こんにちは!大阪じゃーなるの中の人「みな」です!
今回は、わが大阪が誇る世界的ファッションデザイナーコシノジュンコさんが、関西でトークショーをするということを聞きつけ取材してきました(*^-^*)
場所は、大阪のお隣り、京都府にある「永守コレクションギャラリー」です♪
レッツゴー!!
公益財団法人永守文化記念財団/永守コレクションギャラリーとは
2016年2月、オルゴールの文化とその関連技術の歴史的・社会的価値を紹介することを目的に、公益財団法人永守文化記念財団が設立されました。
2023年3月に開館した永守コレクションギャラリーは、100年以上前につくられたオルゴールやオートマタ、自動演奏ピアノなど、音楽史・美術史上希少なコレクション347点を所蔵しています。
同ギャラリーは、ガイドツアーにて実演・生演奏をご鑑賞いただける体験型施設となっています。
館内では、世界的価値のある作品を贅沢に“ラウンジ鑑賞”できるほか、通常見ることのできない“収蔵室”をガラス越しに見学でき、併設された“マイスター工房”では、オルゴールエンジニアによってコレクションの保守・修復や研究開発が行われています。
永守コレクションギャラリーのフロアと所蔵品の一部をご紹介☆彡
永守コレクションギャラリーはニデックパークの2階にあり、フロア内には『オルゴールショーケース』『鑑賞ラウンジ』『オートマタの世界』『マイスター工房』『収集室前展示』『コレクション収蔵室』などがあります。
オルゴールショーケース
ここでは、京都の伝統工芸作家とのコラボレーション作品やデジタル技術を駆使したオルゴールなど、国内で製造された最新作品を紹介しています。
中央に置かれた美しいアンティークのピアノは、なんと100年以上前のもの。
過去にタイムスリップしたような不思議な空気が満ちています。
茶道の茶箱に見立てたオルゴール。
伝統工芸の截金で描いた模様が雅ですね♪
これがオルゴールだなんて、びっくり(^^♪
『ワルツィンドール ヴィオレッタ』は、人形作家・若月まり子氏とニデックのコラボ作品。
100年前にヨーロッパを席巻したオートマタ(からくりオルゴール人形)を現代技術で復活させました。
永守コレクションの『ワルツを踊る少女』をモチーフに動きを再現しています。
とてもオルゴールに見えないハイテクオルゴールのORPHEUSは、オルゴールのラグジュアリーブランド。
SDカード内臓で、なんと1000曲もの曲が聴けるそうです。
お値段も100万円以上と高級ですが、上質なクオリティが世界中の”本物”の価値を知る人々に愛されています
オートマタの世界
個性豊かな作品の実演解説やホログラムによる、からくり人形の演出展示が楽しめます。
こちらのピエロのオートマタは、なんと椅子の上で見事な曲芸を披露してくれます!(^^)!
2000年制作の新しい作品ですが、ダイナミックな動作に思わず拍手☆彡
『シンキングバード』は、アンデルセン童話『ナイチンゲール』のモデルになったとか。
2羽の鳥が可愛らしく首と尾を振りながら交互に美しい鳴き声を聞かせてくれます♪
鳴き声はフイゴとトロンボーンの構造の笛で再現。
小鳥は、はく製を用いています(*'▽')
オートマタと言われなければ本物の小鳥がさえずっているようにしか見えない・・・
その他、貴重で面白いオートマタがたくさん!
ぜひ、ギャラリーガイドツアーで体験してみてくださいね♪
ギャラリーガイドツアー時間(各回60分)
◎10:30(10:30~11:30)
◎13:00(13:00~14:00)
◎15:00(15:00~16:00)
※ギャラリーガイドツアーは完全入れ替え制です。
コレクション収蔵室
今回は特別にコレクション収蔵室の中に入らせてもらいました!
お宝だらけの所蔵品の数々を一挙に写真でご紹介(^^)/

手品をするピエロのオートマタ

ディスクオルゴール
これらのコレクションは実際に動きます♪
ほとんどが100年以上前に造られた作品なのに、スゴすぎる(@_@)
オートマタの独特で精密な動きで味わい深いオルゴールの音色を聴いていると時間があっという間に過ぎていきます。
中でも取材陣の目を惹いたのがこちらのジオラマ。
オレンジ色のライトが灯り、愛らしいオルゴールの音色と共に、メリーゴーランド、風車、汽車に兵隊など、多くの仕掛けが一斉に動き出します。
ディズニーランドのイッツアスモールワールドのミニチュア版のよう。
これが1900年代に造られたものだなんて・・・
収蔵室はガラス張りになっています。
ギャラリーツアーではガラス越しから貴重な所蔵品を見学できるので、格調高いアンティークの数々を、ぜひ見てみてくださいね♪
春の特別展 ラヂオの詩 ~谷川俊太郎コレクション~
永守コレクションギャラリーでは、さまざまな特別展示企画も行っています。

京都工芸繊維大学美術工芸資料館所蔵
今年の春の特別展は、ラジオ放送開始(国内)100周年を記念した詩人谷川俊太郎氏の愛したラジオコレクション展☆彡
オルゴール、蓄音機、そしてラジオへと変遷した音楽再生装置・・・
個性的なデザイン、新たな素材を使用し、時代の最先端を走り抜けたラジオの名品の数々を谷川俊太郎氏のラジオの詩と共に紹介しています。
関連イベントとして「谷川賢作氏によるピアノコンサート」、「特別展ギャラリートーク」、「ワークショップ(ラジオをデザインしよう!)」、「オートマタ(自動からくり人形)作品と同じ衣装を着て撮影できるフォトスポット」、「クイズラリー」なども開催中♪
春の特別展 ラヂオの詩 ~谷川俊太郎コレクション~
会期:2025年3月21日(金)~5月27日(火)
※毎週月・火・木・金曜日に開館
ただし4/29~5/6は休館
会場:永守コレクションギャラリー
開館時間:10:00~16:00(完全予約制)
入館料:無料
その他、楽しいイベントを随時開催しています。
ぜひ、足を運んでみてくださいね(^^♪
※ギャラリーは完全予約制です。
ご来館の希望日時(10:30、13:00、15:00)を第3候補までご記入ください。予約はこちらから
開館二周年記念イベント!コシノジュンコ氏×永守重信氏スペシャルトークショー
1800年代のアンティークオルゴールや、今なお軽快に動くオートマタ(からくり人形)など世界屈指のコレクションを約350点有する「永守コレクションギャラリー」
このたび、開館二周年を記念し、超豪華、コシノジュンコ氏と永守重信氏によるスペシャルトークショーが開催されました(*^-^*)
トークショーのテーマは、『100年以上の時を超えて今に受け継ぎ次世代に継承する“ファッション”と“技術”』です♪
新技術やイノベーションを披露する場である万博。
19世紀のパリ万博ではオートマタとファッションにも注目が集まりました。
コシノジュンコ氏は、2025年大阪・関西万博シニアアドバイザーでもあります。
今回のトークショーでは、“ファッション”と“技術”とジャンルは違えども、グローバルで革新的な活動を続け、今なお活躍し続けるコシノジュンコ氏と永守重信氏が、日本のものづくりへのこだわりと創生、そして未来への継承などについて語りました(*^-^*)
コシノジュンコ氏
デザイナー。大阪府岸和田市生まれ。
1978年から22年間パリコレクション参加。
NY(メトロポリタン美術館)、北京、ベトナム、ポーランド、キューバ、スペインなどでショーを開催。国際的な文化交流に力を入れる。
オペラ「魔笛」や「蝶々夫人」、ブロードウェイミュージカル「太平洋序曲」(トニー賞ノミネート)、DRUM TAOの舞台衣装、スポーツユニフォーム、花火やインテリアのデザイン等も手掛ける他、国内被災地への復興支援活動も行う。
2025年大阪・関西万博シニアアドバイザー、催事検討会議委員、文化功労者。レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ、旭日中綬章受章。
著書に「コシノジュンコ56の大丈夫」(世界文化社)、「デザインのGENTEN 原点から現点、そしてフチュールへ」(帝京新書)等。
永守重信氏
公益財団法人永守文化記念財団代表理事。京都府乙訓郡向日町(現:向日市)生まれ。
1973年7月、28歳で日本電産株式会社(現:ニデック株式会社)を設立し、代表取締役社長に就任、現代表取締役グローバルグループ代表。
公益財団法人永守文化記念財団代表理事、2023年3月に創設した永守コレクションギャラリーは同年12月、登録博物館に認定された。
公益財団法人永守財団理事長、学校法人永守学園(京都先端科学大学、附属中学校・高等学校)理事長。
著書に「成しとげる力」(サンマーク出版)、「大学で何を学ぶか」(小学館)、「運をつかむ」(幻冬舎)等。
今回のトークショーは、昨年から始まった『世界の~シリーズ!』だそう。
大阪府民が誇る『世界のコシノ』さんの登壇に、観客から大きな拍手が送られました。
コシノジュンコさんは、存在感がすごかった(#^^#)
それではトークショーの一部をご紹介していきます!
―永守氏がオルゴール事業を始めたきっかについて。
永守氏:「小学生の頃、お祭りで小さなオルゴールを売ってましてね。それが欲しくて母に『これ買って』とねだったんですが、当時オルゴールは高級品で買って貰えなかったんですね。それからずっとオルゴールが頭の中から離れなかったんです。昔こんなちっちゃなオルゴールを買えなかったので、大人になってからサンキョーという、オルゴールを作っていた会社を会社ごと買いました(笑)」
オルゴールメーカーを子会社化すると同時に、貴重なオルゴールのコレクション収集も開始。
満を持して永守コレクションギャラリーが誕生しました。
永守氏:「100年前のオルゴールも素敵ですが、私がやろうとしていることは、最新の技術で作った今のオルゴールが100年後に『これは100年前のオルゴールですよ』とお聴きいただけるようにすることです」
―コシノジュンコ氏が日本の伝統文化をデザインに取り入れるようになったきっかけについて。
コシノジュンコ氏は京都の伝統工芸である墨流しをデザインに取り入れた着物などを手掛けています。
コシノ氏:「昔は伝統文化にそのまますぽっと乗るのは嫌だったんです。でもだいぶ時間が経って『やっぱりやってみよう』という気持ちになりました。ただし、ただやるのではなく革命的にやろうと。この仕事を長年している中で、外から日本を見て日本の素晴らしさに目覚めたのが伝統文化を取り入れるようになったきっかけですね」
―二人の共通点について。
お二人に共通するのは伝統的な技術を大事にしながらも革新的で新しいものも取り入れていきたいという思いです。
大阪・関西万博で、くしくも体験が見送られることになった『空飛ぶクルマ』に関する話題では、人がやったことのないことをやることの重要性について語りました。
コシノ氏:「人がやったことのないことをやる。これが一番重要だと思います。今はモノがあふれる時代で何がないのかと考えたとき、ないものってないんですよね。でも未来は見えないんですよ。見えない未来に対して何ができるか考えるのは自由だと思います。空飛ぶクルマとか、そんなこと昔は考えなかったですよね。そんなことあり得ないでしょ、なんか冗談で言ってるっていうのがいつの間にか本当になった」
永守氏:「(実現はしていなくても)実際に我々はそういうものを既に手掛けてるわけですよね。この先、近いうちににそういうものに乗って、車の混雑がなくなる時代がやってくる。未来は明るいですよ」
その他、ライバルと切磋琢磨することの大切さや、子供たちが『本物』に触れることの重要性など、楽しくもためになる話題が盛りだくさんのトークショーでした!
最後は、ニデックグループが総力を挙げて行っているリプロダクション事業について。
ニデックグループでは、公益財団法人永守文化記念財団が収蔵している約100作品の精密なからくり機構と美術工芸品の人形、衣装が組み合わされたオートマタを、3D CADなどの現代技術を活用し、復元、再現し、100年先の未来へつなげるリプロダクション事業に取り組んでいます。

橋爪館長と『ワルツを踊る少女』のリプロダクション作品
向かって左側が現代技術で蘇ったリプロダクション作品、右側がリプロダクション前の作品です。
衣装まで精巧に再現されたリプロダクション作品は、同一のオートマタが悠久の時を超えて現代にタイムスリップしてきたかのよう。
このリプロダクション事業では、今後5年間で10作品のリプロダクション作品に取り組む予定と言います。
美しく蘇った100年前の作品たちに出会えるのが楽しみですね♪
まとめ
幼少期の経験は、その後の人生に大きな影響を与えると、トークショーで永守氏は話していました。
永守コレクションギャラリーでは、子供向けイベントも随時開催しています。
2025年3月24日(月)~4月7日(月)の期間は、春休みのお子様向けイベントとして、「春休み特別ガイドツアー」も開催しているそうです!
通常のガイドツアーの後、「ハンペルマンづくり」「ストリートオルガン演奏体験」「ヨーロッパの木製玩具パフォーマンス」などに参加できるそうですよ(^^♪
ぜひ、春のお出かけで、"本物"の素晴らしさと感動をお子さんと一緒に味わってみてくださいね。
永守コレクションギャラリー
住所:京都府向日市森本町東ノ口1番地1ニデックパーク
電話番号:075-280-1110
開館時間:10:00~16:00 ※完全予約制
休館日:毎週水・土・日曜日
料金:入館無料
交通:JR向日町駅(徒歩10分)、阪急東向日駅(徒歩15分)
駐車場:有り
公式ホームページ