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多様なドキュメンタリーの世界を楽しんで。東京ドキュメンタリー映画祭inOSAKAが開催!【3/5~3/11】

更新日:

東京ドキュメンタリー映画祭inOSAKA

今年で4年目を迎えた「東京ドキュメンタリー映画祭」が大阪でも開催されます。

期間は、2022年3月5日(土)から11日(金)までの6日間、場所は大阪・十三にある「シアターセブン」です。

今年の東京ドキュメンタリー映画祭には、過去最高の200本以上の応募があり、新設された「人類学・民俗映像部門」にも、国内外の祭祀や少数民族の生活をとらえた40本以上の貴重な作品が集まりました。

上映作品には、コロナ禍の芸術家や国境の島、外国人移民、性的マイノリティなど変わりゆく社会の中で必死に生きる人びとが登場し現役高校生が制作したドキュメンタリーも特別に上映されます。

 

ラインナップ

東京ドキュメンタリー映画祭inOSAKAでは、昨年12月に東京で行われた本祭で受賞した作品や話題の作品をセレクトして上映。

また、お客様の投票によって決まる「大阪観客賞」を実施することになりました。

ここで、作品の一部をご紹介します。

 

長編プログラム

Yokosuka 1953

東京ドキュメンタリー映画祭2021の長編部門でグランプリに輝いた作品。

 

1947年、戦後の横須賀に日本人の母と外国人の父との間に生まれた木川洋子(Yoko)は当時の過酷な状況下、養子縁組でアメリカへと渡り母との離別を余儀なくされた。
母はどのように生きたのか、SNSをきっかけに彼女のルーツ探しがはじまり、横須賀~アメリカ~八王子を辿る映画には、奇跡的ともいえる出会いが描かれている。

 

大鹿村から吹くパラム

こちらは長編部門準グランプリと観客賞を受賞した作品。

 

今は亡き原田芳雄が10年前に大鹿歌舞伎を知らしめた大鹿村は、リニア工事により自然環境が危機に瀕していた。
偶然の出会いから大鹿村を知った監督は前半ではイギリス人の暮らし方を中心に魅力的に描き、後半ではスローガン「リニアは理に合わない」に沿った住民運動を映し出す。
題名に大鹿村に吹く風と今後への願いを込めた渾身の作品。

 

2020年。東京。12人の役者たち

コロナ禍の状況にあって、役者は何をおもうのか。12人の役者がスマートフォンを手に、表現者として生きることの葛藤、意志を自ら撮影した映像の数々が、一本の映画へと織りなされる。
彼女彼らの日々は現実なのか虚構なのか。
短編劇映画をも本編に収め、コロナ禍の状況に対峙する役者たちの現在、リアルを炙りだす意欲作。

 

短編プログラム

クルドの歌声、インドの生地

短編部門の準グランプリに輝いた作品。

 

クルドの語り部・歌い手であるデングべジュ。
彼らは、母語であるクルド語が禁じられてきたトルコにおいてクルド語で歌い続けた。
土に埋められたカセットテープを、40年間探し続けるひとりのデングべジュ。
子どもたちをトルコ人と同じように育てることで彼らを守ろうとした、村で最後のデングべジュ。
彼らをめぐる「物語」にのせて届けられたその『声』は、今、クルド人の新たな物語が紡がれている日本で解き放たれた。

 

コロナ禍を生きる

2020年に発令された緊急事態宣言中の東京にカメラを向けて、夜の街や生活困窮者たちの声を記録した「東京リトルネロ」

同時期に活動休止を余儀なくされた宇都宮の小劇場とアーティストから表現することの意味を問いかける「コロナとアーティスト」

コロナ禍で生きる人々を追った2本立てで上映。

 

人類学・民俗映像部門

銀鏡 SHIROMI

人類・民族映像部門でグランプリに輝いた作品。

 

凍てつく冬の夜、太鼓と笛の音が山里から聞こえてくる。
ここは宮崎県西都市銀鏡、奥日向にある神楽の里。夜空に瞬く星のもと、五百年以上前の古より伝わる「星の神楽」を舞う人々がいる。
祈りは星に住まう神々へ届けられ、宙からこぼれた星々が、やがてこの地を恵みで満たす。
この映画は、日本の古層に秘められた星への祈りとそれを未来へと語り継ぐ神楽の里の物語である。

 

祭祀のエクスタシー

エチオピアの女性たちが華やかな衣装で着飾り喜捨を求めて歌い踊る昔ながらの風習を撮影した「アジェンダ!」

ウズベキスタンのムスリム女性が楽しむ春の祝祭を記録した「神授の花」など映像人類学がフィールドでとらえた祭祀を紹介。

 

特別上映

高校生が制作した2本の新鮮なドキュメンタリーを特別上映します。

 

アーク&マヤ:All Mixed Up

監督を務めたのは、アフリカにルーツを持つ高校生3年生、三浦アークと江藤まや。

 

多様なルーツを持つからこそ、学校や日常生活の中で多くの悩みや葛藤を抱えてきた。
映画をつくる過程で、二人はそうした経験や考えを互いに共有した。
抱える葛藤を音楽やアート作品に表すなど二人の共通点もあった。
多様なルーツを持つ二人が対話をしながら、多様性の難しさと、その先の豊かさの可能性に向き合うセルフドキュメンタリー作品。

 

北園現代史 ~自由の裏に隠された衝撃の実態~

監督の中村眞大は都立北園高校で映像研究部の部長を経験。

卒業を控えた2021年2月から、生徒有志で本作を製作。

 

 

古くから「自由の北園」と呼ばれてきた東京都立北園高校。
服装や頭髪を細かく定める校則が存在せず、その自由な校風が多彩な才能を育んできた。
しかし近年、学校側は頭髪指導の強化や行事への介入などを次々と行い、生徒からの抗議に対しても頑なな対応を続けている。
危機感を覚えた生徒有志は、ドキュメンタリー映画の製作を決意。
校長や生徒会、PTA、卒業生に取材を申し込み、それぞれの「自由」についての考えを探ろうとする。

 

多様なドキュメンタリーの世界を楽しんで

このほかにも、様々なドキュメンタリー映画が上映され、各回監督の舞台挨拶なども行われる予定です。

映画好き、ドキュメンタリー好きにはたまらない6日間。

豪華なラインナップをこの機会にどうぞお楽しみください。

 

東京ドキュメンタリー映画祭inOSAKA
2022年3月5日(土)~3月11日(金)
大阪府大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階 シアターセブン
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公式HP

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