5月30日(水)~6月4日(月)※最終日は午後6時閉場
阪急うめだ本店9階にて、「ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展」を開催【展示販売・入場無料】
■ スタジオジブリ作品にも参画したアーティストの50年の歩みがここに
画業50年、心の景色< イバラード> を描き、古希を迎えた井上直久。その発想を育んでくれた茨木もまた記念すべき市制施行70周年。郷土への感謝と共に、秘蔵の初期作をはじめ立体・陶彫、スケッチや映画「耳をすませば」( スタジオジブリ) などの関連作品、未発表作品から最新の大作に至るまで一堂に展示いたします。
■「イバラード」とは
―架空の幻想世界ではなく、今も目の前に広がる現実世界―
日常の傍らにある当たり前の景色を「イバラード」と呼ぶことで、周りのすべてのものがキラキラと光りだし、この世は驚きと喜びに満ちていることに気付かされます。空の色や風の音、いつもの帰り道、何気ない日常に隠れている素敵なものがあふれ出し、そこに奇跡を見ることができるのです。すべての人にある、 あたたかく懐かしい景色をどうぞご覧ください。
『古き良き友』60P
『イバラード 人形師の店 2018May』15変形
■スタジオジブリ作品「耳をすませば」の背景、 美術制作の参加や中学校の教科書にも
1995年、映画「耳をすませば」(スタジオジブリ作品)の背景美術制作を担当。「耳をすませば」の制作準備前、宮崎駿氏が井上直久の東京での個展にふらっと訪れたことがきっかけで、制作に参加。 「イバラード」が主人公の月島雫が生み出す空想物語の世界の元になる。以降、2006年に宮崎駿氏が監督を務め、三鷹の森ジブリ美術館でしか上映されていない短編映画「星をかった日」への原作提供など、様々な形でスタジオジブリとのコラボーレーションや協力を行う。また、2004年より中学校教科書、国語(教育出版)・美術(光村図書、日本文教出版刊)に採用される。偶然の形や色から発想し、 描かれる空想の世界の代表的な作家として作品とその描き方が紹介される。
『耳をすませば』参考作品(スタジオジブリ作品)
『美術2・3』日本文教出版刊
■ 出品予定作品
『丘の店』50F
『覆われていたもの』40M
『ケルトの里にて』4F
『ラピュタ売り』8F
■ スペシャルイベント
福岡洋一茨木市長×井上直久 トークショー
市制70周年を迎えた茨木市とのコラボレートイベントを開催!
福岡洋一茨木市長が、茨木市制施行70周年記念事業として応援に来場!
井上直久先生、福岡洋一茨木市長、茨木市観光特任大使 いばらき童子がお客様をお迎え。その後「イバラード」の世界観や、茨木市の魅力、未来をお話いただきます。
◎5月30日(水)午前10時~(約30分)※参加無料 予約不要
◎9階 阪急うめだギャラリー