こんにちは!
元気ハツラツ「じょにー」です!
今回は、大阪が誇る日本初の会員制焼鳥店「熊の焼鳥106」が、2021年6月1日にリニューアルオープンしたと聞きつけ早速取材に行ってきました。
(2021年8月9日公開)
あ!この卵かけごはん、SNSで見たことある!!という方も多いのでは?
会員制という謎のベールに包まれながらも会員数はなんと9,000名を超えており、SNSでもバズっている魅惑の焼き鳥屋さん。
公式HPもなく本店の公式instagramもないため情報が少なく、ますますどんなお店なのか気になりますね!!
今回はそんな魅惑の会員制焼鳥の本店「熊の焼鳥106」の魅力をたっぷりお届けします♪
熊の焼鳥
『新鮮な鳥刺し・レア感のある燻し焼鳥・旨い〆ご飯』のみのシンプルな焼鳥店でありながら、オープンからわずか3ヶ月で予約が取れない店に成長し、人気焼き鳥ランキング第1位を獲得。
さらには、食べログでは2年連続【百名店】にも選ばれる焼き鳥店です。
会員制の焼き鳥という他に類を見ない店舗形態でありながら、現在会員数はなんと9,000人を超える超がつくほどの人気店。
会員の中には芸能人や大物経営者など著名人の方々も多く、現在では大阪 天六本店と北新地、京都祇園と名古屋の4店舗と焼き鳥は一切でない新業態の熊ノ花レや東京の中目黒にも展開しています。
今回はそんな注目の人気店の本店「熊の焼鳥106」に取材に行ってきました!
熊の焼鳥106
地下鉄「天神橋筋六丁目駅下車」徒歩1分。
地下鉄谷町線①番出口 徒歩30秒(小股で106歩)
堺筋線③,⑧番出口 徒歩1分(106m)
JR環状線天満駅下車 徒歩7分(106呼吸)
ー食べログよりー
106ばかり!!本当かな?笑
確かめてみたいですねヽ( ´ー`)ノ
少し歩くとレンガ通りという細い通りが現れます。
お店があるのはこの道をずっと奥に進んだ先。
レンガ通りを見つけられないとお店に辿り着けないので気をつけてください!
奥へ進むと、突然現れる間接照明に照らされたシックなお店。
ついにお目当ての「熊の焼鳥106」に到着です!
今回私たちは秘密の暗証番号を教えていただき、無事入店。
間違えて一般の方が扉を開こうとしても鍵がかかっており開きません。
会員のみしか入れないようになっている、この特別感にワクワクしますね♡
さて、ドキドキしながら扉を開けると、、、
シックでモダンな雰囲気の店内には、調理場を囲んでL字型に並ぶカウンターが10席と4名がけのテーブルが1つ。
「会員制」という響きから、静かで厳粛な雰囲気なのかと緊張していたのですが、扉の奥に広がっていたのは良い意味で想像を裏切る和やかでアットホームな空間でした(^^)♡
予約時間は基本12:00、16:00、18:00、20:30と枠が決まっており、メニューは皆同じコース。
時間になり全ての席のお客様が揃うと一斉にコースがスタートします。
食事の初めには、カウンターの中の大将より皆さんに向けて本日のコースの説明とご挨拶があり、まるでテーマパークでアトラクションに乗る直前のような高揚感からコースが始まります。
ちなみに店舗によって提供しているメニューは異なるため、今回ご紹介するのは天神橋筋六丁目の熊の焼鳥106でいただける内容です♪
コース10,000円
それでは、早速コースの内容をご紹介していきます(^^)
雲丹ムネ(雌ムネ/フレッシュ)
1品目から、あまりの美しさに感動のため息が出ます。
こちらは常温熟成という方法で甘みを引き出した雌ムネ肉に、栄養たっぷりのとろろと夏野菜、そして雲丹をのせた贅沢な一品。
下からしっかりと混ぜ合わせていただきます。
滑らかでたしかに甘みを感じるムネを、とろろとオクラのコンビがさらにまろやかに仕上げています。
雲丹の旨みとムネの甘み、そしてなにより口の中で混ざり合いとろける食感に一品目からしっかり舌と胃袋を掴まれました。
ももねぎ(雄もも/ミディアム)、丸ハツ(心臓/ミディアム)、みさき(ひねのお尻/ウェルダン)
串は順番にベストな状態で一本ずつ焼き上げられ提供されますが、今回は見やすくするため数本ずつまとめてご紹介していきます。
提供順は最後にご紹介しているので後ほどご参照ください♩
どこの焼き鳥屋でも必ずあるメニューだからこそ、より違いがわかりやすいももねぎ。
柔らかいももと甘くフレッシュなネギは、よくあるタレではなく塩や胡椒といったシンプルな味付けで素材の旨みを引き立てます。
ふんわりしっとりそしてシャキッと焼き上げられたももねぎは、シルプルだからこそ焼き鳥に対するプライドをしっかり感じる、気合の焼き鳥一品目でした。
鶏の心臓であるハツは、一羽から一つしかとれない希少な部位。
よく見かけるのは薄くスライスされたコリっという食感のものですが、この丸ハツというのは通常のハツに比べて脂がのっていて柔らかいのが特徴です。
シンプルに塩で味付けされた丸ハツは、臭みがなくジューシー、かつさっぱりといただける感動の焼き具合。
内臓系が好きな方はもちろん苦手な方にも、ここの丸ハツはぜひ一度挑戦してみていただきたいです(^^)
初めて食べる「みさき」という部位。
雄の尻尾は「ぼんじり」雌は「みさき」と呼び、区別する場合があるそうです。
雌はお尻の筋肉が発達しているため、ぼんじりのジューシーさに加えコリコリとした歯応えも楽しめるという魅力があります(*´-`)
こちらのみさきも、こんがりと焼き上げられた香ばしさにジューシーな脂と食感が楽しい、一本でさまざまな顔が楽しめる一品でした。
大根おろし
箸休めに、と提供された大根おろし。
お肉を中心とした品数の多いコース料理を最後で美味しくいただくために、嬉しい気遣いですね。
料理の合間に口の中をさっぱりとさせてくれます♩
白肝(白肝/フレッシュ)
センスが溢れるモダンな食器合わせに、金のスプーンが登場です。
蓋を開けると…キラキラと輝くキャビアが一面に敷き詰められています(*´꒳`*)
美味しいものを少しずつ贅沢に味わう、という言葉がぴったりなこちらの一品。
しっかりとした味に白肝のクリーミーでなめらかな舌触り、そして鼻から抜ける香り、ただただ全てが贅沢な味わい。
スプーンですくってちびちびといただくと、お酒がよく進みます♡
私の中で、死ぬまでにもう一度食べたい料理に認定されました。
鳥めし(もみじ・手羽先/スチーム)
女性で2〜3口サイズの鳥めし。
男性だと1口で食べている方もいるようなサイズ感です。
出汁がしっかりと染み込んだ鳥めしは、おこわのように仕上げられておりもっちもち。
噛むたびに優しく香る鶏出汁の香りを楽しんでいると、あっという間になくなってしまうのでお気をつけを。
究極鶏のタタキ(雌トロもも/超レア)
究極鶏という、この「熊の焼き鳥106」のみでしか味わうことのできない特別な鶏を存分に楽しめるタタキです。
この究極鶏というのは、通常の鶏より倍以上長い期間でじっくりと育成を行い、一番大きな鶏から順に鹿児島から直送しているそう。
鶏は飼育日数と餌でほとんどの味が決まると言われているためそこに着目して丁寧に育てられた、まさに究極の鶏です。
そのこだわりは、一口食べればしっかりと分かる美味しさに表れています。
香ばしく焼き上げられた皮と、柔らかくでも歯応えのある旨味が詰まった身に感動すること間違いなし。
こちらの料理は炭ではなく藁で焼き上げられています。
なんとも、藁の方がより表面をしっかり炙ることができ尚且つ食欲をそそる香りを付けられるとか。
そのままでも十分美味しいですが、横に添えられたゲランドの塩をつけていただくと鶏の甘みが引き立てられ、より一層究極鶏を楽しむことができます♩
シャ鳥ブリアン(ももフィレ/ミディアム)
こちらは究極鶏のももフィレを使った特別な焼き鳥です。
究極鶏を使用しているのはこの2品のみ。
このシャ鳥ブリアンは、大ぶりな身で焼き上げられていますが大体2口ほどでいただくのがオススメだそう。
大きな身を口の中に運びゆっくり味わっていると、噛めば噛むほど旨味が溢れ出してくるという驚きの焼鳥でした。
蒸つくね(せせり・軟骨/ウェルダン)
次はつくねと聞いていましたが登場したのは、せいろ。
しゅうまいや肉まんが入っているやつですよね…?
ここにつくね?と思っていたら…
なるほど、薄い皮に包まれたつくねが二つ並んでいます!
あまに薄く繊細な皮のため、私は上手く持ち上げられず旨味たっぷりの肉汁に逃げられてしまいました( ; ; )
小籠包のような楽しみ方がしたかったのにショック〜( ; ; )
口の中に入れると、蒸されたつくねは柔らかくほろほろっとくずれ噛み締めると肉汁の旨味が感じられる二度も三度も美味しい一品でした。
手羽(手羽中/ミディアム)、薬研なんこつ(胸骨/ウェルダン)
私の大好きな手羽先も登場です!!
この手羽先も柔らかくってジューシーでたまらない!
手羽先とともに配られたおしぼりでは、熊さんが食べ方をレクチャーしてくれています♡
食べ方の表現までもが愛くるしいですね…
薬研軟骨には、珍しい梅肉合わせ。
ここまでに結構ジューシーなものか登場していたため、ここで梅肉は本当に計算し尽くされているなと感動しました。
コリコリという食感と歯応えを楽しみながら梅肉でさっぱりといただきました♩
ネギトロ巻き(トロせせり/フレッシュ)
シャキシャキのネギとまるで魚のトロのように新鮮なトロせせり。
目の前で酢飯を混ぜている時から、良い香りがぷんぷん漂ってきて食欲をそそられていたのでワクワク。笑
目の前で海苔を炙りパリッとさせるところから一つ一つ丁寧に作られ、カウンター越しに直接渡されるシーンは迫力もありエンターテインメント性もバッチリ!
動画撮影必須です!笑
ネギの食感と鼻をツンと抜ける香り、そして初めて食べるトロせせりにやみつき。
このタイミングでのご飯ものをこんなに軽くいただけるのは、きっと試行錯誤を繰り返して編み出された究極のコース構成なのだろうなと感じました。
もずく(鶏冠/ミディアム)
口をさっぱりとフレッシュにしてくれるもずくには、鶏冠からとった出汁を使用。
このちょこんとしたサイズ感も程よいですね♡
はらみ(横隔膜/ミディアム)、金針菜
さて、いよいよ最後の串が登場です。
私の大好きなはらみ!
ジューシーでありながら全くくどくない、そして身がぎゅっとしまっていながらも柔らかい、なんとも見事な焼き具合。
こちらのお店では焼き鳥一本一本部位によって調理方法や火入れを細かく変えているため、その部位の旨みを一番引き出せるよう焼き上げられています。
金針菜というのは本萱草(ホンカンゾウ)という花のつぼみ。
たんぱく質、ビタミン、鉄分など多くのミネラルが含まれており、中国では体調不良を改善してくれる漢方食材としても親しまれているそうです。
初めて食べた感想としては、シャキシャキという食感が小気味良いうえに変なクセもなくさっぱりとしているので、普段焼き鳥の合間に注文する白ネギやししとうのような感覚で楽しめました♡
スープ(ガラ/ボイリング)
シンプルで味わい深いトリガラスープ。
鮮やかで美しい器が配られ、スタッフの方があつあつのスープを順に注いでまわってくださいます。
熊のたまごかけご飯(炭醤油/フレッシュ)
いよいよシメです。
熊の焼き鳥の代名詞とも言えるこちらのたまごかけご飯は、なんといってもこのオレンジ色に輝く卵が特徴的。
こちらは通常の卵黄ではなく、鶏の卵巣の中にある卵に成長する前の卵黄部分で成熟した雌からとれる希少な部位。
そして驚くのはなんとこの卵、指でつまめるんです!!
箸で割るのではなく、指でそっとつまみ一部を爪楊枝で優しくツンツンと刺して穴を開けます。
すると濃厚な卵黄がまるでソースのようにピューっと出てくるという初めての体験(°_°)!!
私じょにーのinstagramに動画を載せているのでご覧ください♩
自家製の燻製醤油がしっかり染み込んだご飯に、濃厚な卵。
この卵に合うよう試行錯誤を重ねた末にやっと生まれた、こだわりの自家製燻製醤油だそうです。
計算し尽くされた至極のたまごかけご飯は、むやみやたらにかき混ぜず、そのまま箸ですくっていただくのがおすすめ。
あまりに濃厚で深い味わいに驚くこと間違いなしです!
ぜひ、みなさんに食べていただきたい一品でした(^^)
大福アイス
デザートには、クリームチーズアイスとごまアイスが包まれた大福アイス。
個人的にごまアイスのしっかりしたごま感と甘さがツボで、ここまでのコースでちゃんとお腹いっぱいになったはずがもう一つ食べたいくらい美味しかったです♪
楽しい時間は、本当に驚くほど早く過ぎますね(´△`)
ドリンク
コースには飲み放題がついており、こちらのドリンクは全て飲み放題。
1杯目にはビールをいただきました。ゆるーい熊のキャラクターが描かれた、遊び心のある可愛いグラスにクスリと笑みが溢れます。
ちなみに私のおすすめはこちら。
もともと記事に載せる予定ではなかったため、写真を撮る前に少し飲んでしまったのですが…笑
こんなにもミルクをしっかり感じる濃厚なヨーグルト酒は初めて!
女性に大人気なようで、他のお客様もソーダ割りやロックなどで注文されていました(*´∇`*)
裏面には追加で注文可能な有料メニューもありますよ♪
めっちゃ高いジュース(1,000円)って一体なんのジュースなんでしょう。笑
えぇ梅酒(300円)も気になりますね…。
至る所に店主の遊び心が感じられるメニューに、会話も盛り上がります(^^)
コース内容(提供順)
雲丹ムネ(雌ムネ/フレッシュ)
ももねぎ(雄もも/ミディアム)
白肝(白肝/フレッシュ)
鳥めし(もみじ・手羽先/スチーム)
丸ハツ(心臓/ミディアム)
大根おろし
究極鶏のタタキ(雌トロもも/超レア)
みさき(ひねのお尻/ウェルダン)
シャ鳥ブリアン(ももフィレ/ミディアム)
蒸つくね(せせり・軟骨/ウェルダン)
手羽(手羽中/ミディアム)
ネギトロ巻き(トロせせり/フレッシュ)
薬研なんこつ(胸骨/ウェルダン)
★金針菜
もずく(鶏冠/ミディアム)
はらみ(横隔膜/ミディアム)
スープ(ガラ/ボイリング)
熊のたまごかけご飯(炭醤油/フレッシュ)
★大福アイス
★=コースメニューに記載されていないが提供されたもの
会員になるには
気になるのは、どうしたら会員になれるのか。
会員になるためには「熊の焼鳥」公式アプリのインストールが必要です。
アプリから会員登録する場合、入会金は以下の通りです。
・ビギナー会員(税込6,600円)
「106」以外の入会した店舗のみで会員として利用可能
・ゴールド会員(税込13,200円)
「106」以外の全店でゴールド会員として利用可能
・ブラック会員(税込66,000円)
「106」を含めた熊グループ全店でブラック会員として利用可能
※年会費はいずれも税込3,300円。(取材日時点)
改めて、熊の焼鳥は現在4店舗展開していますが店舗によって提供しているメニューはさまざまです。
そして本店である「106」を利用するには、ブラック会員の入会費(税込66,000円)と年会費(3,300円)を払った上で、予約枠を獲得する必要があるということ。
特に「106」の店舗は2021年6/1より完全会員制になったため、これまでの会員優先制だった頃に非会員で予約が取れていた方でも、今では会員以外は確実に予約できないので要注意。
そしてなんと、実はグッとお得にブラック会員になる方法が一つあるんです。
それは、現会員の方に紹介してもらうこと。
会員の方と一緒に「熊の焼鳥106」で食事を楽しんでいただき、スタッフの方に入会希望を伝えるとなんと66,000円の入会金が、55,000円になるんです!!
11,000円の割引は大きすぎます…。
まとめ
いかがでしたか?
これだけハードルが高く思われる入会条件であっても、なんと現時点で2ヶ月先までは全ての予約枠が埋まってしまっているそう。
それもそのはず、味・雰囲気・サービス・パフォーマンス全てに太鼓判を押せる特別な空間。
きっとこの場所では、毎晩毎時間いろんな方にとって忘れられない素敵な思い出が作り出されているのだろうなと感じました。
一度訪れると、こんな素敵なお店があるよと自身もまた大切な人を連れてきたくなる特別なお店です。
ぜひ一度大切な方と訪れてみてはいかがでしょうか?
熊の焼鳥106
大阪市北区天神橋6-3-26 レンガ通り
地下鉄「天神橋筋六丁目駅下車」徒歩1分
12:00~
06-6353-6330
無し
食べログ