皆さんこんにちは。
お酒をこよなく愛する食いしん坊「まりりん」です!
先日、オオサカビール醸造所(直営店「ビールと羊」)にて大阪府内限定で提供する地域密着型クラフトビール「オオサカビール」の飲食店向け試飲会にお邪魔しました!
実は私、日本ビール検定の勉強をしているほど、大のビール好き…♡
本日の取材を心待ちにしていました♪
ビール用語
取材レポートの前に、ビールの用語について簡単にご説明します♪
ビールを選ぶ際、「ABV・IBU」と書かれた文字やそれを表す数字を目にすることがありませんか?
これらの数字は、ビールの特徴や個性を知るうえで欠かせません!
これを知っておくだけで、ビール選びがより楽しくなること間違いなしです☆
ABV
ABVは、「Alcohol By Volume」の略で「アルコール度数」を指します。
数字が大きいほどアルコール度数が高くなっています。
ビアスタイルごとにある程度度数は決まっているので、注目してみてくださいね♪
IBU
IBUは、「International Bitterness Units」の略で「苦味の強さ」を指します。
数字が大きいほど苦いという意味です。
苦みは主原料のホップで左右されるので、IBUはホップの苦味を表しているとも言えます。
といっても、IBUが同じビールでも、ホップの種類や仕込み方法の違いで、苦味の感じ方がことなるので、あくまで苦味の度合いの指標として役立ててくださいね。
発酵方法
ビールは大きくエールビールとラガービールに分けられ、その違いは発酵方法にあります。
エールビールは上面発酵という方法で製造され、ラガービールは下面発酵という方法で作られますが、この発酵方法の違いが、ビールの個性に繋がるので大事なんです!
ちなみに日本国内のほとんどのビールがエールビールに当てはまります。
試飲会について
それでは試飲会のレポートを♪
参加費用は無料で、大阪府内の飲食店と共に「地産地消」のクラフトビールで、大阪の飲食店を活性化させることを目的としているそう。
これまで8・9月と計2回オオサカビール醸造所の直営店「ビールと羊」にて試飲会を開催し、今回は待望の3回目の試飲会。
クラフトビールの取り扱いに関心のある大阪府内の多数の飲食店関係者が参加し、実際に8種類のオオサカビールを体験できます。
当日は「大阪ビール」の醸造家も参加し、訪れた飲食店関係者に対してオオサカビールの思いやペアリング案も語られ、非常に活気づいた試飲会でした。
オオサカビール
「地元に根差し、愛される、本当に美味しいビールを地域限定で提供したい」という思いから始まったオオサカビールは、現在14種類のビールを展開し、大阪でしか飲めないクラフトビールとして注目を集めています。
酵母が生きた新鮮なビールが特徴的で、冷蔵での自社配送や缶・瓶での提供は行わず樽生での提供を実施しているそう。
また飲食店に対しては、冷蔵ビールサーバーやグラスの貸し出しを無料で行うなど、より多くの店舗に本格樽生のクラフトビールを取り扱っていただく工夫をしています。
ちなみに既に約50店舗が取り扱っており、問い合わせも多数入っているんだとか♪
オオサカビールが広がるのもすぐかもしれませんね。
今回は、8種類のビールを試飲しました。
皆さんお気づきでしょうがメニュー名から大阪らしい遊び心が感じられ、注文するときにクスっとなるようなネーミングが特徴的です。
食事の時間がさらに楽しくなること、間違いなしですね(^▽^)/
1.めっちゃにがいやつ
その名の通り、めっちゃ苦いです。でもその苦さが癖になるような、とにかく苦みを味わいたい人にとってはピッタリなビール。IBUは、なんと70%で強烈です。
ところで皆さんはビールに表記されている「IPA」についてご存じですか?
IPAとは、India Pale Ale(インディア・ペール・エール)の略称で、ペールエールと呼ばれるビールの一種です。ペールエールは、上面発酵(=エール)で、薄く淡い色合い(=ペール)をもつビール上のこと。しかし、IPAは、ペールエールの一種でありながら、やや濃い色となっているんだとか。
ビールって複雑ですね(笑)
香り★★★★☆
甘み★★☆☆☆
キレ★★★☆☆
2.シュっとしてるアイツ
こちらはドイツのケルン地方で製造される伝統的なビールスタイル「ケルシュ」です。
ケルシュの最大の特徴はその醸造方法で、エール酵母を使いながらもラガーのように低温でじっくり醸造するため、エールとラガーの良いところが沢山詰まったビールです。
香り★★★★☆
甘み★★☆☆☆
キレ★★★★★
3.OSAKA GOOD COP
こちらは、イギリスのロンドンで生まれた「ポーター」と呼ばれるビアスタイルで黒ビールの一種です。
黒ビール特有の香ばしい香りが広がります。苦味等は比較的感じづらく、モルトのふんわりとしたコクや甘みが感じられるので、黒ビールは苦手な方にも是非飲んでいただきたいビールでした♪
香り★★★★☆
甘み★★★★☆
キレ★★★☆☆
4.知らんけど
ネーミングが面白すぎるビール。
大阪の人って「知らんけど」って日常的に使用しますよね、知らんけど。
こちらは、科学的な手法でホップの「香気成分」を最大限に引き出したフルーティーかつトロピカルなアロマが溢れるJuicy IPAなんだそう♪
IBUが30%と比較的高くありながらも、柑橘系のフルーティな香りが広がるので、あまり苦みは感じられませんでした。
8種類の中でダントツで人気なビールで、とても飲みやすいです。
香り★★★★★
甘み★★★☆☆
キレ★★☆☆☆
5.スっぱイカ
名前からして酸っぱそうなビール。
見た目もスイカのように赤く、本当にビール!?と疑ってしまうほどです。
こちらは、サワーエールといって「乳酸菌や野生酵母などによって発酵させた酸味のあるビール」です。
また、原材料に麦以外のハイビスカスやスイカを含んでいることから、フルーティな味わいとなっています。
サッパリとのどを潤したいときにオススメです♡
香り★★★★☆
甘み★★☆☆☆
キレ★★★★★
6.K.I.X
ベルジャンホワイトというベルギーの伝統的なビアスタイルを用いた白ビール。
小麦やオレンジピールを副原料としているのが特徴的。
滑らかな泡と甘酸っぱい小麦の味わいでした。
炭酸も優しいので、ゴクゴクと飲めてしまいます♪
香り★★★★★
甘み★★★☆☆
キレ★★★★★
7.ORIGINAL
チェコのピルゼンで生まれた「ピルスナー」のビアスタイル。
実は日本で流通しているビールのほとんどがこのピルスナーに分類されます。
そのため、皆さんにとって最も飲みやすいビールだと思います(^▽^)/
キレのある爽やかなのどごしと、ホップの苦味で「これぞビール!」でした♡
香り★★★☆☆
甘み★★★☆☆
キレ★★★★★
8.大阪 LOOP LINE
最後はドイツの伝統的なビールスタイルのアルトビール。
アルトビールの“アルト”はドイツ語で「古い」を意味するように、数世紀にわたって製造されているんだとか。
濃い銅褐色のような色が特徴で、ホップの苦味とコクのある味わいが絶妙にマッチし美味しかったです♡
香り★★★☆☆
甘み★★★☆☆
キレ★★★☆☆
気になるビールは、ありましたか?
私は「シュっとしてるアイツ」が、のど超し抜群で個人的に一押しです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
地元に根差したオオサカビールの魅力を存分に楽しんでいただき、奥深いビールの世界を触れていただけたら嬉しいです!
私もビール検定の勉強、頑張ります(^▽^)/
オオサカビール醸造所(直営店「ビールと羊」)
住所:大阪市北区曾根崎2丁目1-12 国道ビル1階
アクセス:阪急梅田・JR大阪駅から徒歩10分、地下鉄 東梅田駅から徒歩5分
【クラフトビールに関すること】
テンフィールズファクトリー株式会社
クラフトビール事業部 近野 正樹
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