
毎年9月30日は"ヴァンパイアの日" ~9/30 #Vampaire Day~
ヴァンパイアの日とは、毎年9月30日に開催されるゴシック・ホラーを愛する人たちのためのイベント!
近年、日本のハロウィンは「コスプレする日」というイメージが強くなり、ゴシック・ホラーを純粋に楽しみたい人にとっては、ちょっとだけ物足りなさを感じることも・・・
そこでハロウィンのちょうど1ヵ月前に「ヴァンパイアの日」を開催!!
黒い衣装に身を包んでお茶会に参加したり、ドールを連れてお出かけしたり、自身のアート作品をSNSで共有したりと、同じ趣味を持つ人たちでコミュニケーションを楽しんじゃいましょう~(^^♪
参加方法は至って簡単♪
その1:好きに過ごす・・・ゴシック・ホラーを愛する人たちが楽しく過ごす日です。
その2:ハッシュタグを利用・・・自身のアート作品をSNS上で「#ヴァンパイアの日」または「#VampireDay」というハッシュタグとともに投稿
その3:ハッシュタグ巡回・・・同じ趣味を持つ人たちとのコミュニケーションを楽しみましょう(^^)/
詳細はこちらから♪
多くの企業・団体が続々と協賛中の注目イベント☆彡
認知度がアップすると、日本記念日協会の公式記念日として登録できちゃう可能性も♪
今参加しておけば「ヴァンパイアデーを公式記念日にしたのはうちらだし」と武勇伝が1つ作れちゃいます(^^)/
ヴァンパイアデーの運命はあなたにかかっています!!
ぜひぜひ参加してみてくださいね(*^-^*)
社員の「やりたい」を支援する新事業 “ヴァンパイアアーカイブス"
現在、ヴァンパイアでは、自社コンテンツのパブリッシングを行う新プロジェクト「ヴァンパイアアーカイブス」の立ち上げを計画しています。(※パブリッシング=出版、広報、販売)
新たな取り組みの背景には、社内で以前から寄せられていた「漫画を描きたい」「ゲームをつくりたい」といった多くの声が関係しています。
これまでの「受託制作」中心の仕事では、社員が自由に表現できる場が限られていたため、社員一人ひとりの創作意欲をかたちにできる“場”として、本プロジェクトを始動。
現在は、自社IPによる漫画やゲームの開発を進めており、自社運営のCafe & BAR「ヴァンパイアサイド」を舞台にしたコミカライズ企画も進行中です。
今後は、自社ブランドのプロダクト展開や販売チャネルの構築にも力を入れ、コンテンツを通じて新たな価値を生み出していきます。
ヴァンパイア株式会社では『魂の叫びを無視しない世界』をビジョンに、『より多くの夢を実現する』ことをミッションとして、社内スタッフのみならず社外からの挑戦者にも門戸を開き、共に夢を形にしていくプラットフォームを目指して、挑戦したいという想いを持つすべての人を歓迎しています。
社長インタビュー
ヴァンパイア株式会社代表取締役 加藤洋平氏と加藤氏をこよなく尊敬するヴァンパイアセキュリティ(広報、その他幅広く担当)のGaul氏にヴァンパイア株式会社の魅力と、今後の展望について伺いました!

ヴァンパイア株式会社 代表取締役 加藤洋平氏
※代表の素顔はベールに隠されています。

ヴァンパイアセキュリティ Gaul(ガウル氏)
―ずばり気になるのは御社のスローガン『遊んでいたら褒められた』です!このスローガンはどのようにして誕生したのでしょうか。
加藤氏「ネットミームで『働いたら負け』という言葉が昔からあったんですね。でも僕は負けるのは嫌だなと思っていて、進化バージョンの『遊んでいたら褒められた』を僕のスローガンにしていました。それが社内のスローガンになった形ですね」

スローガン入りのカッコいい黒シャツ9,000円
―スローガンは社内に浸透していますか?
Gaul氏「してますねー。うちの会社だけの冗談もあって、例えばスタッフの誰かが『今日仕事頑張ってるわー』と言うと、周りから『ええ? もしかして仕事頑張ってるんですかー?やめてもらっていいですか?』と言われます(笑)今日、僕もミーティングの時に加藤さんにやられました」
加藤氏「いや危なかったねー。危うく懲戒しなきゃならないところだった(笑)」
Gaul氏「九死に一生を得ました(笑)僕も含めてスタッフみんなに浸透しているスローガンですし、一番遊んでるのが加藤さんで、ミーティングの時に膨大な事業計画書を作ってくるんですが、それを話している顔がめっちゃくちゃ楽しそうなんです」
加藤氏「それよく言われる(笑)」
―んん??すみません、お話の途中なんですがGaulさんの口元に違和感が・・・
Gaul氏「あ・・・バレてしまいましたか。バレちゃった人は次々と消しているんで、今日は戸締りしっかりしてくださいね」
―も、もしやヴァンパイア株式会社のヴァンパイアって((+_+))・・・というわけで、ヴァンパイア株式会社を作ったきっかけを教えてください(笑)
加藤氏「会社の立ち上げ時は、別の社名を考えていたんですが、コアメンバーの間でやっぱり変えようかという話になりました。またゼロから考えるのは大変だなと思って、僕が『ヴァンパイアでいいですか?』と提案したんです。昔から僕がヴァンパイアを好きなことはみんな知っていたので『いいんじゃない』と賛同してくれました。ヴァンパイアにはいろいろな意味が込められていますが、きっかけは僕の一言ですね(笑)」
―社名がヴァンパイアに決まったことでヴァンパイア関連事業を扱う会社になったのですか?
加藤氏「ヴァンパイアブランディングを始めたのはここ2~3年です。当初はオフィスも白っぽい感じの普通のゲーム制作会社でした。その後コロナ禍に入り、フルリモートの会社にしようと全国からスタッフを採用していた時期があり、会ったことのないスタッフが増えてきたんですね。中には顔出ししたくない子もいたので、スタッフの感情の変化がわかるようにスタッフ全員にVtuberアバターを作る企画を立ち上げました。せっかくなので僕の趣味でゴシカルなキャラクターをいっぱい作ってみたら意外と反応が良くて、なんだ、みんなが好きならこの方向性でブランディングしていこうと、そこからヴァンパイアブランディングが始まりました」

社内用とは思えないクオリティのアバター
―ヴァンパイアブランディングと言えば、今後「ヴァンパイアブランド」をより確立するために、ヴァンパイアをテーマにしたショー・レストランの展開や、宿泊施設などを備えた「ヴァンパイアストリート」をつくり、働く人・遊ぶ人・住む人が共存できる新しいコミュニティの実現を目指しているそうですね。具体的にはどのような構想を考えていますか?
加藤氏「ヴァンパイアストリートは、大阪のオレンジストリートや中崎町のヴァンパイア版という発想です。中崎町やオレンジストリートは、ほんの二、三十年の間に、街自体に色が付いたように思います。
ヴァンパイアストリートも、ヴァンパイアブランディングに乗っかってくれる年商1000万円を超えるさまざまな事業者を1か所のエリアに集めて、ヴァンパイア版の中崎町やオレンジストリートを作り上げていこうという計画です。最終的には働く人も遊ぶ人も住む人も共存する街を作って行くというのが新しいコミュニティの実現ですね」
―計画は始まっているのでしょうか?
加藤氏「今は気になったエリアをチェックしたり、商店街に声をかけている段階ですね。僕は散歩が好きなんでその合間にしています」
Gaul氏「加藤さんは毎日家からオフィスまでの10km以上の道のりを2~3時間かけて徒歩で来てるんですよ」
―通勤時間で趣味を楽しみながら仕事してるとは、まさに『遊んでいたら褒められた』ですね。それにしても街づくりとは壮大なビジネスです。
加藤氏「そうですね。やはり自社のブランディングには限界があるので、『ヴァンパイアブランディングを利用するとうまくいきますよ』と多くの事業者を巻き込んでいきたいと考えています。コンセプトに沿ったカフェやマンションなどが立ち並ぶようになれば『なんかおしゃれな店が増えたね』と人が集まってきて行政が事業に興味を持つ可能性もあると思います。ただ、他の事業者の協力を得るには、まずは僕たちがビジネス的に強くなることが重要です。そこで今は新規事業をどんどん立ち上げ多角経営での事業の展開・拡充をしていこうと動いています」
―なるほど。それで膨大な事業計画書を作っているんですね。新規事業として進行中や構想中の事業にはどのようなものがありますか?
加藤氏「横の事業展開として、ヴァンパイアをテーマにした黒いベビーカステラ『ヴァンパイアベビー』のフランチャイズ化を進めています。日本各地にヴァンパイアベビーのお店を作り、日本地図上で出店している街を黒く塗りつぶして日本をヴァンパイアで征服していくというストラテジーゲームをやろうという計画です」

ヴァンパイアをテーマにした黒いカステラ『ヴァンパイアベビー』
―ゲーム感覚でフランチャイズ展開とは、まさに『遊んでいたら褒められた』的な事業ですね!もう販売は開始しているんでしょうか?
加藤氏「事業に賛同してやりたいと言ってくれている人はたくさんいるんですが、僕がいくつもの新規事業を立ち上げちゃってもうパンパンなので、僕以外の責任者が見つかり次第始まる予定になっています。あとはヘッドスパに民泊に・・・輸血パックの販売とか」
―輸血パックの販売ですか?
加藤氏「コンセプトカフェ&バー『ヴァンパイアサイド』で提供しているエクスタシーという輸血パックを模したドリンクがあって、それを販売しようとしています」
Gaul氏「本格的な輸血パックを作るために新しく生産ラインを作ったんですよね」

輸血パックを模したドリンク『エクスタシー』 ヴァンパイアサイドで提供中。
加藤氏「市販の輸血パックは淵の白い部分がなかったり、半透明じゃなかったりして形が気に入らなかったんです。だから自分たちで作りました(笑)ところが、販売するには衛生上の問題でクリアしなければならない課題がいろいろあり、結局キッチンカーで売るしかないとなったんですが、うちのスタッフほぼ全員免許持ってなかったんですよ」
Gaul氏「免許取りますか、どうしますか?そこまで(時間やお金を)かけてやりますか?と(笑)」
―新規事業の立ち上げというのは、やはり難しいんですね。新規事業と言えば、御社ではヴァンパイアアーカイブスの立ち上げもされていますね。そちらの進捗具合はいかがですか?
加藤氏「僕らはゲーム業界向けのイラスト制作事業がメイン事業なので、まずはイラストレーターさんやアーティストさんのお仕事をつなげる支援をさせていただいています。現在Vtuberさん向けのストックイラストサービスの開始に向けても動いており、先日オンライン説明会を行いました。100名近くが参加し、ほとんどの方が応募してくれています。
ストックイラストサービスはVtuberさん向けの商材ですが、そのプロモーションをVtuberさんにやってもらおうとも考えていて、近々Vtuberさん向けの説明会も行う予定です」
―イラストレーターさんとVtuberさんの両方にメリットの多い事業ですね!お話を伺っていると、御社の新規事業は一見思いつきのようで、その実かなり綿密な計画性を感じます。
加藤氏「そこはかなり意識しています。僕は物語性がある方が応援されやすいと思っているんですね。例えば、危険を冒して綱渡りしてるやつって『あいつ失敗して死ぬな』って、傍から見てて面白いですよね。なので自分にリスクをかけてビッグマウスをして・・・と、綱渡りしているように見せつつ、実際は石橋を叩いて安全な道をロジカルに歩いています。最近、ビッグマウスが少しずつ実現されていく様子を見て周囲がざわついていますね(笑)」
Gaul氏「ヴァンパイアストリートは壮大ですが、たぶんこの人のことだから20年後マジでやってるかもな、ヴァンパイアの街作ってるかもなと僕も思います。加藤さんは僕が今まで見てきた人の中で群を抜いていると思います」
加藤氏「いやあんまり見てないでしょ(笑)」
Gaul氏「はい、見てません(笑)」
―先ほどから、ノリがサークルの先輩後輩ですね(笑)
加藤氏「年齢はだいぶ離れてますけどね(笑)落ち着いて見えますがGaulはまだ20代前半なんですよ。僕はうちの会社が大きく成長するためには今後広告戦略も大事になってくると考えていて、今、Gaulには広報会社さんに依頼して作成した勉強プランで広報の勉強をしてもらっています」
―ヴァンパイア株式会社の未来は若いGaulさんにかかっているわけですね。
Gaul氏「めちゃくちゃプレッシャーですね(笑)でも期待に応えたいという気持ちはあります。僕自身、元々未知の世界で最初はわからなかった専門用語や手法がわかるようになってきていて、どんどんレベルが上がっているなと手ごたえも感じています。ゲームのレベルアップ感覚で楽しいですね」
加藤氏「これ、初めて言うんですが、僕は彼に会社のハブとしての役割を担ってもらおうと育成しています。おそらくヴァンパイア株式会社が大きく成長するのは今の10代が社会人になるくらいだと思います。現在20代の彼がハブ役になって次世代のスタッフを育てることでうちの会社を爆裂的に大きくするという夢を見ています・・・あ、ランチね」
※ここでスタッフの"牛脂ちゃん"(ニックネーム)がランチの催促をするため、控室からこっそり登場。
―皆さんでランチに行くんですか?
Gaul氏「うちの会社はランチ代が会社持ちなんです」
加藤氏「ランチするために会社作りました(笑)アサイーボウル食べたいな」
―ランチ代が会社持ちとはとことん羨ましい会社ですね!せっかくなので"牛脂ちゃん"に会社の印象を伺ってもいいですか?
牛脂ちゃん「私、会社1時間サボって髪染めて出社したらみんなに『いいじゃん』って褒められました♪」

会社をサボって髪を染めたら褒められたスタッフの牛脂ちゃん(ニックネーム)
―それもありなんですか??
牛脂ちゃん「ありみたいです。前職がサービス残業当たり前のめちゃくちゃブラックな会社だったので、今、不思議な感じがします。好きなことをやって褒められて、就業規則の自由度もかなり高くて、本当に楽しいです♪」
―皆さん、ありがとうございました!ランチ楽しんできてください♪
『ありがとうございます。行ってきます♪』
まとめ
スタッフのGaul氏と牛脂ちゃんのお二人は、ヴァンパイア株式会社のXイベント参加者とヴァンパイアサイドの元お客さんだそう。
二人とも加藤氏に才能を見込まれポテンシャル採用されたのだとか。
「僕は学歴や経歴は気にしません。能力しか見ていません」と笑う加藤氏に「加藤さんは適材適所の人選がとてもうまいと思います」とGaulさんが頷いていました。
遊び心たっぷり・・・というかもはや遊びしかないんじゃ、と感じるヴァンパイア株式会社。
遊んでいるだけに見えて、スタッフがさっと描いたオフィスの壁の落書きやイベント告知のパンフレットの完成度が高かったり、遊びで作った雑誌の表紙風画像が(牛脂ちゃんがちらっと見せてくれました)本物と見間違う出来栄えだったりと、スタッフたちの能力の高さがあちこちに漏れ出していました。
私自信、取材していたのか、それとも遊んでいたのか・・・あっという間の楽しいひと時でした(*^-^*)
『遊んでいたら褒められた』がスローガンのヴァンパイア株式会社の社風や就業形態は、新時代の社会人たちにマッチした新しい就労形態かもしれません。
企業の20年後が楽しみです!(^^)!