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大阪中之島美術館「開館3周年記念特別展 TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が開催【9/14~12/8】

更新日:

皆さんこんにちは!

お酒をこよなく愛する食いしん坊「まりりん」です♪

 

涼しくなってきて、秋の訪れを感じる今日この頃。そんな季節にピッタリの”芸術の秋”を楽しんできました!

今回訪れたのは、大阪中之島美術館で開催されている「TRIO展」

ユニークな構成が特徴で、美術の面白さを新たに感じられる素晴らしい体験でした。また展示会のコラボレーション企画として、美術館1階のカフェレストラン「ミュゼカラト」や、「キルフェボン」とのコラボタルトなど、食欲の秋も楽しんできましたよ♪

 

それでは早速ご紹介していきます!

 

大阪中之島美術館

大阪中之島美術館は、大阪の中心地にある中之島エリアに位置し、約30年ほどの長い準備期間を経て2022年に開館した比較的新しい美術館。

主に20世紀から21世紀にかけての現代美術を中心に、絵画や彫刻、写真、デザインなど幅広いジャンルの作品を収蔵及び展示しています。

大阪が誇るアート文化の拠点として、国内外のアーティストによる多彩な展覧会が楽しめる場所です。

 

美術館前には、巨大な猫の彫刻が

!ヘルメットを着け鮮やかな朱をまとう猫の彫刻は、不思議な存在感を放っていました。

記念にパシャリ(^▽^)/

 

TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション

今回私が訪れた「TRIO展」も、そんな大阪中之島美術館で開催中の一つ。

2025年2月に迎える開館3周年を祝して、開館3周年記念特別展として2024年9月14日(土)~12月8日(日)の期間で開催されています。

大阪中之島美術館が誇るモディリアーニ、ローランサン、マグリット、バスキア、佐伯祐三、倉俣史朗などコレクションを代表する数々が、開館記念展以来、一堂に展示室に揃うんだとか♪

また、これらの作品が、パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館の3館のコレクションから共通点のある作品でトリオ(3点1組)をつくり、構成されています。

これまでにないユニークな展示で、コレクションの新たな魅力が発見できるかもしれません!

作品の組み合わせによる化学反応をお楽しみいただき、お気に入りの作品を見つけてほしい、という想いが込められた展示会です♡

 

みどころ(公式サイトより)

1. 二度とないかも!? パリ、東京、大阪の名品による夢のトリオ展が実現

パリ、東京、大阪。個性的な3都市を代表する3つの美術館による共同企画、「TRIO(トリオ)」展。

34のテーマに沿って、それぞれのコレクションからぴったりの作品をセレクト。

「モデルたちのパワー」「空想の庭」「日常生活とアート」など、本展のためだけに特別なトリオを組みました。

3つの美術館を代表する作品たちの一期一会がモダンアートの新しい魅力を開きます。

 

2. ピカソ、ローランサン、バスキア、藤田嗣治、佐伯祐三、草間彌生…… 総勢110作家、約150作品が集結

20世紀から現代にかけて活躍してきた、西洋と日本の110名のアーティストの作品が一堂に会します。

モダンアートを代表する巨匠から現代に活躍するアーティストまで、初来日32点をふくむ約150点をご覧いただけます。

 

3. マティス、萬鉄五郎、モディリアーニがトリオに!? 意外な3点を見て、比べて、話したくなる

東西の巨匠が同じテーマで絵を描いたら…?アートファン垂涎の組み合わせが実現します。

バスキアと佐伯のストリートアート対決、藤田とローランサンの女神競演、ピカソと萬のキュビスム作品、交友関係にあった岡本太郎とアルプの響き合う作品どうしの組み合わせも必見です。

 

出品作品

数ある作品の中から一部をご紹介します。

 

空想の庭

いずれも植物が画面全体を覆っていますが、実は3人の画家たちはみな植物に深いゆかりがあります。
植物園の近くに住み、動植物をモチーフにしたテキスタイルデザインを数多く手がけたデュフィ、草花を愛した父の影響でかつて植物学者を志したことのあった辻永、そして独学で画家になる前に園芸業を営んでいたボーシャン。
彼らはそれぞれが好んだ草花や果物、動物をリズミカルに画面に配置しながら、自由にイマジネーションを羽ばたかせ、絵の中にしか存在しない空想の庭とでも呼ぶべき世界を作り出しています。
草花で埋め尽くされた装飾的な画面は、どこか幻想的な雰囲気に包まれ、花や果物の香りが匂い立つようです。

 

辻永の《椿と仔山羊》に一目惚れ。

真っ赤な椿で埋め尽くされた場所に小さなヤギが。

鮮やかさと可憐さが詰まった作品で、こんな庭あったら良いな~と思いました♡

 

モデルたちのパワー

大胆にくつろいだポーズで、思い思いに寝そべるモデルたち。
西洋絵画の歴史の中で脈々と続いてきた横たわる女性像は、理想美を体現し、男性に見られる対象として、しばしば無防備な姿で描かれてきました。
しかし、挑発するようにこちらを見つめるモディリアーニの裸婦、寝ころんでこちらを見おろす萬の裸体美人、そして見られることにまるで無頓着なマティスのオダリスクには、私たちの視線を跳ね返し、彼女たちそれぞれの美を誇るようなパワーがみなぎっています。

中でも、アメデオ・モディリアーニの《髪をほどいた横たわる裸婦》の雰囲気に目が留まりました。

こちらを見つめる視線にドキッとします。

不思議な魅力が漂う作品です。

 

日常生活とアート

このトリオは、日常生活で用いるものをアートの領域に引き入れることで、私たちの常識的概念に揺さぶりをかけます。
ムレーヌの《For birds》はありふれた鳥かごのようですが、その隙間や開口部はガラスで完全に密閉されています。
まるで内部に空を囲い込み、檻の外=自由という常識を逆転させているかのようです。
冨井の《roll…》は、折り紙をホチキスで留めただけの簡単な構造でできています。
紙がつぶれたり破れたりしたら、指示書に従い新しい折り紙を用いて作り直すことができ、芸術作品の永続性に疑問を投げかけます。
一方、倉俣の《Miss Blanche(ミス・ブランチ)》は、椅子としての機能を持ちながら、オブジェのような存在感を放ちます。
これは家具でしょうか?それともアートでしょうか?

 

日常生活とアートのトリオも素敵でした。

現代アートはモチーフや素材も多彩で、アートの固定概念を覆してくれるような面白い物ばかり。

倉俣史朗のMiss Blanche(ミス・ブランチ)は特に人気でグッズも良く売れてるそう♪

赤いバラの造花が入り込んだ椅子型の作品。

アクリル板で透けているので、バラの花が宙に浮かんでいるようなイメージです。

美しさや神秘さが共存していて私も好きな作品の一つ♡

皆さんも是非お気に入りの作品を見つけてくださいね♪

 

コラボレーション企画

コラボレーション企画として、菓子・料理研究家の山本ゆりこさんと大阪中之島美術館1階カフェレストラン「ミュゼカラト」とのスイーツプロジェクトや、「キルフェボン」とのコラボタルトなどが販売中です。

 

ミュゼカラト

美術館1階に入っている「ミュゼカラト」では、トリオ〈空想の庭〉の作品からインスピレーションを受け考案されたタルトが販売されています。

その名も、「庭園に広がる洋梨のタルト~果物棚へのオマージュ~芳醇なシェーブルのアイスとご一緒に」

 

美しい!ケーキのデコレーションがまるで小さな庭園のように繊細です。

皆さんは何がどれだか分かりますか?

 

まずはお皿から。

実はお皿の下にお皿が隠されています。

ラウル・デュフィ《家と庭》より庭園をイメージしたお皿で、斬新なアイデアで視覚的な楽しみも味わえる一品です。

 

辻永《椿と仔山羊》からは椿をイメージしたソースと山羊のチーズを使ったアイスに。

アンドレ・ボーシャン《果物棚》からは洋梨やブドウが棚に並んでいるようなイメージのタルト。

再現性の高さが凄い!美術館で撮った写真と見比べるとよく分かりますよ♪

 

そしてタルトの形はTRIO展にちなんで三角形になっています。

三作品より連想されるイメージを一皿のデザートで、一口食べるたびに自然の風景を味わっているような感覚になりました♡

 

キルフェボン

お次は、グランフロント大阪にあるタルト店で有名な「キルフェボン」へ。

34あるテーマのうちのひとつ「空想の庭」をコンセプトに、「キルフェボンガーデン~ブルーベリーチーズ風味~」が販売されています。

 

色鮮やかなブルーベリージャムにクリームチーズを入れて焼き込んだパウンド、甘酸っぱいミックスジャムとチーズクリームを重ね、はちみつソースとフレッシュなベリーがトッピングされています。

 

ハーブやエディブルフラワーを用いることで、自然が織りなす美しい草花を模しているそう♪

タルトの外はサクサクで中はしっとり、流石キルフェボン、人気な理由が分かる味わいでした!

ちゃっかりお土産用としてお持ち帰りで購入しましたよ~♡

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

TRIO展はアートの新たな魅力に触れられる展示でした。作品一つ一つに込められた背景や、パリ・東京・大阪の3作品が織りなすコラボレーションによって、アートを多角的に楽しめる構成は圧巻です。

これからの季節、芸術の秋に是非訪れてくださいね♪

 

TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション

会期:2024年9月14日(土)~12月8日(日)
休館日:月曜日、10/15(火)、11/5(火)
*10/14(月・祝)、11/4(月・休)は開館
前期:9月14日~10月27日、後期:10月29日~12月8日
開場時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)
会場 大阪中之島美術館 4階展示室
観覧料 一般2100円(前売・団体 1900円)
高大生1500円(前売・団体 1300円)
中学生以下 無料
当館メンバーシップ会員の無料鑑賞/会員割引 対象

公式Webサイト

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