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ユニーク企業特集

『自育する場所』を目指す!公民連携子育て複合施設『フロムアースキッズ』【#21. 株式会社フロムアースキッズ】

更新日:

「関西・大阪のこれからを担うユニーク企業特集」

2025年の「大阪・関西万博」の開催が迫る中、今後ますます発展していくであろう”大阪”

大阪らしいユニークな発想や、楽しい仕掛けで関西を盛り上げようと奮闘する企業にスポットを当てた企画です。

第21弾は、「株式会社フロムアースキッズ」をご紹介します!

 

子育て複合施設 From Earth Kids(フロムアースキッズ)とは?

フロムアースキッズは、平成25年に閉館した諸福児童センターが公民連携の手法により生まれ変わってできた子育て複合施設です。

 

かつて、放課後の子どもたちの居場所として愛されていた建物を市(公)が事業方針を定めて貸し付け、株式会社From Earth Kids(民)が民間の技術やノウハウを生かして運営することで、公民連携ならではの市民サービスを提供しています。

新しい事業も続々とスタートし、楽しいイベントも随時開催しています。

 

事業の紹介

ビジョンパーク

ビジョンパークは、ビジョントレーニングが受けられる全国でも珍しい教室です。

ビジョントレーニングとは「視る力」を鍛えたり、改善したりするトレーニングのこと。

「視る力」とは、視力だけでなく、眼球の動きと、脳で形や空間を捉える視空間認知機能などを意味し、適切に鍛えることで、集中力や作業効率の向上が期待でき、スポーツ選手のパフォーマンス向上や子どもたちの発達支援にも大きな成果をもたらすと言われています。

米国オプトメトリー・ドクターである北出勝也先生が監修した「ビジョンパーク」のトレーニングメニューは、子どもたちが夢中で取り組むことができる魅力いっぱいのメニューとなっており、目も体も自然に動かせる外遊びが減っている子供たちが、公園で遊ぶような感覚で楽しみながらトレーニングできます。

 

つっちーのワクワク教室

ドローンやプログラミング、3Dプリンターなどを活用した授業を提供している教室。

Steam教育に特化した教室で、既存の「枠」に捉われない子どもたちの自由な想像力を、講師の知識や経験、そして最新の機器類(テクノロジー)を活用し具現化、実体験化していきます。

Steam教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の五つの単語の頭文字を組み合わせた教育概念のこと。

つっちーのワクワク教室は、子どもたちがワクワクする体験をしながら学べるSteam 教育に特化した教室となっています。​

 

 

Fc.Oxala(オシャラ)

「個の技術」に特化した指導を行い、先を見据え活躍できる選手を育成するサッカー教室です。

ビジョントレーニングなどを取り入れ、さまざまな角度から技術向上をめざしています。

コーチは2022年度全国社会人クラブチーム選手権で優勝した現役選手☆彡

 

にこにこダンススタジオ

年長から小学生まで初心者中心のダンスレッスンを行っています。

「Shine like yourself~自分らしく輝く~」をテーマに、子どもたちが技術の習得を通して、自分らしさを発見できる環境を目指しています。

 

【認可外保育施設】大東ひよこ保育園(企業主導型保育園)

大東ひよこ保育園は、企業が従業員の働き方に応じた保育サービスを提供する企業主導型保育園。

子ども自身が持つ「自己教育力」を大切にし、その力を存分に発揮できる「環境」を整えた教育法「モンテッソーリ教育」を導入し、子どもたちの「おもしろい」「やってみたい!!」を大切に、自ら考え行動する力を育てます。

 

つなぐ訪問看護ステーション

看護師や理学療法士などが連携し、利用者と家族の不安や不快を解消することで、自宅での生活を続けられるようサポートします。

 

イベント紹介

フロムアースキッズでは、随時さまざまなイベントを開催☆

イベントをきっかけに気になる教室の無料体験を受けたり、マルシェで買い物ができたりと、ひと味違う子育て施設、フロムアースキッズを体感することができます。

最新のイベント情報はフロムアースキッズのインスタグラム<外部リンク>をご覧ください。

 

Life hug(ライフ ハグ)

「手にとるもの全部が安心」をコンセプトに、食べ物や飲み物、雑貨などのマルシェを中心としたイベント。

 

 

諸福ジーク

「育ちは学び、学びは体験」をテーマとしたさまざまなワークショップが集結。

ものづくりやスポーツ体験など、子どもたちが自育(ジーク)するために「体験」できる機会を提供。

 

7/28 開催!諸福ジークの様子

夏休みに開催された「諸福ジークの様子」をご紹介☆彡

今回は「諸福ジーク」と「Life hug」の共同開催企画となっています!

@alal.myhome_cafe

子どもたちや地域の方々と楽しい時間を過ごせる夏休み企画の第一弾♪

楽しい夏、アツい夏を、みんな一緒に盛り上がりました!(^^)!

 

出展者一覧

◇RDSS interior design
@rdss_interior_official
「インテリアデザイン体験」
インテリアデザイナーになれる?
お母さんやお父さん、自分の理想を取り入れた空間をデザインしてみよう!

 

◇革工房torogi
@kawakoubou_torogi

「革キーホルダー制作」
本革のキーホルダーを「打刻」という技術を使って自由にデザイン!!

 

◇?????
「ストレッチマンからの挑戦状」
はたしてストレッチマンとは誰なのか?1時間に一度、ある時間になると開放される「ストレッチマンの部屋」を開けて、挑戦状にチャレンジしてみよう!

 

◇若井産業株式会社
@nailit_wakai
「釘打ち&ごむかけ」
nail it!!
釘も自分で打ちます!
輪ゴムを使って自由に遊びます!
更に「ごむかけ(製品)」はそのままお持ち帰りいただけます。

 

◇株式会社健康食彩研究所
梅干しではなく「しょっぱい」ではなく、「すっぱい」と感じる梅。通称「梅さん」に梅の不思議をいろいろ教えてもらおう!!

 

◇つっちー&ひろし
@tsucchiii1
@hiro_shi_0022
「ドローン体験」
フロムアースキッズ名物といえる名コンビ。今回は室内でのドローン体験だけなく特別な体験が・・・。
先着順での限定枠で、「地上200mから自分の街をみてみよう」を実施!!

お笑い芸人のようですが、ドローン世界大会2位の実力派です☆彡

 

◇ゆうき先生の出張理科室
@yuki_k_science
「スライム&スーパーボール作り」
化学愛にあふれたゆうき先生に、スライムやスーパーボールの作り方を聞いてみよう!!

 

◇太成学院高校アウトドア部
「サバイバル準備塾」
いざという時に便利な技術や知識を高校生や先生にじっくり聞いてみて!!

 

◇太成学院高校ボーリング部
「SNSを使って発信しよう!」
ボーリングのボールではなく、スマホを駆使して、イベント「夏あそび」を取材→発信!!お兄ちゃんお姉ちゃんとイベントの雰囲気を楽しく明るく伝えてみよう!

 

◇ほっこりスマイル
@hokkori_smile
「うぉーたーぷにぷに」
「シューティングゲーム」
自然由来の材料で、自分だけのおもちゃを作ってみよう!
シューティングゲームで豪華賞品もゲット!!?

 

◇にこにこダンススタジオ
@niconico.dance17
子どもたちに大人気のアン先生やにこキッズ、にこリトルのみんながキラキラ可愛い、カッコいいメイクをしてくれるよ!

 

会社インタビュー

ビジョントレーニングインストラクターの吉田直樹さん

ビジョントレーニングのインストラクターもされている株式会社フロムアースキッズの吉田直樹様に、フロムアースキッズの取り組みやビジョントレーニングについてお話を伺いました!

隣は「先生、何してるのー?」と乱入してきたダンススクールに通うゆさのちゃん。親子のように仲良し♪

 

―フロムアースキッズは、子ども達が自ら学び、伸びる『自育する場所』を目標に掲げた子育て複合施設となっていますが、一般的な子育て支援センターとの違いはどういったところでしょうか?

「私自身、前職は会社員でしたので他の子育て支援センターについて詳しくありませんが、フロムアースキッズは、子育ての支援をする、というより、子どもたちがのびのび自由に遊べる場所を地域の人たちと一緒に作っていこう、一緒に盛り上げていこう、といった場所です。

この施設は、長く児童センターとして使われた後、数年間閉館されていました。そこで私たちは、まずはこの施設に子どもたちが帰ってくることを目標に地域の人たちとも連携し、子どもたちにとって楽しい場所づくりを目指しました。すると嬉しいことに、昔この施設で遊んでいた子たちが『何か手伝いたい』と言ってくれて、イベントなどの手伝いに参加してくれるようになりました」

 

―かつて、児童センターで遊んでいた子どもが、現在の子どもたちの遊び場を作る手伝いをするなんて、素敵ですね!

「本当に嬉しく思っています。現在、ダンススクールのインストラクターをしてくれているanne(あん)先生もその一人で、高校生の頃からここでダンスの先生を始め、現在はフロムアースキッズの関連会社に就職しています」

 

―フロムアースキッズは公民連携の公共施設です。公共の施設を民間企業が運営することの利点はどんなところでしょうか?

「やはりフットワークの軽さでしょうか。公共施設の場合、何か新しいことを始めようとすると、許可の申請など膨大で煩雑な手続きが必要になってきます。手続きを済ませても、税金を使っているために大東市民以外は使用できない、日曜日は施設利用不可などの制約があったりして、本当の意味で地域の人たちや子どもたちに楽しんでもらえる企画を行うことができないんですね。フロムアースキッズは運営費をイベントや習い事などの収益から出していますので、お客さんや子どもたちが楽しんだ費用を使って、また楽しいことを企画運営でき、本来の意味での、地域の人たちや子どもたちにとって楽しい施設を作り上げられるところが、大きな利点だと思っています」

 

―本日のイベント『諸福ジーク』も日曜日に開催しているので、保護者の人たちも訪れやすいですね。子どもたちが楽しめるイベントもマルシェも手作り感があって温かみに溢れています。

「『諸福ジーク』の『ジーク』は『自育』をカタカナに変換したものです。子どもたちに自ら学んで成長していってほしいという願いを込めています。地域の人たちと交流しながらさまざまな体験ができる『諸福ジーク』では、子どもたちが楽しみながら普段はできない体験を自ら経験することによって、何か考え方が変わったり、将来の夢を見つけたりして、自分なりに成長してくれたらいいな、と思っています」

 

眼球運動チェックで左目が使えていないことが判明したキッズモデルの蓮君

―本イベントでは、ドローン操作や革細工制作、火起こし体験までできますよね。どのブースでも子どもたちがブースの大人たちの説明を聞きながら夢中になって体験をしていて、まさに遊びが学びという感じがしました。このようなイベントが随時開催されているとのことですが、他にも何か夏休み期間に開催していることはありますか?

「現在、夏休みジークとして平日の(水曜定休)9:00~15:00まで、施設を開放して子どもたちを預かり一緒に楽しく遊ぶ『あそびの日』を行っています。事前予約はいりません。涼しい施設でめいっぱい遊べるので、ぜひお弁当持参で遊びに来てください。また、毎月第2土曜日はオープンスクールも行っていて、サッカーやダンス、ビジョンパークなどのスクールを体験できます。詳細はインスタグラムでご確認ください」

 

―『あそびの日』は、外が暑くて遊べない子どもたちや、忙しい保護者にとって嬉しいイベントですね。オープンスクールも気になります。
特にビジョントレーニングができるビジョンパークは、近年、外遊びの機会が減少しているデジタルネイティブの子どもたちの眼球運動の改善などが見込め、メディアでも注目されています。
フロムアースキッズでビジョントレーニングを始めたきっかけについて、教えてください。

「アメリカなどの海外では、子どもたちの視力検査を行う際、オプトメトリードクターが『眼球運動』の検査も行い、課題があった場合はビジョントレーニングを実施するということが一般的に行われています。これは、眼球運動が子どもたちの学習に影響を与えると考えられているからです。例えば、黒板の板書をノートに書き写す作業は、遠くの黒板から近くのノートに視点を瞬時に切り替えなければなりませんよね。また、国語の音読では上から下へと視線を動かすため、目で物を追う能力が必要です。これができなければ勉強に苦手意識を持つことになります。運動に関しても同様で、眼球運動に課題がある場合、動体視力や空間認知能力に課題があるため運動が苦手になります。実は運動ができない、勉強が苦手と感じているお子さんの中には、眼球運動に課題がある場合も多いのです。日本でも、とある小学校の低学年の眼球運動について検査した結果、半数以上の子が寄り目ができず、約四割りの子が動くものを目で追えないという結果が出ています」

 

―ビジョントレーニングを体験したキッズモデルの蓮君も寄り目ができませんでした。

「蓮君は小学5年生。ちょうどコロナ禍に小学校へ入学した世代ですよね。この世代は特にコロナ禍で眼球運動を養う外遊びができなかったため課題を抱えていることが多いです。また、スマホやタブレットの普及もあって、視点が一定の距離で固定された状態になりがちです。眼球運動に課題があると運動や勉強に苦手意識を持つことになり、自己肯定感の低下など、精神的な健康にも影響してくる場合があります。子どもたちの心身の健康のために、この状況をなんとかしたいと考えたのがビジョントレーニングを始めたきっかけです」

 

お手玉などの遊びを通して楽しくビジョントレーニング♪

―蓮君はビジョントレーニングを少し体験しただけで、ちょっとだけ寄り目ができるようになり喜んでいました。実際にビジョンパークに通う子たちにはどのような変化が見られますか?

「何に課題を持っているのかで変わってきますが、勉強や運動が苦手だった子の苦手意識が減ったり、サッカーのパフォーマンスが上がったりしています。最も感じられる変化としては、子どもたちのメンタル的な変化ですね。先週までは『絶対無理だからやらない』と言っていた子が翌週に『やってみる』と自らチャレンジを始めたり、ずっと輪の外にいて喋らなかった子がいつの間にかムードメーカーになっていたりということがあり、保護者の方がびっくりされています。『楽しそうに通ってくれて嬉しいです』と言葉を貰うこともあり、私たちも嬉しいです。さっき話しかけてきた葵君も当初大人しかった子ですよ」

 

内向的だったという葵君もインタビュー中に乱入(笑)

―とても明るく社交的で、まったくそんな感じがしませんでした。ビジョントレーニングを継続することによって、できることが増え、自己肯定感がアップして、精神的な成長などに繋がっていそうですね。最後にこの施設をまだ利用したことのない皆さんに一言お願いします。

「まずは、イベントやオープンスクールに気軽に遊びに来ていただければ、楽しい場所だとわかっていただけると思います。ぜひ、お待ちしております」

吉田さん、ありがとうございました!

 

まとめ

本当の意味で『子どもたちと地域の人たちが楽しい施設』を目指し、さまざまなイベントや企画を開催しているフロムアースキッズ。

吉田さんとのインタビュー中、イベントに遊びに来ていた子どもたちが「先生、何してるん?」と、嬉しそうに続々と集まって来ていて、そのキラキラした笑顔がフロムアースキッズの魅力の全てを物語っていました(*^-^*)

諸福ジークでは、キッズモデルの蓮君も仕事を忘れて遊びに没頭!

地域の大人や、中高生のお兄さんお姉さんに教わりながらあっちへこっちへ大忙しでした(笑)

そんな蓮君を、忙しい間を縫って度々気にかけてくれる吉田さん。

百聞は一見に如かず!!

危険な暑さが続く夏休み。子どもたちの遊び場をどうしようかとお考えの皆さん。

ぜひぜひフロムアースキッズに足を運んでみてくださいね♪

 

【会社概要】

会社名:株式会社フロムアースキッズ
代表:代表取締役 池田 有志
本社:大阪府大東市諸福1-12-12
事業内容:福祉施設運営

公式ホームページ

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