2026年1月15日、大阪・淀屋橋エリアに人と目的が交わる新たなワークプレイス「BRIDGEX workplace(ブリジェックス・ワークプレイス)」が誕生しました。

再開発が進む大阪では近年、企業や人材の集積が加速し、世界主要都市の中でもオフィス賃料の上昇率が高い水準にあることから「どこで働くか」だけでなく「どのような環境で働くか」は、まさに様々な職種や働き方のニーズの多様性もあり、これまで以上に問われるようになっております。
そうした背景のもと、創業64年のオフィス家具メーカーアール・エフ・ヤマカワ株式会社が手がけたのが、ショールーム兼コワーキングスペース「BRIDGEX workplace」です。
過去には、九州・福岡でも同社が手がけるショールーム兼コワーキングスペース 「DESIGNITE(デザナイト)」が福岡市・天神エリアに開設されており、家具のショールームとしての顔に加えて実際に働くための場として幅広い利用が見られる空間が地域の支持を集めています。
福岡での実績を受けて、大阪ではさらに「使いながら働く場」としての価値を高めるべく、空間デザインやゾーニング、家具の配置などが地域の特性に合わせてブラッシュアップされています。
そんな「BRIDGEX workplace」グランドオープンに先立ち行われたメディア内覧会では、代表取締役社長・木村奬氏をはじめ、デザイン・空間設計・アートを担当した登壇者が集まり、この場所に込めた想いや、これからの“働く場”の在り方について語られました。
体験しながら、働く環境を考える場へ

アール・エフ・ヤマカワ株式会社 代表取締役社長・木村奬氏
(※内覧会での登壇内容をもとに、一部要約しています)
大阪では再開発が進み、企業や人材の集積が加速する中で、オフィスに求められる役割も大きく変化しています。
単に場所を構えるのではなく、「どのような環境で、どのように働くのかを実際に体験しながら考えたい!」というニーズが高まっていると感じています。
BRIDGEX workplace は、家具を展示するだけのショールームではなく、働き方や空間の使い方を、その場で試せる場所として構想するだけでなく、オフィス家具メーカーとして、中小企業やスタートアップの現場に寄り添ってきた経験も、この場所づくりの背景にあると語られました。
三つの機能を、一つの風景としてつなぐ

株式会社WIZU 代表・土屋匡生氏
本プロジェクトでは、ショールーム・オフィス・コワーキングという三つの異なる性格を持つ空間を、一つの風景として成立させることが求められました。
それぞれの空間を分断するのではなく、人の動きや視線、関係性によって自然につながるよう、空間全体を設計しています。
家具を主役に据えながら、場所ごとに異なるレイヤーやトリミングを施すことで、空間の印象がより豊かになるよう意識しました。
同時に、利用する人の気持ちに寄り添える居心地の良さも大切にし、スローガンである「design for well-being ― デザインで、笑顔あふれる未来に」につながる空間を目指しています。
橋の下に自然と人が集うように、人と人の関係性が生まれる場所になることを意識しました。
流れと接点で、この場所の思想を表現する

株式会社GK京都 デザインディレクター・名倉剛志氏
プロジェクトロゴには、大阪の都市構造を形づくってきた川の流れと、人や情報が交わる接点という二つの要素を取り入れています。
単なるロゴマークではなく、この場所が目指す「人と社会、働く場をつなぐ存在」であることを視覚的に伝えるデザインを目指しました。
BRIDGEX workplace の考え方そのものを、ロゴとして表現しています。
内覧で体感したBRIDGEX workplaceのコワーキングスペース
空間の入口で出迎えるウォールアート「Crossover」

内覧でまず目に飛び込んでくるのが、エントランス一帯に広がるウォールアートです。
手がけたのはアーティストの BAKIBAKI氏。
作品タイトルは「Crossover」。
BAKIBAKI氏の代名詞でもある[BAKIBAKI柄]を通じて、人が持つ“DNA”のようなつながりや思いが交差していくイメージをもとに、数日間にわたり手描きで下書きを重ねながら制作されたといいます。
直線的で力強いラインが印象的なこの作品は、手描きならではの迫力と平面に描かれているのにリアルに浮き出ているような錯覚を感じさせ、空間に足を踏み入れた瞬間、この場所が「特別なワークプレイス」であることを強く印象づけます。

実際に目の前に立つと、その力強さの中にどこか和の要素も感じられ、大阪らしい大胆さと、繊細さが共存しているように感じました。
女性目線でも思わず触れたくなるほど、空間の“入口”としてとても魅力的な存在です!!
視線を内側へと誘導する、空間全体のデザイン意図

こちらの施設では、ロゴやグラフィックをあえてエントランス正面に配置するのではなく、コワーキングスペースの内部に取り入れることで、自然と視線が奥へと誘導される設計が意識されています。
ウォールアートを起点に、人の意識が空間の内側へと向かっていく・・。
そんな流れをつくることで、BRIDGEX workplace 全体の世界観が、より立体的に体感できるよう工夫されているそうです。
BRIDGEXカウンター「X」から始まる新たなスタートの場

エントランスを抜けて最初に現れるのが、このコワーキングスペースの象徴ともいえるブリジェックスカウンターです。

見上げると、カウンターの屋根部分に大きな光の「X」が描かれています。
この「X」が立ち位置や見る角度によって、そのラインの重なり方や印象が少しずつ変わり、同じ場所にいながらも視点が切り替わっていく感覚を覚えました!
視点が変わることでアイデアが生まれ思考が動き出し、人と人、仕事とアイデア、立場や目的の異なるものが交差することで、新たなスタートが生まれていくBRIDGEXという名前に込められた「Cross(交差)」の意味を最も体感できる場所です。

内側にはパントリーを備え、ウォーターサーバー(無料)やコーヒーマシン(有料)も利用可能で、コーヒーを淹れながら交わされる何気ない会話や立ち話が、次のつながりへと発展していきそうな・・そんな期待感が自然と高まる空間でした!
フリーアドレスエリア −家具が主役の、心地よい作業空間−
BRIDGEXカウンターの奥には、メインとなるフリーアドレスエリアが広がります。
オフィス家具メーカーが手がけているだけあり、デスクやチェアはデザイン性だけでなく長時間の作業を前提にした使い心地がしっかりと考えられている印象です!

一人で集中する人や、軽く会話を交えながら仕事を進める人。
同じ空間にいながらも、それぞれのペースを邪魔しない距離感が保たれ、多様な働き方を受け止めてくれる場所だと感じました。
カフェエリア・パーソナルソファ −共有だからこその 心地よい距離感−

フリーアドレスエリアに隣接するのが、カフェエリアとパーソナルソファです。

その中でも個人的に印象強く残ったパーソナルソファは、個人のための席でありながら背もたれの高さにも絶妙なこだわりが施されています。
完全に視線を遮ることもできる中で、あえて席の空き状況が後ろからでも分かる高さを選ぶことで、利用者同士が無理なく共有できる距離感が保たれています。
「共有するコワーキングスペースだからこそ、お互いが居心地よく使える余白を大切にしたい」そんな細やかな心配りが実際に座ってみてとても印象に残りました。
テラスの自然光とグリーンがもたらす気持ちのリセット

テラス席には観葉植物が配置され、都心にいながらも風や光を感じられる、心地よい空間が広がっています。

短い休憩や気分転換に利用できるだけでなく、時間帯や天候によって変わる自然光を活かせるためSNS発信や商品撮影、物撮りなど、自然光を重視したい方にも嬉しい環境だと感じました!
パーソナルブース −開放感と集中を両立する設計−

空間の奥には、一人で作業に集中したい人のためのパーソナルブースがあります。
半個室のような構成でありながら、デザインの中に吸音パネルを取り入れることで、周囲の音を適度に遮断。

スタイリッシュなデザインの中に温もりを感じる壁面を合わせることで、圧迫感なく過ごせる空間となっています。
完全に切り離された空間ではないからこそ、閉塞感がなく集中とスタイリッシュさが両立した空間だと感じました。
クワイエットルーム −集中しすぎないための配慮−

更に集中できる空間を利用したい方にオススメなクワイエットルームは、静けさを大切にしながらも閉鎖的になりすぎない工夫が施されています。
斜めに配置されたミラーが、ふと自分の姿を映し出し、身だしなみを整えたり気持ちを切り替えたりするきっかけにも。
集中するための空間でありながら、適度なお籠もり感を保たれるので利用者に負担をかけすぎない、やさしい配慮が感じられました。
ミーティングルーム(有料)用途に応じて選べる多様性

有料エリアとして設けられているミーティングルームは、人数や用途に応じて選べる複数のタイプが用意されています。
それぞれの部屋は、空間の切り取り方やレイアウト、視線の抜け方が異なる設計となっており、同じ「会議」という目的でも、場所を変えることで自然と視点や発想が切り替わるように感じました。

打ち合わせや商談、オンラインミーティングなど、具体的なビジネスシーンを想定しながら設計されているため、短時間でも集中しやすく、効率よく話を進められそうな印象です。

家具や照明、開口部のデザインにも工夫が施され、閉鎖的になりすぎない心地よさが保たれている点も印象的でした!
用途に合わせて空間を選べることで、ミーティングの質そのものを高めてくれる場所だと感じます。
配信ミーティングルーム(有料)-発信が仕事になる時代のための空間−

有料エリアの中でも、特に印象に残ったのが配信に特化したミーティングルーム「Duo」です。
2人用の個室には、デュアルモニター付きデスクや高機能チェアを備え、マイク付きWebカメラ、リングライト、背景合成が可能なグリーンバックまで完備。
コワーキングスペースの中にここまで本格的な配信環境が整っていることに驚かされるほど、撮影や配信に必要な環境が最初から整っており、動画配信やオンラインレッスン、SNS発信など、「発信すること」そのものが仕事になる今の時代に必要とされる空間だと感じます。
日常の作業はコワーキングスペースで、ここぞという配信や撮影、オンラインの仕事は「この部屋」で、そんな使い分けができる点も、BRIDGEX workplaceならではの魅力を感じました。
フォンブース(有料)-オフィスにも取り入れられるショールーム兼コワーキングスペースならではの個室空間−

有料エリアには、急な通話に対応したフォンブースも用意されています。
周囲の音を遮り、長時間のオンラインミーティングでも集中しやすい設計で、照明や空調など、快適に使える工夫が施されています。
印象的だったのは、このフォンブースが「特別な設備」ではなく、実際のオフィス空間にもそのまま導入できる仕様であること。
コワーキングスペースで体験しながら、自社オフィスの空間づくりの参考にできる点もショールーム兼コワーキングスペースならではの価値だと感じました。
空間にやさしさを添える、ファブリックアート

広く開放的でスタイリッシュな空間の中で、印象的だったのがファブリックアートの存在です。
風や人の動きに合わせて揺らぐ布のアートは、視覚的にやわらかさを生み出し、人と人が同じ空間を共有していることをそっと感じさせてくれます。

観葉植物とはまた違ったかたちで、空間に温度や気配を与えてくれる、不思議な魅力を持ったアートです。
創業64年の節目に刷新されたコーポレートロゴ

アール・エフ・ヤマカワ株式会社は、創業64年の節目にコーポレートロゴを刷新しています。
「デザインすることで、笑顔で暮らし・学び・働く“場”を創る」という企業理念を改めて視覚化し、家具メーカーにとどまらず、働く環境そのものをデザインする企業としての姿勢を明確にしています。
この新たなブランドの方向性も、BRIDGEX workplace の空間づくりと重なります。
今後の展望使われ続ける場として

最後に木村社長から、今後の展望が語られました。
BRIDGEX workplace を、見るためのショールームではなく、実際に使い、体感し、働きやすさを高めていける場所として育てていきたい。
そして、地域企業やスタートアップ、クリエイターがつながり、新たなアイデアや出会いが生まれる拠点を目指すといいます。
「また来たい」「誰かに紹介したい」
そんな場所であり続けたいという言葉が印象に残りました。
まとめ

いかがでしたか?
数年前まで、私にとって「コワーキングスペース」とは、働く男性やIT関係の方が利用する少し敷居の高い、特別な空間という固定概念がありました。
しかし、メディアライターやインフルエンサーなどの活動が増え、コワーキングスペースを利用する機会が増える中で、そのイメージは少しずつ変わっていきました。
それでもどこか「仕事をするための場所」という少し固い印象が残っていたのも事実です。
今回取材したBRIDGEX workplaceは、そんな従来のイメージをやさしく覆してくれる場所でした。
コワーキングという概念はそのままに、実際に使えるショールームとして、「憧れる暮らし」や「ちょうどいい働き方」を体験として感じられる空間で心からリラックスできるのに、自然と集中できる。
デザイン性の高さだけでなく、使いやすさや「こんな空間があったらいいな」という利用者の声に寄り添い続けてきたからこそ、デザインと機能が調和した、笑顔が生まれるワークプレイスなのだと感じました。
大阪・淀屋橋や肥後橋といった人気エリアからのアクセスも良く、多くの人が行き交うこの場所で、新しい出会いや働き方が生まれていく新たな ショールーム&コワーキングスペース「BRIDGEX workplace」 を訪れてみてはいかがでしょうか?
BRIDGEX workplace(ブリジェックスワークプレイス)概要
施設名:BRIDGEX workplace(ブリジェックス ワークプレイス)
内容:ショールーム併設型コワーキングスペース(フリーアドレス席/カフェエリア/パーソナルソファ/パーソナルブース/クワイエットルーム/ミーティングルーム 他)
所在地:大阪市中央区高麗橋4-6-12 日建ビル1号館 6階
アクセス:Osaka Metro 御堂筋線「淀屋橋駅(13番出口)」徒歩5分、Osaka Metro 四つ橋線「肥後橋駅(6番出口)」徒歩3分
営業時間:営業時間 8:00 ~ 21:00
定休日:夏季休暇・年末年始休暇・GW・SW(シルバーウィーク)
利用方法:コワーキングスペースの利用は、QRコードを使ったチェックイン・チェックアウト方式を採用。
初めての方でもスムーズに利用できる仕組みとなっています。
料金について:利用料金・各プランの詳細は、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

