こんにちは!
グルメハンターの「池田みのり」です!
大阪中之島美術館にて、2025年3月29日から6月1日まで開催中の「生誕150年記念 上村松園展」に行ってきました!
美人画で有名な松園さんの作品がずらりと並ぶ、見応えたっぷりの展示。
正直、絵画の展覧会ってちょっと難しいイメージですが、今回の展示はすごく見やすくて解説も丁寧だったので楽しめました!
なんと、今回の音声ガイドを担当しているのは、あの木村多江さん!
松園さんの世界観にぴったりな落ち着いた声で解説してくれて、作品の背景がスッと入ってきます。
しかも木村さん自身も松園作品のファンで、日本舞踊の師範資格も持ってるんだとか。
プロの目線からのコメントもとっても興味深かったです!
この展示は、松園さんが歩んできた画業の集大成を、大阪で初めて&大阪だけで紹介する回顧展。
明治〜昭和を生き抜いた一人の女性画家の強さや美意識が、現代の私たちにも響いてくる素敵な内容になってました。
第1章 人生を描く
まずは松園さんの人生に迫るコーナーからスタート。
10代の頃から画家として活動してたなんて、本当にすごいと思いませんか?
作品からは、女性としての繊細な感情や生き方がしっかり伝わってくる感じ。
優しくて強い、そんな女性像が多くてじーんときました!
第2章 季節を描く
次は四季のうつろいをテーマにした作品たち。
春の桜、夏の浴衣、秋の紅葉、冬の雪景色…
どれも雰囲気があって素敵でした!
淡い色づかいと静かな表情。
世界観にとても引き込まれました!
第3章 古典を描く
ここでは能や源氏物語など、ちょっと古風なテーマの作品が集まってたよ!
超有名な作品も沢山あり、じっくり見ちゃいました。
古典モチーフだけど、現代でも通じるような品のある美しさがあって、思わず見惚れちゃう。
第4章 暮らしを描く
日常のひとこまを描いた作品もたくさん。
お化粧する姿や家事に励む女性たちがリアルに描かれていて、今の私たちにも通じる部分が沢山あります。
ほっこりするような雰囲気の作品もあって、ちょっと癒されたかも(笑)
特集コーナーも!
縮図や花鳥画、合作作品など、松園さんがいろんなジャンルに挑戦していたことが分かるコーナーもあって、「この人、本当に努力家なんだなあ」と感心しちゃいました。
若い頃の練習の成果が作品にしっかり出てるのが伝わってきました!
カフェとグッズも楽しめる!
展示の後は、お楽しみのコラボカフェへ!
松園の作品をイメージした和スイーツがあって、見た目もかわいくてテンションが上がりました!
桜と抹茶、小豆のアンサンブルパフェ上村松園へのオマージュ
上村松園が描いた、春の美しい桜をイメージした優美なパフェ。
華やかな桜のジュレと心地よい酸味の赤果実のコンポートは、抹茶の風味と調和し口の中で儚くほどける余韻で松園の繊細な筆致を表現していました。
単品:1,900円(税抜)
ドリンクセット:2,400円(税抜)
グッズ売り場も商品数が充実していて、《序の舞》の懐紙やステッカーなど全部欲しくなる(笑)
記念に1つはゲットして帰るのがおすすめです!
まとめ
以上、上村松園展のゆるっとレポでした!
難しいかな〜と思っていたけど、木村多江さんのガイドや展示の工夫のおかげで、すごく楽しく見られました!
ちょっと非日常を味わいたい人、癒されたい人、美に触れたい人にぴったりな展示でした。!
気になる方は、ぜひ中之島美術館に行ってみてね〜!
「上村松園展」
会期:2025年3月29日(土)~6月1日(日)
休館日:月曜日、5/7(火)
*4/28(月)、5/5(月・休)は開館
開場時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)
会場 大阪中之島美術館 4階展示室
観覧料 一般1800円(前売・団体 1600円)
高大生1500円(前売・団体 1300円)
中学生以下 500円(前売・団体 300円)
※着物割引あり
着物でご来場のお客様は、大阪中之島美術館2階のチケットカウンターにて、
100円引き当日券をご購入いただけます。